中華タブレットTeclast X98 Plus IIで遊ぶ その10: Androidの初期化とセットアップ

マニュアル

前回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIのAndroid側の初期状態を紹介しました。

ストレージ等は余裕があるものの「机主」という謎のユーザがあったり、アプリのインストールができなかったりという問題があったので初期化が必要であることを紹介しました。

今回はTeclast X98 Plus IIのAndroidを利用するために初期化とセットアップを行いたいと思います。

今回使用しているTeclast X98 Plus IIは海外通販サイトGearBestから提供していただきました。

私が使用したTeclast X98 Plus IIは販売終了となっていますが、CPUをAtom X5-Z8350にリニューアルしたTeclast X98 Plus IIはGearBestで21499円(2018/02/09時点で)で販売しています。

GearBestで購入に挑戦しようという方は下記を参照してみてください。

今回は香港・中国の通販サイトであるGearBestの使い方について紹介します。 GearBestはAliExpressよりもサイトが使いやすく簡単な英語がわかれば注文することができます。中国ブランドのタブレットやスマホを安く入手したい場合は有力な選択肢となるでしょう。

ファクトリーリセット

Androidを工場出荷時に状態に戻す機能はAndroidに標準で付属しています。

「Settings」から「Back & reset」を選択します。

Backup & resetメニュー

次の画面では「Factory data reset」を選択します。

Factory data resetメニュー

するとデータが消えるけどよいか、という確認が表示されます。今回はすべてのデータを消すのが目的なのでひるまずに「RESET TABLET」を選択します。

データ消去の確認

さらに「本当に消してよいか」と確認してくるのでここでも「ERASE EVERYTHING」を選択します。

データ消去の再確認

これでようやくファクトリーリセットを開始します。

再起動

ファクトリーリセットを実行するとTeclast X98 Plus IIは2回再起動します。

1回目の再起動後には画面にドロイド君のアイコンが表示され、データの消去が行われます。

そして自動的に再起動して、Teclastのロゴが数分表示されてから、Androidの初期設定画面が表示されます。

私が試した限りでは、再起動の時には自動的にAndroid側で起動するようになっていたので、ファクトリーリセットを実行したらそのまま数分放置しておけばよいはずです。

初期設定

ファクトリーリセット実施して2回目の再起動後、しばらく待っていると初期設定画面になります。

Androidの普通の初期設定画面なのですが、画面をしめつつ簡単に紹介します。

まず最初は中国語で歓迎画面が表示されます。

中国語のセットアップ画面

この画面で真ん中の言語の部分を上にスワイプしてスクロールし続けると「日本語」がありますので、日本語を真ん中にした状態で「右矢印」を選択します。

日本語のセットアップ画面

次はWi-Fiの設定です。自宅のアクセスポイントを選択します。

Wi-Fiアクセスポイントの選択

パスワードを入力して「接続」を選ぶとWi-Fiに接続します。WPSによる接続は見つかりませんでした。

Wi-Fiパスワードの入力

Wi-Fiが無事につながるとGoogleアカウントの設定になります。Googleアカウントを持っている場合はメールアドレスを入力して「次へ」を選択します。

Googleアカウントのメールアドレスの入力

正しいメールアドレスを入力するとパスワード入力の画面になるのでパスワードを入力して「次へ」を選択します。

Googleアカウントのパスワードの入力

二段階認証を有効にしている場合は認証コードの入力が必要です。Anrdoidアプリなどで認証コードを取得して入力します。

二段階認証コードの入力

認証に成功するとGoogleアカウントをTeclast X98 Plus IIに追加してよいかどうか聞かれるので「はい」を選択します。

アカウント登録の確認

Googleアカウントでアプリやデータをバックアップする設定にしていると、バックアップしていたデータをTeclast X98 Plus IIに戻すかどうかを選択できます。

バックアップの復元元の選択

私の場合はTeclast X98 Plus IIはあくまでもサブ用途のタブレットなので、メインで使っているスマホとは別の環境としてセットアップしたいと考えましたので「新しい端末としてセットアップ」を選択しました。

新し端末としてセットアップ

「バックアップからの復元」が「新しい端末としてセットアップ」となったことを確認したら「次へ」を選択します。

バックアップを復元しない設定

次はタブレット(画面では携帯電話となっていますが)の画面ロックの設定です。画面ロックの設定をしなくてもセットアップを進めることができますが、今回はちゃんとセットアップすることにしました。

画面ロックの設定

画面ロックの設定では、ロックの解除方法を選択します。今回は数値を入れてロックを解除する「PIN」を選択しました。

画面ロックの方法を選択

解除方法として「PIN」を選択すると、使用したいPINを入力したい画面になります。PINは確認のため2回入力する必要があります。

PINの設定

PINの設定が完了すると、次はロック画面に表示する情報を選択します。ロック画面を見る人が自分しかいない場合は一番上の選択肢でよいと思いますが、ほかの人に見られてはまずい通知がある場合は2番目か3番目の選択肢にしておきましょう。

ロック画面での通知の選択

最後にGoogleサービスの設定を行います。Googleに提供する情報が多くなればそれだけ便利に使えますが、プライバシーを気にする方は適宜オフにしておきましょう。

Googleサービスの設定

以上でセットアップの完了です。ホーム画面が使い方とともに表示されますので、使い方を確認したら右下の「OK」を選択しましょう。

ホーム画面

セットアップ後の状態

さてようやくファクトリリセットとセットアップが終わったので、ファクトリ^リセット前の状態とどう違うのかを比較したいと思います。

ファクトリーリセット前の詳細な状態については前回を参考してください。

今回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIのAndroid側の初期状態を紹介します。いかにも中華タブレットっぽいところはいくつかありますが、変にカスタマイズせずに素のAndroidに近いのは良い感じです。内臓ストレージに余裕があるのもAndroid側を使おうという気にさせます。
  • 謎のアカウント「机主」
    これは一番気になっていたことです。ファクトリーリセット後にこのアカウントはなくなり、アカウントはセットアップ時に設定した自分のGoogleアカウントのみになります。
  • ホームスクリーン・アプリ一覧
    ファクトリーリセット前と同一です。謎の中華アプリもそのままです。
    中華アプリは出荷時に誰かが入れたというわけではなく、Teclast X98 Plus IIにプリインストールされていたということです。
  • 設定メニューの「開発者向けオプション(Developer options)」
    ファクトリーリセット後も有効になっていました(何もしなくても設定メニューに含まれていました)。
    通常のAndroidなら開発者向けオプションは隠しメニューになっていて、表示するためにはちょっとした操作が必要なのですが、最初から開発者向けオプションが表示されているとは、そもそも製品が開発者向けということでしょうか。さすが中華タブレットです。
  • ストレージの空き容量
    15.71GBでした。これはファクトリーリセット前とほぼ同じです。
  • ルート化状況
    adb shellで接続して「su」を実行するとルートに切り替えることができました。しかし、Root Checkerアプリではルート化されていないと表示されます。
    これはファクトリーリセット前の状況と同じです。
  • アプリのインストール
    ファクトリーリセット前は、Google Playにはアクセスできるもののアプリをインストールしようとするとエラーになってしまいました。
    しかし、ファクトリーリセット後は普通にGoogle Playからアプリをインストールすることができました。

まとめると違いは「謎のユーザ机主がなくなった」「アプリインストール時のエラーがなくなった」の2点のみです。この2点はかなり気になっていたので、ファクトリーリセットはやってよかったと思っています。

2018/02/10時点で最安値はBanggoodの185.99ドル、次点はGearBestの189.99ドル!

まとめ

今回は中華タブレットTeclast X98 Plus IIのAndroidを初期化してみました。

ファクトリーリセットしてみると、入手時にすでに作られていたアカウントが消え、アプリのインストールエラーも解消して快適な状態になりました。やはり中華タブレットは入手したら初期化する、というのが定石なような気がします。