前回はイギリスのO2のプリペイドSIMカードを使えるようになるまで紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードのステータス確認方法と通信速度について紹介します。
自分の電話番号確認
自分の電話番号はプリペイドSIMカードがついていた台紙(クレジットカード大のカード)に記載されています。しかし自分のスマートフォンでも調べることができます。
「2020」に「NUMBER」という内容のSMSを送信すると、自分の電話番号が記載されたSMSが返信されてきます。
残高確認
残高確認は「*#10#」に発信することによって行います。
この番号に発信すると画面に残高が表示されます。
私の場合は15ポンド用Big Bundleパッケージを買って15ポンドしかTOP UPしていないので、残高はゼロです。
一部のプリペイドSIMカードでは残高ゼロだと全く使えなくなってしまうこともありますが、イギリスのO2の場合は問題ありません。Big Bundleパッケージにデータ通信だけでなく通話やSMSも含まれており残高0でも普通に使用可能です。ただ国際電話はBig Bundleパッケージに含まれていないので、相応の残高がないとかけることができません。
データ通信量確認
インターネット通信目的でプリペイドSIMカードを購入した場合に気になるのはデータ通信量です。今回は1GBまで通信可能のパッケージですので、滞在中は合計1GB以下に抑える必要があります。
データ通信量を確認するためには「20202」に「BALANCE」という内容のSMSを送信することで行います。
このSMSではデータ通信量として660MB残っていることがわかります。またSMSが2000通送れること、198分の通話が可能なこともわかります。
有効期限確認
Big Bundleパッケージの有効期限は1ヶ月です。
何日まで利用可能なのかはデータ通信量を確認するSMSに記載されています。上記の例では9月8日まで利用可能になっています(before 09 Sepなので9月9日は含みません)。
データ通信速度
データ通信速度はSpeedtest.netというソフトで測定を行いました。いずれも測定はアンテナアイコンに「H」が表示されているときに行っています。
1回目ロンドン・国会議事堂周辺
ロンドンの国会議事堂とウェストミンスター寺院の間あたりで測定してみました。アンテナはすべて立っていましたが、周りは観光客がたくさんいる状態です。
通信は安定しております。また速度的にも3Gとしては十分です。
2回目エジンバラ・エジンバラ駅付近
2回目の測定はスコットランドの都市・エジンバラです。こちらもアンテナはすべて立っていますが、周囲には多くの人がいました。
1回目より若干スピードが落ちています。電波状況がよいならばもう少し頑張ってほしいところです。
3回目ロンドン・スタンステッド空港
三回目の測定はロンドンとケンブリッジの間にあるスタンステッド空港です。ロンドンからは結構離れています。
この時はアンテナが2本かけており、やや不利な条件です。
信号が弱い分だけスピードも落ちています。これくらいだと使用していて不満を感じるかもしれません。
テザリング
イギリス滞在中にテザリングを試してみたところ、全く問題なく行うことができました。
どうやらキャリア(O2)側ではテザリングに関する制限は設けていないようです。テザリングができない場合はスマートフォン側の問題だと思います。
まとめ
今回はイギリスのO2のプリペイドSIMカードでのステータス確認方法と通信速度を紹介しました。
残高確認等は簡単ですし、何よりもメッセージが英語なので理解でしやすいのが助かります(イギリスのプリペイドSIMカードなので当然ですが)。
次回はO2のサービスエリアとLTEについて紹介したいと思います。ここまでは非常に順調だったのですが、使ってみたところかなり困る局面も出てきました。
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