前回はタシュケントのUcellのオフィスでプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
アクティベーション
Ucellの場合、外国人がプリペイドSIMカードを購入できるのは限られた店舗だけです。
その為、プリペイドSIMカードを購入した際のアクティベーションは店員さんが行ってくれます。自分で行う必要はありません。
アクティベーションに成功すると、次のようなSMSが次々と送られてきます。
ウズベク語だと思うのですがGoogle翻訳でもうまく翻訳できずさっぱり判りません。
とりあえず3通目には「90」と書いてあるので90日間有効になったのだと思います。
TOP UP(リチャージ)
プリペイドSIMカードを利用するにはTOP UP(リチャージ)で残高を追加しなければいけません。
通常はプリペイドSIMカードの購入時にTOP UPすると思いますが、購入後に後からTOP UPすることもできます。ついでなので両方紹介しておきます。
ウズベキスタンでプリペイドSIMを使う場合は「ドル」と「スム」が混在するので注意が必要です。
インターネットパッケーや通話料などはドルで価格が決まっているようです。しかし、支払いは公定レートで計算したスムとなります(したがってスムでの価格は毎日変動します)。
購入時のTOP UP
プリペイドSIMカードを購入するときに店員さんにいくら残高が必要か聞かれるはずです。そこで必要な金額をドルで伝えると、ドルをその日の公定レートで換算したスムでの金額を支払います。
私の場合は15ドルのTOP UPを希望したところ、45000スムの支払いでした。
支払いを終えると店員さんがその残高を有効にしてくれ、次のようなSMSが送られてきます。
翻訳してみると、
- 2016/10/15 09:43:27に45000.00スム (14.769352) をTOP UPが完了
- 現在の残高は 14.401144ドル
ということのようです。TOP UPした金額と残高の差である0.368208ドルはSIMカードの費用なのだと思います。
追加のTOP UP
プリペイドSIMカードを使用していて通話やデータ通信を行っていると、残高が減ってきます。
残高が減ると次のようなSMSが送られてきます。
このSMSでは残高が1ドルを切ったことを警告しています。
TOP UP(ウズベキスタンではRefill)をするためには、Paynetというシステム(?)があるところに行く必要があります。このPaynetと言うのは街の至る所にあるので簡単に見つけることができると思います。
Paynetのあるお店で、TOP UPしたい金額(スム)と自分の電話番号を伝えるとTOP UPすることができます。
TOP UPに成功すると次のようなSMSが送られてきて新しい残高がわかります。
この例では20000スム(6.52454ドル相当)をTOP UPし、残高が6.488184ドルになったことを示しています。
メッセージの英語化
上記で示したSMSの例でお気づきかもしれませんが、Ucellでは使用する言語を英語に変更することができます。
ウズベク語はかなり難解なので、プリペイドSIMカードを買ったらすぐに英語に切り替えることをおすすめします。
英語への切り替えは「*220*2*2#」です。
成功すると次のようなメッセージが画面に表示されます。
私はこれを忘れていて結構苦労しました。
まとめ
今回はウズベキスタンUcellのプリペイドSIMカードの初期設定とTOP UPの仕方を紹介しました。
色々書きましたが、UcellのプリペイドSIMは必ずUcellの店舗で購入することになるので、初期設定はすべて店員さんが行ってくれます。実際に自分で行う必要があるのはメッセージの英語化だけだと思います。
次回はUcellでデータ通信を行うための設定を紹介します。
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