前回は購入したmobifoneのプリペイドSIMをセットアップしたところまで紹介しました。
しかしインターネットに接続して利用するためにはデータパッケージを購入するのが現実的です。
今回はデータパッケージについて紹介したいと思います。
データパッケージの種類
mobifoneには英語のWebページがあって「Mobile Internet」についても英語のページがあります。
データパッケージの種類は「Tariff」で見ることができます。
2012年10月現在は下記のようになっています。
大体見方は分かると思います。
- Usage Period: 使用できる期間
- Subscription fee: 料金(ベトナムドン)
- Free capacity: パッケージに含まれるデータ通信量
- Excessive data charge: 規定のデータ量を超えた後の料金
- Chargin method: 課金単位(あまり気にすることはありません)
例えば、「M25」というデータパッケージなら、期間30日、25,000VND、上限120MBとなり、120MBを超えた分は1KBあたり0.5VNDとなります。
いずれもデータ通信の最高速度は7.2Mbpsと記載されています。
ただし「MIU」には注意書きがあって、400MB間では7.2Mbpsで、それ以降は速度制限がかかり”Normal Speed”になるとかかれています(“Normal Speed”がどのくらいの速さなのかは不明)。
以前は2Gと3Gでデータパッケージが別々だったという話もありましたが、少なくてもmobifoneのWebページにはそのような記述は発見できませんでした。おそらく共通化されたのだと思います。
データパッケージの選択
初めての場合は迷いますが、何度か海外でプリペイドSIMを使っていると、大体自分がどれくらい使うか分かってきます。私の場合は1週間で500MBあれば大体大丈夫という感覚です。
今回は4日程度の滞在なので「M50」か「D7」か「MIU」というところです。今回は「MIU」で行くことにしました。40,000VNDなので160円程度です。
そう考えると、mobifoneのプリペイドSIMカードの初期残高(50,000VNDで十分で、リチャージは不要だった気がします・・・
データパッケージの設定
データパッケージにはSMSを使用します。なお、SMSの設定にもお金がかかります(といっても1通200VNDです)ので、ぎりぎりの残高とならないようにちょっと余裕を持っておきましょう。
サービスへの登録
まずデータ通信サービスをONにするために「999」に「DATA ON」とだけ書いたSMSを送信します。これで
これでデータ通信サービスがONになります。
データパッケージの登録
次にデータパッケージに登録するために、「999」に「DK DATA 申し込みたいパッケージ名」を送信します。例えば「MIU」に申し込む場合は「DK DATA MIU」になります(“DK DATA”ではなく、単に”DK”としても良いようです)。
MIUパッケージの説明が送られてきます。これで間違いなければ「999」に「Y」を送信します。
これで完了です。
データパッケージのステータス確認
データ通信量に上限があるデータパッケージだとどれくらい通信できるのか気になるところです。MIUの場合も400MB超えるとスピード制限がかかるので気になります。
ステータス確認のためには「999」に「CHECK DATA」を送信します。
この例では、返信には「MIUを使用中、残り219MB、使用可能期間 2012/09/15~2012/10/15」と書かれています。
データパッケージの停止
期間が30日であるデータパッケージは期間が終わると自動更新されます。確認してないので分かりませんが、たぶん日本にいてもプリペイドSIMカードが有効である限り、30日ごとに残高が減っていくことになります。
プリペイドSIMカードが使い捨てならばそれでも問題ないと思いますが、近いうちにベトナムを再訪する予定がある方はデータパッケージを中断しておきましょう。
中断するためには「999」に「DATA OFF」を送信します。
まとめ
今回はmobifoneのプリペイドSIMカードのデータパッケージについて説明しました。
ベトナムの物価が安いというのもありますが、日本人から見るとかなり安価に3Gによるデータ通信ができるのがわかります。
次回はmobifoneのプリペイドSIMカードの実際の使い勝手について紹介します。
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