前回はServersMan@VPSに構築しているDebian(Squeeze)にサーバ監視ツールのMuninを導入しました。
今回は微調整を行っておきます。
監視項目の調整
現在監視している項目は次のコマンドで表示することができます。
sudo munin-node-configure | grep yes
私がインストールした直後は下記のような結果でした。
cpu | yes | df | yes | df_inode | yes | entropy | yes | forks | yes | fw_conntrack | yes | fw_forwarded_local | yes | fw_packets | yes | if_ | yes | venet0 if_err_ | yes | venet0 interrupts | yes | load | yes | memory | yes | munin_stats | yes | ntp_kernel_err | yes | ntp_kernel_pll_freq | yes | ntp_kernel_pll_off | yes | ntp_offset | yes | open_files | yes | open_inodes | yes | proc_pri | yes | processes | yes | slapd_bdb_cache_ | yes | percent pages swap | yes | threads | yes | uptime | yes | users | yes | vmstat | yes |
監視する必要がない項目は/etc/munin/pluginsからシンボリックリンクを削除すれば除外されます。
私の場合はファイアウォール系、NTP系などを削除しました。
cd /etc/munin/plugins sudo rm fw_* interrupts slapd_bdb_cache_p* ntp_* swap
ログの調整
munin-nodeは5分に1回動作して、動作状況を記録します。
この動作はcronを使って行っているため、cronのログでsyslogが埋め尽くされてしまいます。
そこでcronのログはsyslogに残らないように設定します。
/etc/syslog.confでcron.*で始まる行(下記の2行目)を有効にし、cron.noneを/var/log/syslogに追加します(下記の1行目)。
*.*;auth,authpriv.none,cron.none -/var/log/syslog cron.* -/var/log/cron.log
syslog担当のサービスを再起動します。私の場合はsysklogdが動いていたのでこれを再起動します
sudo service sysklogd restart
まとめ
今回は前回インストールしたMuninの調整を行いました。
Muninはプラグインで監視項目をいろいろ設定できます。次回はnginxの監視を設定したいと思います。
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