AELECのポータブルBluetoothスピーカーを試す

オーディオ
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前回までは中華アクションカムの紹介をしてきました。

今回は話題を変えてAELECというメーカーのBluetoothスピーカーを紹介したいと思います。

今回のBluetoothスピーカーはAELEC社より提供していただきました。

このBluetoothスピーカーの販売は終了したようです。

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AELEC社について

AELEC社というのは初めて聞いたので調べてみました。

公式サイトは下記のようです。

Aelec Audio
Aelec Audio - 「いいね!」1,519件 - Aelec specializes in wireless products, Our main products are wireless headsets, Bluetooth speakers and other accessories kits. we offer innovative products with the...

ドメイン名に「audio」が入っているように、音響機器メーカーのようです。

主力商品は「Bluetoothスピーカー」と「Bluetoothヘッドフォン」です。

会社の所在地は中国の深圳です。深圳といえばもはやハードウェアスタートアップの聖地のような都市で、安く早く製品を作るためのインフラが整っているとされます。

AELEC社はその深圳の製品開発インフラを活用したメーカーと言えそうです。

中国の会社とはいえ、日本での販売はアマゾンを介して行っているため、日本の製品を購入するのと変わらない手間で入手できるのもポイントです。

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AELEC ポータブルBluetoothスピーカー

今回レビューするのはAELECのポータブルBluetoothスピーカーです。型番とかは調べてもわかりませんでした。

Amazonのページは下記になります。

  • https://www.amazon.co.jp/dp/B078XZNGGD/ (リンク切れ)

Amazonでの商品説明によると

  • IPX6の防水性能
  • BluetoothのプロファイルはA2DP・AVRCP・HFPをサポート
  • 5W×2のデュアルドライバ
  • 最大12時間使用可能な大容量バッテリー
  • メーカーによる1年保障

などの多くの特徴が記載されています。

ポータブルBluetoothスピーカー

パッケージと製品の様子

Amazonで注文したところ注文翌日に届きました。中国メーカーの製品ですが日本のAmazonの倉庫に在庫を持っており、そこから日本国内に発送しているようです。

届いたパッケージはこんな感じです。白と黒のシンプルなデザインです。

パッケージ

パッケージを見ただけではスピーカーとわかりませんが、通販なので問題ないでしょう。むしろパッケージにはコストをかけないという姿勢を感じます。

側面には「お買い上げ日から、何か質問がある場合、オーダーIDを通じて会社側に連絡してください。ご要望に全力でお答えします」と日本語で記載されています。

パッケージの説明

全世界共通のパッケージを使っているのではなく、日本専用のパッケージを用意しているようです。

パッケージにバーコードシールが貼られています。製品名のところは長いので省略されてしまっていますが、気になるのは「オリーブグリーン」となっているところです。

パッケージ上のバーコードシール

Amazonで注文する際には色の選択はなかったと思います。色展開はオリーブグリーンだけなのでしょうか。

また、パッケージには認証ロゴが印刷されていました。

パッケージ上のロゴ

認証はFCC (アメリカの認証)を取得しています。日本の技適マークないので注意してください。

それよりこのスピーカーのモデル名が「V5」でることがこのロゴのところで初めてわかりました。

パッケージを開けるとスピーカー本体はしっかりと緩衝材で保護されています。

パッケージを開けたところ

これならば配送で破損する可能性は少なそうです。

パッケージから内容物を全て取り出してみます。スピーカーの色はオリーブグリーンではなく黒でした。

内容物一覧

  • 左上: ポータブルBluetoothスピーカー本体
  • 中央上: 3.5mmオーディオケーブル
  • 右上: microUSBケーブル
  • 左下: 取扱説明書(日本語)
  • 中央下: カラビナ

Bluetooth接続が基本となると思いますが、有線接続用のケーブルがついているのは親切だと思います。

Bluetoothスピーカー本体

Bluetoothスピーカー本体の形状は直方体になります。無骨なデザインに見えますが、アウトドア向けという製品の正確に合っていると思います。

本体

本体の上部にはボタン類があります。

ボタンは左から「ボリュームダウン」「ボリュームアップ」「ハンズフリー通話」「電源」です。

ボタン類の左右にはマイクと思われる穴と、動作状態を示すLEDがあります。

本体正面

本体底面はメーカーのロゴと認証ロゴが印刷されています。

充電スペックにつても書いてありますが「5V=1A」となっています。この数値から見ると急速充電には対応していないと思います。

本体底面

なお、底面にはちゃんと滑り止めがついています。机の上で使う場合などは便利かと思います。

スピーカー面はシンプルにスピーカー用の穴が空いているだけです。

本体側面

反対側の側面にはコネクタ類を隠すキャップがあります。

本体側面

キャップを外すとmicroSDカードスロット・3.5mmオーディオジャック・microUSBコネクタがあります。

コネクタ類

なお、防水機能を活かすときには、このキャップはしっかりと留めておきましょう。

この本体の猛者は実測で309グラムです。割と重く感じるかもしれません。

重さ

サイズ的には側面はほぼiPhone SEと同サイズです(厚さはかなり違いますが)。

サイズ

持ち運び方法としてカラビナでバックパックなどにぶら下げることができますが、毎日ぶら下げて出かけるのは少々邪魔かもしれません。

ただバーベキューやハイキングの時にぶら下げるぐらいでしたら問題ないと思います。

説明書

説明後は日本語で書かれています。

ただ自動翻訳なのかかなり日本語は怪しいです。

取扱説明書 1

取扱説明書 2

まあ日本語が怪しいですが、なんとか解読できると思います。

この取扱説明書で一番重要なのはモデル名が「SoundCube」であることがわかったことぐらいです。

Androidとのペアリング

Bluetooth機器を使用するときは通信相手とお互いを認識しなければ行けません。これをペアリングと言います。

最初に1回ペアリングをしておけば後は電源を入れるだけで自動的にBluetoothで接続するようになります。

Androidスマホでペアリングするためには、まずAndroidでBluetoothをオンにします。そして「設定メニュー」の「Bluetooth」を開きます。

ここでBluetoothスピーカーのBluetoothボタンを5秒間ほど長押しして、電源横のLEDが青色に点滅するのを待ちます。

初回起動時(ペアリング対象が設定されていない場合)は、電源オン直後にLEDが青色点滅してペアリングモードになるようです。

ちなみにこのときbluetoothスピーカーが「Device is ready to connect」としゃべります。静かなところでペアリング仕様とするとちょっと焦りますので注意してください。

これでスマートフォンのBluetooth設定メニューから「新しいデバイスとペア設定する」を選択しましょう。

ペアリングの開始

しばらく待っていると、スマートフォンに「AELEC」というデバイスが表示されるはずです。

AELECを選択

あとはこれを選べば接続完了です。

ペアリング完了

これでBluetoothスピーカが使えるようになり、スマートフォンの音楽・音声がBluetoothスピーカーから聞こえるようになります。

なおバッテリレーベルはスマートフォンから確認することができます。

機種によってはステータスバーにバッテリーレベルが表示されると思います。

iPhoneとのペアリング

Androidと同様に設定からBluetoothを選ぶとペアリングを開始することができます。

Bluetoothスピーカーをペアリングモードに入れると、iPhoneに「AELEC」が現れます。

AELECを選択

この「AELEC」を選択するとペアリング完了です。

ペアリング完了

iPhoneの場合はステータスバーにバッテリーレベルが表示されます。

AELEC ポータブルBluetoothスピーカー
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ポータブルBluetoothスピーカーの利用

一度ペアリングしてしまえばあとは普通のBluetoothスピーカーと変わりません。

音楽の再生

一番の使い道は音楽の再生ではないかと思います。

ペアリング済みの状態でスマートフォンで音楽の再生を開始すると、そのままBluetoothスピーカーから音が出ます。

結構、迫力がある音が出るのでボリュームには十分注意してください。

ボリュームについてはスマートフォンでもスピーカー上面のボタンでも操作できます。

なお、音はスピーカーからの両面からでます。しかし、おそらくスピーカーコーンはコネクタがついていない側にあり、コネクタがついている側にはダクトか何かで音を回しているのではないかと思います。

ボリュームが大きい場合は、気になりませんが、ボリュームを小さくすると、コネクタついている側はちょっとこもって聞こえるかもしれません。

肝心の音質ですが、手元にあったAnkerのSound Core Sportsと比べてみると、素人目(耳)にもAELECのBluetoothスピーカーの方がきれいに聞こえました。

音質にこだわりがある方の評価だと変わってくるかもしれませんが、私には十分な音質と感じました。

通話での利用

このBluetoothスピーカーにはマイクも内蔵されています。

このため通話に使うこともできます。

試しにLINE通話をしてみたのですが、通話相手は問題なく音が聞こえたそうです。

また、通常の電話の着信でしたらBluetooth側のボタンを押すと電話開始・終了などの操作ができます。

ライン入力

上記の写真で紹介したようにこのスピーカーにはライン入力端子がついています。

このため有線でパソコンなどと接続して外部スピーカーとして使うこともできます。当たり前ですがパソコンのライン出力端子と接続してみたところ普通に音が出ることを確認しました。

ただ、最初は音が出なくてちょと困りました。

どうもBluetoothでペアリングしている状態だと、オーディオケーブルを差しても切り替わらないようです。オーディオケーブルを差しても音が出ない場合は、ペアリングしているスマホのBluetoothをオフにしてみてください。

microSD

このAELECのBluetoothスピーカーで面白いのがmicroSDスロットがついてるところです。

しかも、説明書には「最大64GBサポート」しか情報がなく、何に使えるのか不明です。

といわけで、microSDにWAVファイル・MP3ファイルを保存して、Bluetoothスピーカーに差してみたところ、おもむろにこれらのファイルの再生を開始しました。

再生はループするようで、SDカード内のファイルをすべて再生したら、先頭から再生し直すようです。

このため、音楽入りのmicroSDを用意しておけば、パーティーやバーベキューでのBGM再生に使えるのではないかと思います。

なお、Bluetooth接続中にmicroSDを挿入して音楽再生を開始すると、Bluetoothの接続は切れるので注意してください。

まとめ

今回はAELECという会社のBluetoothスピーカーを紹介しました。

クーポン適用で約2000円という価格ながら、十分な音量・音質をもつお買い得なBluetoothスピーカーです。microSDカード内の音楽の自動再生機能や、防水機能もあるので、お風呂やアウトドアでのBGM再生機としても活用できそうです。

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