前回はアイスランドVodafoneのステータス確認方法と通信速度について紹介しました。
今回はアイスランドでのサービスエリアについて紹介します。
Vodafoneのサービスエリア
アイスランドVodafoneのサービスエリアは下記のWebページから確認することができます。
2G、3Gについて状況を見てみたいと思います。
なお4G(LTE)については私のスマートフォンでは使えないので省略します。LTEはレイキャビック、アクレイリなどの大都市周辺しか使えないようです。
2G
まずは2Gについてです。Vodafoneの開示している地図を見ると、アイスランド全体がほぼカバーされているようです。舗装道路があるエリアであれば大体大丈夫なのではないでしょうか?
ただ、前回紹介したように2G(GSM)ではデータ通信速度がかなり遅いので、通話・メールができる程度と考えておいたほうが良いでしょう。
3G
次に3Gの様子です。
3Gのエリアが市街地にかなり偏っていることがわかります。アイスランドは人口分布が偏っているためこのようになっています。
このため市街地から離れている観光地では3Gが使えない場合が多々あります。観光地で写真のアップロードなどをやろうと考えている方は注意してください。
実際、私が観光したときも、2G市か使えず写真のアップロードをあきらめたことが多々ありました。
Siminnのサービスエリア
ライバルのSiminnのサービスエリアも確認してみましょう。
2G
2G単独のマップがなかったため、2Gと3Gの混載のマップを下記に示します。
水色のエリアが2G(GSM)、やや濃い青のエリアが3Gが使用可能なエリアです。2Gのエリアに着目すると、Vodafoneと変わらないように見えます。
3G
3Gだけのサービスエリアは下記のようになります。
Vodafoneと同じように都市をカバーするという感じですが、Vodafoneよりは明らかに広いです。都市部だけでなく都市間の道路付近もカバーしようとしています。
ただし、1点わながあり、Siminnの3Gは900MHz帯と2100MHz帯の2つの周波数でサービスを展開しています。下記の地図は900MHz帯と2100MHz帯を合わせたサービスエリアです。
900MHzはプラチナバンドと呼ばれる電波が飛びやすい周波数ですが、残念ですがAQUOS PHONE ZETA SH-02Eでは使用できません。したがって、この図ほど広いサービスエリアを体感できないはずです。
まとめ
今回はアイスランドのVodafoneとSiminnのサービスエリアを確認しました。
アイスランドの実行分布がかなり偏っていることもあり、3Gのサービスエリアは都市付近に集中しています。都市から離れた観光地を訪問する場合は、2G(GSM)しか使えない可能性もあるので注意しましょう。
アイスランドシリーズは今回で終わりで、次回以降は初のアフリカ、タンザニアのプリペイドSIMについて紹介したいと思います。
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