前回はジョージアのトビリシ国際空港でMagtiComのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介します。
今回の記事は2018年8月の取材に基づいています。
現在とは状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードを紹介しておきます。
私が購入したのはMagtiComのプリペイドSIMカードで、15GELのウェルカムパックを購入しました。
15GELのウェルカムパックは下記の条件となっています。
- 有効期間: 14日
- データ通信: 5GB
- 国内SMS: 無制限
残念ながら2019年3月現在ではMagiComのウェルカムパックは廃止になってしまったようです。
アクティベーション
プリペイドSIMカードを使うにはアクティベーションが必要です。
しかし、私が購入したトビリシ国際空港のMagtiComのカウンターでは全て店員さんがやってくれるため、自分では何もすることはありません。
確かお店側の端末でアクティベーションをしてくれたと思います。
アクティベーションが完了すると、SMSが送られてきます。
前半のSMSで、15GELのパッケージを購入し、「5000MB (=5GB)のデータ通信」と「国内無制限のSMS」がが2週間後まで利用できることがわかります。
後半のSMSについては解読不能です。ジョージア語をアルファベット表記したもののようですが、Google翻訳でも翻訳できませんでした。
ほぼ同時に次のようなSMSも送られてきましたが、こちらも解読不能です。
APNの設定
スマートフォンでインターネット通信をするためにはAPNというのを設定をする必要があります。
Androidの場合は「設定」→「ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」あたりに設定メニューがあります。
私が使用しているスマートフォンGoogle Pixel 2の場合は、SIMカードを挿入するだけで自動的にAPNが設定されました。
自動設定された内容は次の通りです。
APN | 3g.ge |
---|---|
ユーザ名 | なし |
パスワード | なし |
これは事前に調査済みの内容と一致していました。
これでLTEあるいは3Gで接続されるはずです。
TOP UP (リチャージ)
トビリシ国際空港のMagtiComのブースではTOP UPもすることができます。
データ通信などが抱き合わせになっていない素のSIMを購入した場合には、ここで必要な金額をTOP UPしておくと良いでしょう。
私の場合は、ウェルカムパックに通話が含まれていなかったので、通話用に2GELだけTOP UPしておきました。
2GELのコインを店員さんに渡し、SIMカードの台紙に書かれている電話番号を見せれば、お店の端末でTOP UPしてくれます。
このときのレシートが下の写真です。
多くのプリペイドSIMカードではTOP UPに完了するとSMSで通知が来るのですが、MagtiComではSMSはないようです。
TOP UPした結果はステータス確認をして残高が増えたことで確認することになります。
MagtiComのステータス確認については長くなりそうなので次回紹介します。
まとめ
今回はジョージアで入手したMagtiComのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介しました。
プリペイドSIMカードを入手した店舗によると思いますが、アクティベーションなどの作業は全てやってくれるので自分でやるのはAPN設定ぐらいです。
ただ、購入した条件によっては初期残高がない場合があるので、必要な分を購入時にTOP UPしておくことをお勧めします。
次回はMagtiComのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介します。
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