前回はマルタ国際空港で購入したVodafoneのプリペイドSIMカードをアクティベートしてデータ通信できるまでを紹介しました。
今回はVodafoneのプリペイドSIMカードの残高・データ通信量をなどのステータス確認をする方法を照会します。
残高とデータ通信量の確認
プリペイドSIMカードの残高はSMSで確認することができます。データプランに申し込んでいるとそのデータプランの有効期限と残りの通信量も一緒に表示されます。
このステータス確認を行うためには「16290」に空のSMSを送信します。機種によっては空のSMSは遅れない場合があるので、その場合は適当な文字を入れて送ります。短すぎると失敗することのある(?)ので「balance」とでも入力しておけばよいでしょう。
数秒すると次のようなSMSが送られてきます。残高は1.5ユーロで、データ通信は2013/11/16まで91MBの通信ができることを示しています。
ただ気をつけなければいけないのは、SMSによる残高確認はどうも有料らしいということです。
SMSにより残高確認を何度か行っていると徐々に残高が減っていきました。日本国内で残高確認したせいかもしれませんが、、、
調べてみると、無料の残高確認方法を発見しました!
「*123#」に発信するだけです。この番号に発信すると1,2秒して画面上に残高を示すメッセージが表示されます。
日本国内から何度か行いましたが、残高の変化はありませんので無料であることは間違いありません。ただ、データ通信プランの解約後に気づいたので、この方法でSMSと同様のデータ通信量の確認ができるかどうかは不明です。
電話番号の確認
次は自分の電話番号を確認する方法です。
実はこれが発見できませんでした。設定メニューの「端末の状態」では「不明」と表示されますし、VodafoneのWebページを調べても自分の電話番号を表示するコマンドを見つけることができませんでした。
電話番号を知る方法としてはプリペイドSIMカードがついていた台紙(?)を確認するしかありません。「MSISDN」というのがプリペイドSIMカードの電話番号です。この台紙をなくさないようにしましょう。
リチャージ(TOP UP)
プリペイドSIMカードを継続して使っていくためにはリチャージ(TOP UP)して残高を増やしておく必要があります。
一番簡単なのはVodafoneのショップに行ってリチャージ(TOP UP)をお願いすることです。
Vodafoneの店舗は下記のURLで確認できます。
2014年2月現在では、マルタ島に8店舗、ゴゾ島に1店舗しかないようです。
クレジットカードがある場合にはインターネットでリチャージできるようです。
自分の電話番号を入力(2回)して金額を選択して右下の「Continue」を押すとクレジットカード情報入力画面になります。
なお、ユーザ登録してからインターネットでリチャージするといろいろ特典があるようですので、マルタに長期間滞在する方はユーザ登録をしておきましょう。
多くのプリペイドSIMカードでは、街中のコンビニやキオスクででリチャージ用の番号を入手することができますが、調べた限りではマルタではそのような制度はないようです。
まとめ
今回はマルタのVodafoneのプリペイドSIMカードで残高確認などをする方法を紹介しました。
比較的簡単だとは思いますがSMSで残高確認を行うと有料のようなので、残高ぎりぎりで運用しようと思っている方は注意をしてください。
次回は実際の使い勝手について紹介したいともいます。
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