2019年4月の情報に基づいてAISの情報をアップデートしました。かなり詳細に記載しましたのでぜひご覧ください。!
前回はタイAISの3G接続に再挑戦すべくFreedom 3GというプリペイドSIMカードを購入し、50バーツをトップアップしました。
今回はこのプリペイドSIMカードを使ってみます。使用したスマートフォンはSIMロックを解除したドコモ向けのスマートフォン(AQUOS PHONE ZETA SH-02E)です。
購入したプリペイドSIMカード
購入したのはAISのFreedom 3Gという名称のプリペイドSIMカードです。AISのプリペイドSIMカードの中では、最もベーシックなプリペイドSIMカードと考えてよいと思います。
パッケージを開けて出てくるプリペイドSIMカードはこんな感じです。サイズはマイクロ・標準兼用です。
ちなみにマニュアルも入っていて、1ページだけ英語で簡単な説明が書いてあります(他のページはすべてタイ語)。下記が英語のページです。
電源投入と残高確認
このプリペイドSIMカードをさっそくスマホにセットして電源を入れてみます。
ステータスバーのアンテナアイコンが表示されたところで残高確認をしてみます。AISの場合は「*121#」に発信です。
ちゃんと残高は50バーツになっていました。
いきなり3Gの電波をつかんだ!
次に「設定」→「端末情報」→「端末の状態」を確認すると・・・モバイルネットワークの種類が「HSPA」になっています。これは3Gの通信方式です。電源を入れただけで、ついにAISで3Gの電波をつかむことに成功しました。
「モバイルネットワークの状態」が「切断」となっているのはまだAPNの設定を行っていないからで、この時点では特に問題ありません。
気になるのは「ネットワーク」が「52003」になっているところです。通常ここは携帯電話会社の名前が表示されます(日本なら「NTT DOCOMO」になります)。どうやらAISを意味するネットワークコード(Mobile Network Code)が変わってしまい、私のスマートフォンが対応していないためネットワークコードがそのままされています。実用上は特に問題ないようです。
インターネットパッケージの申し込み
データ通信を行うためにはインターネットパッケージを申し込まないとあっという間に50バーツを使い切ってしまいます。
AISには24時間 49バーツで無制限のインターネットパッケージがありますので、これを申し込むことにしてみますが、、、成功しません。「*777*722#(あとで調べるとこのパッケージは最大384Kbpsのようでした)」や「*500*93#」に発信してみても次のようなSMSが送られてきてしまいます。
パッケージの価格49バーツに対して残高が50バーツあるので残額は足りるはずなのですが、残高不足で申し込めないようです。
仕方がないのでいろいろ調べた挙句、60MBで29バーツというインターネットパッケージを見つけたのでこれを申し込むことにしました。このパッケージの申し込み方法は「*500*92#」です。ただ、これは2G向けのインターネットパッケージのような気もしないこともありません。
残高を再度確認すると29バーツ減って21バーツとなっているので申し込みに成功したようです。
APNの設定
AISのAPN設定は以前と変わっていないようです。
APN | internet |
---|---|
ユーザ名 | なし (空欄) |
パスワード | なし (空欄) |
この設定でAPNを作成して選択すればOKです。
(帰国してからのスクリーンショットのためアンテナが立っていません)
ついに3Gでのデータ通信成功!
上記の設定でAPNを作成して選択すると・・・ステータスバーのアンテナアイコンに高速通信3Gを表す「H」が出ました!
「設定」→「端末情報」→「端末の状態」を確認するとちゃんと「モバイルネットワークの状態」が「接続」になっています。
まとめ
今回はタイのAISのプリペイドSIMカードでデータ通信できるようになるまでを紹介しました。
AISのプリペイドSIMカードを初めて買ってから苦節3年(?)、ついにAISで3Gのデータ通信に成功しました。AISは初めて買った海外プリペイドSIMカードなだけに感慨深いです。
次回はAISの3Gの通信速度を測ってDTACと比較してみたいと思います。
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