ひょんなことから試用したNexus S。せっかくなので手持ちのAQUOS PHONE SH-12Cといろいろ比べてみました。
まずは性能的なところから。
起動時間
とりあえず電源を入れてから操作できるようになるまでの時間を計ってみました。
- SH-12C: 約2分
- Nexus S: 約20秒
話しになりません。Nexus Sの圧勝です。電源のON・OFFはあまりやることではありませんが、AQUOS PHONE SH-12Cは遅すぎですね。
メモリ量
「設定」→「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」→「実行中」として、画面下部の「使用中」と「空き」を合算してみます。
- SH-12C: 262MB
- Nexus S: 310MB
この値ではNexus Sの勝利。
SuperBoxというアプリで見ると
- SH-12C: 324MB
- Nexus S: 345MB
さは縮まっているけどNexus Sの勝利。
ストレージ量
「設定」→「アプリケーション」→「ストレージの使用状況」として、画面下部の「使用中」と「空き」を合算してみます。
- SH-12C: 1146MB
- Nexus S: 1003MB
これはAQUOS PHONE SH-12Cの勝ち。
ベンチマーク
Android Marketにあるベンチマークソフトを走らせて比較してみます。実際にはウィジェットとかが動いているので、あまり厳密ではありません。参考程度に。
Quadrant Standard
AQUOS PHONE SH-12Cのスコアが1570、Nexus Sのスコアが1396で、AQUOS PHONE SH-12Cの勝ち。
SmartPhoneBench
結果は下記のとおりです。性能がよいほうを緑色で色をつけました。
項目 | SH-12C | Nexus S |
---|---|---|
3D(テクスチャあり) | 62 FPS | 58 FPS |
文字列描画 | 60FPS | 56 FPS |
ライン描画 | 60FPS | 56 FPS |
多角形描画 | 60FPS | 56 FPS |
透過PNG描画 | 60FPS | 56 FPS |
整数演算測定 | 78,807 point | 77,860 point |
浮動小数点演算測定 | 365,333 point | 274,000 point |
ファイル書き込み | 1,224,018 Byte/sec | 209,715,200 Byte/sec |
ファイル読み込み | 349,525,333 Byte/sec | 524,288,000 Byte/sec |
SQLite 25,00 INSERTs | 3,118 msec | 2,975 msec |
100 SELECTs on … | 48 msec | 43 msec |
25000 UPDATEs … | 8,576 msec | 6,804 msec |
DLETE with an index | 3,215 msec | 1,004 msec |
一応、項目数だけで言えばAQUOS PHONE SH-12Cが7個、Nexsus Sが6個で僅差でAQUOS PHONE SH-12Cの勝ち。
しかし、ファイルの読み書きの性能差がとっても大きい。実際の使い勝手ではNexus Sのほうが早く感じるかも。
続きはまた次回(「AQUOS PHONE SH-12CとNexus Sの比較 その2」)・・・
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