前回はXiaomiのワイヤレスイヤホンを紹介しました。
今回はXiaomi系列のYi Technology (Xiaoyi)のドライブレコーダー(ドラレコ, 車載カメラ)を紹介したいと思います。
今回紹介するドラレコYi Compact Dashcamは海外通販のCafagoから提供していただきました。
実はこの製品を入手したのは結構前で、この製品は残念ならがCafagoでは売り切れとなっていました。
他のモデルをCafagoから買ってみたいという方は下記を参照してみてください。
Yi Technologyについて
Yi Technologyは中国の会社でカメラ関係のデバイスを開発・発売をしています。公式サイトは下記になります。
最近では日本に進出しているようで日本語のサイトも用意されています。
Yi Technologyは以前はスマートフォンで有名なXiaomiの支援を受けていたため「Xiaoyi」というブランドも用いていました。
しかし、最近ではXiaomiから独立を強め、独自の「Yi」というブランド名で製品展開を進めています。ただし、Xiaomiは依然として大株主のようなのでXiaomi系列の会社と言っても良さそうです。
Yi Compact Dashcam
今回入手したのはベーシックな車載カメラでYi Compact Dashcamという名称になっています。
Yiからは既に後継製品の「Yi Smart Dashcam」が発売されています。
日本のAmazonでも可能なので、いま買うならこちらがお勧めです。
Yiの製品には中国語版と国際版(英語版)があり、私が入手したYi Compact Dashcamは中国語版でした。
Cafagoから送ってもらったYi Compact Dashcamは緩衝材の着いた封筒に入って送られてきました。中華通販ではおなじみの梱包です。
この封筒を開けてみるとパッケージが緩衝材に包まれていました。
中華通販では製品パッケージはむき出しのことが多いので、このように保護されているのはかなり珍しいです。
この緩衝材をとるとパッケージが出てきます。
正面と背面をスキャナでスキャンしてみました。
正面はYiのロゴなどがあるだけでシンプルな物です。この辺はXiaomiっぽいです。
背面にはスペックが書かれています。
このスペックでは撮影できるビデオは1980×1080の30fpsと1280×720の60fpsになっています。後継のYi Smart Dashcamだと1980×1080の60fpsに対応しているので、ここはちょっと残念です。
ちなみにレンズの画角もこの製品は130度で、Yi Smart Dashcamは165度になっています。
パッケージの赤い部分は帯になっています。この帯を外してパッケージを開けるとカメラが出てきます。
カメラの下には付属品などが入っています。内容物を取り出したのが下の写真です。
左側の上段から
- Yi Compact Dashcam本体
- お礼のカード
- 取扱説明書
右側の上段から
- microUSBケーブル
- マウントブラケット
- シガーソケットUSBチャージャー
となります。
Yi Compact Dashcamの詳細
それではパッケージの中身をチェックしていきます。
Yi Compact Dashcam本体
私が入手したのはブラックモデルです。入手したときにはレンズ部分に保護シールが貼られていたのですが、剥がしてから撮影しています。
レンズ部分にはレンズのスペックが書かれており、やはり画角は130度のようです。
レンズの右下の穴はマイクの穴です。
裏側はディスプレイとボタンが設けられています。
ボタンは左から
- 緊急録画ボタン
- 撮影ボタン
- 再生ボタン
- 設定・電源ボタン
となります。
またその右隣にはLEDがあり、左側が動作状態を表し、右側が電源状態を表します。
上部にはマウントブラケットを接続するためのくぼみがあります。
上部の網状の部分はスピーカーと放熱穴となっています。
底面部分には型番などが記載されているシールがあります。
この製品の型番「YCS 1216」になるようです。
側面にはmicroSDカードスロットがあります。
対応しているmicroSDカードは8~64GBです。クラス10以上のカードを使うように説明書には記載されています。
反対側の側面には電力を供給するためのmicroUSBポートがあります。
また、microUSBポートの下にはリセットするための穴があります。Yi Compact Dashcamがおかしな状態になったら、ヘアピンなどでリセットすることができます。
マウントブラケット
Yi Compact Dashcamをフロントガラスに固定するためのブラケットです。
フロントガラスに貼り付ける面には3Mの両面テープがあらかじめついています。
Yi Compact Dashcamと接続するときには、マウントブラケットの下の部分の突起をYi Compact Dashcamのくぼみに差し込みスライドさせます。
ブラケットは角度を調整することができます。天井に固定するならこのように接着面を水平に近い状態にします。
フロントガラスに固定する場合はこのように接着面を立てると良いでしょう。
シガーソケットUSBチャージャー
車のシガーソケットに挿入し、USB電源を取得するための物です。
USBポートが一つあるので、こことYi Compact Dashcamの間をUSBケーブルでつなげば、Yi Compact Dashcamに電源を供給することができます。
microUSBケーブル
先ほど紹介したシガーソケットUSBチャージャーとYi Compact Dashcamを接続するための物です。
長さは3.5mなので十分なはずです。
microUSBコネクタ側はL字型なので、Yi Compact Dashcamに接続したときに横に飛び出しません。
取扱説明書
取扱説明書はすべて中国語です。
解読するにはスマホのGoogle翻訳アプリを使いましょう。
お礼カード
このカードにはYi Technology関係のSNSアカウントが記載されています。
いずれも中国語だと思うのであまり役に立つ情報ではありません。
まとめ
今回は中華ドラレコのYi Compact Dashcamを入手したことを紹介しました。
実は入手したのは2年前なので既に後継製品であるYi Samrt Dashcamが発売されていますが、せっかくなのでこのYi Compact Dashcamを使って見ることにしました。
Xiaomiの関連会社と言うことでカメラの造りやパッケージングは問題なさそうです。
次回はこのドラレコをテストしてみたいと思います。
コメント