今回は海外通販のGeekBuyingでYiブランドのカメラ製品のセールが行われることを紹介しました。
このセールページは下記になります。
GeekBuyingで購入しようとする方は下記を参照してみてください。
Yiについて
Yiというブランド・会社はご存じがない方が多いかもしれません。
Yiの公式サイトは下記になります。
実はYiはスマホで有名なXiaomiの関連会社だったりします。
Xiaomiは主力商品以外をサブブランドで展開することがあり、YiはXiaomiのイメージングデバイス(主にカメラ)を担当するブランドです。
今回はそのYiのセールということなので、カメラ製品が中心となります。
今回のセールはクーポンやゲームなどは不要で、シンプルに値下げとなるセールなので参加しやすいと思います。
新製品
セールページ最初に飛び込んでくるのは「New Arrivals」となっている新製品セールです。
気になるのは一番上のアクションカム「Yi LITE」です。
Yiのアクションカムのラインナップは4K 60fpsに対応した「Yi 4K+」が最上位で、「Yi LITE」はミドルクラスのモデルとなります。
公式ページは下記になります。
http://www.yitechnology.com/yi-lite-action-camera(リンク切れ)
スペック的には4Kの動画も撮影できますが、フレームレートが20fpsなので、事実上はFHD対応のアクションカムと考えた方が良いでしょう (FHDのフレームレートは30fpsあるいは60fpsです)。
この製品の特徴は下記で表すことができます。
ポイントとなるのが一番左の「Hi3556 Chipset」です。
調べてみるとこれは中国のLSIメーカーHiSiliconのLSIです。
HiSiliconというとあまりなじみがありませんが、Huawei傘下でHuaweiスマホ向けのKirinプロセッサを開発しているというとピンとくる方がいるかもしれません。
中華アクションカムではAmbarella社のチップセットが用いられることが多く、HiSiliconのチップセットは珍しいかと思います。
HiSilicon Hi3556のチップセットのデータシートを確認すると、本来はH.265まで対応しているチップなので処理能力はかなり高そうです。
チップセットはH.265に対応していますが、Yi LITEとしてはH.264までしか対応していません
100ドルを切る価格ということもあって楽しみな製品です。
その他の製品
新製品3機種以外は「Cameras」としてセール対象になっています。
私がチェックしたときには下記の8機種がセール対象でした。
アクションカムが4モデル、セキュリティカメラがが3モデル、ミラーレスカメラが1モデルです。
面白いのはミラーレスカメラ「Yi M1」でしょうか。
今回のセールはレンズ2本がセットになったキットになります。
Yiのミラーレスカメラということで交換レンズがないと心配になるかもしれませんが、マウント自体はフォーサーズなのでオリンパスなどのレンズが使えるはずです。
このカメラのウリはBluetooth LE (BLE)とWi-Fiによるスマホ連携の用です。
スマホとBLEで常時接続しておき、データが転送が必要な場合はWi-Fiに切り替えて高速にデータを転送します。
キヤノンなどでも同様の機能があると思いますが、スマホメーカのXiaomi傘下ということでよりスムーズな連携が期待できるのではないでしょうか?
デジタルカメラ市場は日本メーカがほぼ制圧しており、海外メーカーで生き残ったところはほとんどありません。数年前にSamsungもGalaxy Cameraという名称でミラーレスカメラをだしましたが撤退してしまいました。
Yiがどれくらい頑張れるか興味があるところです。
「Local Warehouse」というコーナーがありますが、ここで紹介されている製品は日本への出荷ができないので注意してください。
まとめ
今回は海外通販のGeekBuyingで開催されているYiのカメラセールを紹介しました。
YiはXiaomiの会社ということで本体の造りやスマホアプリのできも期待できます。スマホアプリがイマイチだアクションカムなどは使いにくいので、格安アクションカムが不安な方にはYi(Xiaomi)が良いかもしれません。
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