次のアラブ首長国連邦編は下記になります。
ドバイ国際空港では無料でSIMが入手できるようになったので、是非参考にしてみてください。
前回はアラブ首長国連邦(UAE)のduのプリペイドSIMカードの使い方を紹介しました。
今回は通信速度など実際にドバイとアブダビで使ってみた状況を紹介したいと思います。
データ通信速度
データ通信速度はspeednet.netというソフトで測定を行いました。測定はアンテナアイコンがすべて立っているタイミングを狙って行いました。
1回目: ドバイ国際空港のターミナルT
1回目の測定はプリペイドSIMカードをドバイ国際空港で購入した直後に行いました。回線の状態は3.5G(HSPA)です。
3Gとしてはまずまずというところです。これくらい出ていればWebブラウジング用途では特に問題を感じないはずです。
2回目: ドバイモール
2回目の測定はドバイの観光名所の一つであるドバイモールです。こちらも回線の状態はHSPAです。
ドバイ国際空港とほぼ変わらない状況です。人が多いところだけあって速度の低下も心配されましたが、この時はそれほど影響がありませんでした。
2回しか測定しなかったので断言はできませんが、duの通信品質は安定している可能性が高そうです。
サービスエリア
今回はドバイとアブダビに滞在しました。アラブ首長国連邦(UAE)の二大都市だけあって、この二つの都市にいる館は常に3Gで通信することができました。ドバイの地下鉄ホームでも問題ありません。
duのWebページでCoverageで検索してみると次のようなページがヒットしました。
4G/LTEと書いていありますが、どうやらHSPA(3.5G)を4Gとしているようです。地図はUAEの各首長国ごとに分かれていて、ドバイ首長国とアブダビ首長国を調べると次のようになっていました。
薄いブルーの部分がHSPA(3.5G)のエリアで、濃い水色の部分がLTEです。こう見ると都市部・幹線道路では全域で3G以上が使用できると考えてよさそうです。おそらく使えないのは砂漠の中などだけだと思います。
まとめ
今回はアラブ首長国連邦のduのプリペイドSIMカードの実際の使い勝手を紹介しました。
私が使った限りでは常に3G(HSPA)で使用することができ通信速度も安定しておりました。実用上問題になることはないと思います。
アラブ首長国連邦(UAE)編は今回で終わりにして、次回からは中東の観光大国ヨルダンのSIMカードについて紹介したいと思います。
コメント