今回は海外通販GeekBuyingで注目のスマホOnePlus 5の取り扱いが開始されたことを紹介します。
OnePlus 5はOnePlusの最新シリーズとなります。流行のスペックを抑えているだけでなく、他の中華スマホにない特徴を持っていいるので注目しておきたい製品です。
なお、GeekBuyingでの購入の仕方については下記を参照してください。
OnePlusについて
OnePlusは中国のスマートフォンメーカーでです。
実は大手スマホメーカのOPPOの系列メーカーですが、商品企画は独立して行っているようです。
OnePlusのスマホは、パッケージングを含めたデザインが美しく、直販のみという体制により入手が困難なことから人気のブランドの一つです。
4代目のOnePlus 3TあたりからGeekBuyingを含む海外通販会社での取り扱い始まり、入手の困難さはだいぶ解消されているようです。
公式ページ(英語)は下記になりますので参照してみてください。
Webページもシンプルで好感が持てるのではないでしょうか。
OnePlus 5について
つい先日の2017/06/21発表となったのがOnePlusの5代目のモデル「OnePlus 5」です。
3代目がOnePlus 3、4代目がOnePlus 3Tです。OnePlus 4は欠番です。
最大の特徴はXiaomiのフラグシップMi6に続くSnapdragon 835の採用です。
注目度の高さは、大手PC情報サイトのPC Watchでも取り上げられていることからもわかります。
まずはスペックを紹介してみます。
製品 | OnePlus OnePlus5 | |
---|---|---|
写真 | ||
OS | Android 7.1 | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 (Octa Core Max 2.45GHz | |
RAM | 6GB / 8GB | |
ストレージ | 内部 | 64GB / 128GB |
microSD | あり | |
ディスプレイ | 5.5インチ AMOLED/n(1920×1080) | |
カメラ | デュアルレンズ 20MP + 16MP | |
指紋認証 | あり | |
SIM | Dual Nano SIM | |
ネットワーク | 2G | Band 2/3/5/8 |
3G | Band 1/2/4/5/8, BC0 | |
LTE | FDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66 TDD LTE: Band 38/39/40/41 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooh | 5.0 | |
NFC | あり | |
ボディ | サイズ | 152.7×74.7×7.25mm |
重さ | 153g | |
バッテリ | 3300mAh | |
その他 | USB Type-C | |
価格 | 539.99ドル / 639.99ドル 先行予約 |
いろいろ気になるところがあるスペックです。
公式サイトのスクリーンショットを引用しながらチェックしていきたいと思います。
デュアルカメラ
公式サイトで一番最初に取り上げられているのはデュアルカメラです。
デュアルカメラは両センサーともソニー製でIMX350 (20MP)とIMX398 (16MP)の組み合わせとなっています。
デュアルカメラの構成はいろいろありますが、OnePlus 5は望遠と広角の二つのカメラの組み合わせとのことです。
このため、人物撮影時の背景ぼけなどに効果があると期待できます。
またカメラアプリも今日されていて、被写体の自動認識のほかに、プロモードが搭載されます。
プロモードでは、ハイエンドデジタルカメラのように、ヒストグラムを見ながらの撮影やRAW撮影などができるそうです。
デザイン
公式サイトであげられている2番目の特徴はデザインです。
OnePlus 5の厚みはわずか7.25mmでフラグシップスマホでは最薄をうたっています。
それにもかかわらずバッテリ容量は3300mAhと先代のOnePlus 3Tの20%増加となっています。これはディスプレイがAMOLEDになっていることが関係しているのかもしれません。
また四コーナーのカーブや、上下のアンテナ部の仕上げ(いわゆるDラインが無くなっています)などかなり自信があるようです。
ダッシュ・チャージ
3番目は急速充電です。
OnePlus 5のCPUはQualcommのSnapdragon 835を搭載しているので、QualcommのQuickChargeを利用するのかと思ったのですが「Dash Charge」という独自充電機能を搭載しているようです。
仕様を見るとDash Chargeでは20W (5V・4A)で充電できることになっています。OnePlusのデータによるとサムスンのGalaxy S8の2倍程度の早さで充電できるとのことです。
ちなみにSnapdragon 835はQuick Charge 4という新規格をサポートしているそうですが、Quick Charge 4とDash Chargeとの関係は不明です。
ネットワーク
そのほかにAndroid OSのOxygenOS等が特徴に上がっていますが、私がこのスマホの最大の特徴と思うのは対応バンド(周波数)の多さです。
スペックのページから対応ネットワークを転記すると下記の通りです。
4G | FDD-LTE | Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66 |
---|---|---|
TDD-LTE | Band 38/39/40/41 | |
3G | WCDMA | Band 1/2/4/5/8 |
TS-SCDMA | Band 34/39 | |
CDMA EVDO | BC0 | |
2G | GSM | 850/900/1800/1900 MHz |
LTEの赤字で示したのはドコモのLTEバンドです。
日本の格安SIMの多くはドコモのネットワークを利用しているので、ドコモのLTEバンドに多く対応している方が電波がつながりやすくなります。
中華スマホの多くはバンド1・バンド3のみ対応ですが、OnePlus5はさらにバンド19とバンド28に対応しています。
この二つのバンドの周波数はいわゆるプラチナバンドというつながりやすい周波数ですので、地下やビルの合間でもつながりやすくなるはずです。
これまでの多くの中華スマホではプラチナバンドを諦めざるを得なかったので、これは大きなアドバンテージです。
日本の格安SIM向きのスマホと言えるでしょう。
ただ、3Gのバンドが少ないのが気になりますが、日本ではかなりLTE化が進んでいるので気にしなくても良いと思います。
QualcommのSnapdragonなのでもしかしたらFOMAプラスエリア化ができるかもしれませんが未確認です
ちなみに通信速度についてもダウンロードがカテゴリ12(最大600Mbps)、アップロードがカテゴリ13(最大150Mbps)となっていますので不満になることはないでしょう。
ライバルXiaomi Mi6との比較
強力なスペックのOnePlus5ですが、ライバルとなるのはXiaomiのMi6です。
6GB+64GBモデルで簡単な比較表を作ってみます。
製品 | OnePlus5 | Xiaomi Mi6 | |
---|---|---|---|
写真 | |||
OS | OxygenOS (Android 7.1) |
MIUI 8 (Android 7.1) |
|
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 | ||
RAM | 6GB | ||
ストレージ | 内部 | 64GB | |
microSD | あり | なし | |
ディスプレイ | AMOLED 5.5インチ 1920×1080 |
5.15インチ 1920×1080 | |
カメラ | フロント 16MP メイン 20MP+16MP(デュアルカメラ) |
フロント 8MP メイン 12MP×2(デュアルカメラ) |
|
指紋認証 | あり | あり (Ultrasonic) | |
SIM | ナノSIM×2 (DSDS) | ナノSIM×2 (DSDS) | |
ネットワーク | 2G | GSM 2/3/5/8 | |
3G | WCDMA B1/4/2/5/8 TD-SCDMA: B34/39 CDMA BC0 |
WCDMA B1/2/5/8 TD-SCDMA: B34/39 CDMA BC0 |
|
LTE | FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/ 12/17/18/19/20/25/ 26/28/29/30/66 Band 38/39/40/41 |
FDD-LTE B1/3/5/7/8 TDD-LTE B38/39/40/41 |
|
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac, 2×2 MIMO, MU-MIMO対応 | ||
Bluetooh | Bluetooth 5.0 | ||
NFC | あり | ||
ボディ | サイズ | 154.2 x 74.1 x 7.25 mm | 145.17×70.49×7.45mm |
重さ | 153g | 168g | |
バッテリ | 3300mAh | 3350mAh | |
その他 | USB Type-C | USB Type-C, 生活防水 | |
価格 | 539.99ドル | 439ドル |
比較してみると多くの項目でOnePlus5のスペックが上回っていることがわかります。
もちろん画面サイズが5.5インチと5.15インチでサイズも違うのですが・・・
この記事を書いている時点での価格差はちょうど100ドルです。
しかしMi6は発売してから2ヶ月ほどたっているので価格が30ドルほど下がっています。
OnePlus5も時間が経過するにつれ、安くなっていくのだと思います。
Mi6との価格差が縮小すればOnePlus5の魅力がさらに増すのではないかと思います。
GeekBuyingでのOnePlus5の先行予約
ここからが本題です。
海外通販GeekBuyingではOnePlusの発表に合わせて先行予約販売を開始しています。
2017/06/23現在、価格は539.99ドルと639.99ドルになっています。
GeekBuyingにメールを登録すると5ドル・10ドル・20ドルのクーポンが当たる可能性があります。
クーポンは6/24にメールで送られていくるとのことです(おそらくそのときに金額がわかると思います)。
ただしクーポンを受け取っても限定回数があるようですので、早めに注文するようにしましょう。
まとめ
今回はGeekBuyingでOnePlusの新モデルOnePlus 5の先行予約を開始したことを紹介しました。
OnePlus5は最新のCPUやデュアルカメラ・AMOLEDディスプレイなどの魅力的な機能のほかに、ドコモのプラチナLTEバンドに対応しているという特徴があります。
日本の格安SIMユーザに最適なスマホの一つと言えると思います。
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