前回はPC用のマウスの紹介をしましたが、今回からは話題を変えて海外用のプリペイドSIMカードの紹介です。
今回からは先日の旅行で大活躍したローミング対応SIMを紹介したいと思います。
ローミング対応SIM
海外でモバイルインターネットをする際に最もコストパフォーマンスが良いのは一般的には現地のSIMカードを購入することです。
このブログでも多くの国でSIMカードを買ってきました。
しかしここ数年で広がっているのが複数の国で使えるローミング対応SIMです。
ローミング対応SIMは発行したキャリアが、そのキャリアの本国以外で使うことを想定したSIMで、多くの場合はある程度のデータ通信量が付属してます。
元々はキャリアの本国の国民が海外旅行に行く際に利用できるように開発された商品だと思いますが、ネット通販などで日本でも簡単に買えるようになりました。
私もヨーロッパ周遊用にイギリスのThreeというキャリアのプリペイドSIMカードを利用したことがあります。
また、データ通信については制限がいろいろあるもののHanaCellというローミング対応SIMを利用したこともあります。
TrueMoveのTravel SIM World
2019年のゴールデンウィークに韓国・ソウルを経由してヨーロッパに行く旅程があったので、ローミング対応SIMを使ってみようと思いました。
ヨーロッパ・アジア周遊用途では定番なのがタイのキャリアであるAISの「Sim2Fly」です。
私もSim2Flyを使おうと思ったのですが、探しているうちに見つけたのが同じくタイのキャリアであるTrueMoveの「Travel SIM World」です。
元々はタイ居住者が海外旅行をする際に使うためのSIMカードなのですが、日本でもAmazonなどの通販で入手できれば問題なく使用可能です。
残念ながら2019年7月時点ではAmazonで入手不可能となってしまいましたが、私はこのSIMカードを2000円で購入することができました。Sim2Flyの3分の2という価格でかなりお買い得度が高かったです。
販売が止まっているのは、おそらくデータ通信量4GBのTravel SIM Worldは販売終了したからだと思います。
現在は6GBの通信が可能になっているので、まもなく6GB版が発売されると期待しています。
公式サイトは下記になります。
このWebページの右下の「Travel SIM」というのがTravel SIMの説明へのリンクです。
Travel SIM Worldの部分をピックアップすると次のようになります。
日本語で記載すると次のようになります。
- 価格: 899バーツ (約3300円)
- データ容量: 6GB
- 有効期間: 15日間
- 利用可能地域
- ヨーロッパ: ギリシャ, ブルガリア, フィンランド, ウクライナ, ラトビア, スロベニア, アルバニア, ノルウェー, ドイツ, リトアニア, スイス, アイスランド, ポルトガル, マルタ, ロシア, スウェーデン, オーストリア, アイルランド, デンマーク, オランダ, フランス, ルーマニア, スペイン, チェコ, イギリス, エストニア, ルクセンブルグ, スロバキア, イタリア, ハンガリー
- アジア: 台湾, インド, カンボジア, 中国 (チベットを含む), フィリピン, インドネシア, 日本, ベトナム, マカオ, 香港, 韓国, ブルネイ, ミャンマー, マレーシア, シンガポール
- オセアニア: オーストラリア, ニュージーランド
- 北中米: カナダ, アメリカ (ハワイを含む)
- 中東: カタール, イスラエル, トルコ
- アフリカ: ガーナ, 南アフリカ
私が購入したときにはデータ通信量が4GBでしたが、最新のTravel SIM World では6GBになっています。
このSIMのうれしいところはアジアとヨーロッパのカバー国が多いところです。
ヨーロッパに向かう際に、中国や韓国などの経由便を使う方も多いと思います。そのようなときにこのSIMを買っておくと、経由地でも目的地でもそのまま利用できるというわけです。
TrueMove Travel SIM Worldの入手
上記で紹介したように私はTrueMove Travel SIM WorldをAmazonで入手しました。
当時の価格は在庫処分だったのか2000円という格安プライスでした。
販売業者は国内の会社なので、注文してから数日で配送が行われました。ゆうパケットでの配送です。
中身は取扱説明書とSIMカードです。SIMカードはエアキャップで保護されていました。
SIMカードはクレジットカードの半分サイズの台紙に固定されています。
SIMカードのサイズは標準・マイクロ・ナノの3サイズ対応なので、どのスマートフォンでも利用できます。
デザインはタイ国内向けの通常のTrueMoveのSIMカードと同じです。タイ国内向けのTrueMoveのSIMカードを持っている方はわかるように印をつけておくと良いでしょう。
説明書はシンプルですが、必要十分な記述がされています。
ローミングで利用するのが前提なので、スマートフォンの設定で「データローミング」をオンにするのがポイントです。
また、説明書の他に対応国一覧もついてきました。
ただ、対応国は随時更新されるようなので、公式サイトから情報入手すると良いでしょう。
まとめ
今回はタイのTrueMoveのローミング対応SIMであるTravel SIM Worldを入手したことを紹介しました。
このSIMカードはアジア・ヨーロッパを中心に50ヶ国以上でデータ通信が可能なプリペイドSIMカードです。
15日間で4GBのデータ通信(最新版では6GBのデータ通信)ができるので、アジア経由でヨーロッパを周遊する旅行者に最適なSIMカードだと思います。
次回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
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