前回はメキシコ・シティのソナ・ロッサ地区のTelcelの店舗でプリペイドSIMカード(Amigo Chip)を購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードの初期化を行い、実際に使ってみます。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードを紹介しておきます。前回紹介したように価格は95ペソで、初期残高は75ペソぐらいとのことなので、実質20ペソということになります。
サイズは通常サイズで、今回はお店の方にマイクロサイズにカットしてもらいました。ナノサイズがあるかどうかは確認していません。
プリペイドSIMカードのパッケージには取扱説明書がついてきます。しかし、当然スペイン語で書かれています。ざっと見た感じあまり有用な情報はないように思えました。
アクティベーションと初期残高の確認
このプリペイドSIMカードを使用するためにはアクティベーションが必要です。
SIMカードをスマートフォンに挿入してしばらくすると電波をつかむはずです。最初はこの段階で残高照会「*133#」を実行しても「internal error」という表示になってうまくいきません。
困って店員さんに相談したところ、店員さんは「*333」に電話してアナウンスが終わるのを待って切っていました。どうやらこれがアクティベーション操作のようです。
残高照会をして「internal error」となってしまう方は、店員さんに相談してみるか、「*333」に電話してみてください。なお、アクティベーションに成功してもSMS等は送られてきません。成功しているかどうかは「*133#」で残高が調べられるかどうかで判定することになります。
アクティベーションした後に残高照会「*133#」を実行すると次のよう画面が表示されます。
これによると、
- 初期残高: 76.19ペソ
- 有効期限: 2015年1月27日まで (アクティベートしてから2ヶ月)
- SMSやインターネット通信のボーナス: なし
ということがわかります。
TOP UP(チャージ)
メキシコには1週間強滞在する予定でした。残高が76ペソほどあるのは確認できましたが、これではインターネットを1週間使うためには金額が不足しています。
そこれで余裕をもって200ペソをTOP UP(チャージ)することにしました。TOP UPする方法はいろいろあるようなのですが、一番簡単なのはTelcelのお店で店員さんにお願いすることです。
私の場合は200ペソ札をスマートフォンに入れるような手振りをするとすぐに理解してくれました。なお、TOP UPには電話番号が必要になります。電話番号はプリペイドSIMカードのパッケージに印刷されているので、それを渡せばよいでしょう。
店員さんは端末を操作したあと、次のようなレシートを渡してくれます。
そしてすぐに次のようなSMSが送られてきます。
このSMSでは200ペソの追加に成功した上に、Telcelより100ペソ分のプレゼントがあると記載されています。SMSがこない場合はレシートを持って店員さんに相談しましょう。
そこで「*133#」で再び残高確認をしてみます。
確かに残高が76.19ペソから276.19ペソに増えています。さらに、「Regalo(=gift)」が100ペソ増えているのが確認できます。これはおそらく通話に使用できるのではないかと思います。
また、TOP UPしたにもかかわらず有効期限が伸びていないのが気になります。
まとめ
今回はメキシコのTelcelのプリペイドSIMカードをアクティベートして使えるようにしました。
また、200ペソのTOP UPを行って残高を増やすことができたので、これでインターネットパッケージの申し込みも行うことができます。プリペイドSIMカードの有効期限が延ばせないのが謎ですが、旅行者ならば有効期限内に出国することになるので、気にする必要はなさそうです。
次回はこのプリペイドSIMカードでインターネットを使えるようにしたいと思います。
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