海外Wi-Fiルーター GLOCAL NETを使う その7: アメリカでプリペイドSIMを使う

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前回は海外Wi-FiルーターのGLOCAL NETをアメリカ・ニューヨークで使ったことを紹介しました。

GLOCAL NETのWi-FiルーターにはSIMが内蔵されている(名称はクラウドSIM)ため本来は現地プリペイドSIMは不要です。しかし、今回はあえてプリペイドSIMカードを使ってみました。

この記事を書くにあたり、グローカルネット様より試用のための端末を無料レンタルしていただいています。

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グローカルネットの申し込みページにクーポンコードを入力するところがあるので、そちらに貼りつけてください。

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GLOCAL NETとSIMカード

GLOCAL NETのWi-FiルーターにはマイクロSIMカード用のスロットが2ついています。

GLOCAL NETのWi-FiルーターのSIMスロット

GLOCAL NETのWi-FiルーターはSIMロックがかかっていない(SIMフリー)ので自分でSIMカードを用意すればそのSIMカードで通信することができます。

本来はGLOCAL NETがサポートしていない地域でWi-Fiルーターを活用するためにあるのだと思いますが、GLOCAL NETのサービス地域でもSIMカードを用意できれば使用することができます。

まあ、SIMカードの入手はそれなりに大変なことが多いので、GLOCAL NETの1日500MBの制限以上の通信をしたい場合とか、現地のプリペイドSIMによる通信の方が明らかに安いと言うような場合だけかもしれませんが・・・

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使用したプリペイドSIMカード

今回はアメリカの現地で入手できるプリペイドSIMカードとしてT-Mobileのツーリストプランを買ってみました。

https://support.t-mobile.com/docs/DOC-26344

細かい購入の仕方は別途紹介する予定なので、今回はこの2GBのデータ通信可能なSIMカードが入手できたとして話を進めます。

GLOCAL NETのWi-FiルーターではマイクロSIMのみ利用できますので、マイクロSIMサイズを入手するようにしてください。

私が入手したT-MobileのプリペイドSIMカードは3サイズ対応のものでした

なおAPN情報は下記になります。

APN fast.t-mobile.com
ユーザ名 なし
パスワード なし

プリペイドSIMカードを使うための設定

プリペイドSIMカードをGLOCAL NETのWi-Fiルーターで使用する手順は、スマホで使用する手順とほとんど一緒です。

まずはSIMカードを装着します。プリペイドSIMが壊れていなければ次のように認識するはずです。「OK」を選択しましょう。

SIMを挿入した状態

次はSIMの選択画面になるのでSIMカードを挿入したSIMスロットを選択します。

SIMを選択

T-MobileのSIMカードの場合、GLOCAL NETのWi-FiルーターがAPN情報を持っているのでこれだけでインターネットに接続します(アンテナアイコンのところに3Gまたは4Gの表示が出ます)。

しばらく待ても「3G」あるいは「4G」の表示が出ない場合はAPNの設定が必要です。APNの設定には「その他」を選択します。

設定メニューへ

これでメニュー一覧が出るので「SIM管理」を選択します。

SIMの設定へ

これでSIM情報が表示されるので「データ接続」の部分を選択します。

これがわかりにくい! 忘れてしまってなかなかモバイルネットワークの設定画面に入れませんでした。

モバイルネットワークの設定へ

これでモバイルネットワークの設定画面が開きますので、「アクセスポイント名」を選択します。

アクセスポイントの設定へ

APN一覧が表示されますので、最適なAPNが存在する場合はそれを選択します(T-Mobileの場合は存在しています)。SIMカードに適したAPNが存在しない場合は右上の「+」ボタンから新規作成します。

アクセスポイントを選択

あとは左柄の戻るアイコン「<」を連打してホーム画面(?)に戻れば完了です。

T-MobileのプリペイドSIMカードを指す前(GLOCAL NETのSIMを使っていた状態)では、データ通信量が500MBを超えて通信制限(左上に「!」アイコンが表示される)があったのですが、T-MobileのプリペイドSIMカードに切り替えたところデータ通信量はリセットされ通信制限も解除されました。

現地SIMを使った状態

ここまでくればあとは普通に使用できます。

スマートフォンの方の設定(Wi-Fi設定)は変更する必要はありません。

アメリカでのLTEの利用

上記で現地のプリペイドSIMカード(T-Mobile)を使って通信できるようになったわけですが、使ってみて気づくことがありました。

このT-MobileのプリペイドSIMは手持ちのスマートフォンで使うと3Gでしか通信できないのですが、GLOCAL NETのWi-Fiルーターを使うとLTE(4G)で通信ができるのです。

実は、アメリカは日本では使っていない周波数(というかアメリカ以外では使っていない珍し周波数)を使っており、日本で売っているスマホでアメリカの周波数に対応しているスマホは少ないのです。

詳しくは下記を参照してください。

アメリカでプリペイドSIMを使う その2: スマートフォン選び(Android編)
今回はアメリカで使用できるAndroidスマートフォンの調査を行ってみます。アメリカの携帯電話会社は世界的に見て少し珍しい周波数(バンド)を使っていますので、国内で売られているスマホを持ち込んで3GやLTEを使いたい場合は注意が必要です。

つまり私のスマホがアメリカの周波数(T-Mobileの場合はバンド4)に対応しておらず、GLOCAL NETのWi-Fiルーターが対応していたということです。

アメリカでスマホを使う場合に高速通信が必要な場合は、GLOCAL NETのようなWi-Fiルーターを使うのも手かもしれません。

まとめ

今回はGLOCAL NETのWi-Fiルーターで現地のプリペイドSIMカードを使ってみました。

GLOCAL NETのサービスエリアで現地SIMを使うメリットはあまりありませんが、SIMロックフリーなのでサービスエリア外ならば現地プリペイドSIMを活用することができます。

次回はGLOCAL NETのWi-Fiルーターをカナダで使ってみたいと思います。

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