前回はスリランカでのプリペイドSIMの使い勝手について紹介しました。
今回はこの旅行中に試したテザリングについて紹介します。
条件
今回は次のような条件でテザリングを試しました。
- スマートフォン: AQUOS PHONE ZETA SH-02E (SIMロック解除済み)
- 場所: タイ
- プリペイドSIMカード: DTAC
- テザリングを利用する端末: Nexus7
スマートフォンでの操作
操作は国内でテザリングするのと同様です。
「設定」→「ネットワーク設定」→「テザリング」→「Wi-Fiアクセスポイントを設定」を選択します。
「ネットワークSSID」と「パスワード」に適当なSSIDとパスワードを設定しておきます。
その後、「設定」→「ネットワーク設定」→「テザリング」に戻り、「Wi-Fiテザリング」をオンにしておきます。
Nexus7での操作
Nexus7側では通常のWiFiと同じ操作です。WiFiをONにして「設定」→「WiFi」を開くと、アクセスポイントリストの中に先ほど設定したSSIDがあるはずですので、そのアクセスポイントを選択します。
パスワードは当然先ほど設定したパスワードを入力します。
これで問題なくNexus7とスマートフォンがつながり、Nexus7はスマートフォン経由でインターネット通信ができるようになります。
通信速度
さて気になるのは通信速度です。
Nexus7でSpeednet.netというソフトで測定してみると・・・
上りがかなり遅いのが気になりますが、下りはそこそこスピードが出ています。
同じ場所で直後にスマートフォンで通信速度を測ると次のようになりました。
上りが遅いのは一緒でした。テザリングが悪いのではなく、もともとこのときの電波状態が良くなかったようです。
下りはスマートフォン側の方が1.5倍以上高速です。テザリングをすると間にスマートフォンが挟まるので、Nexus7側では多少速度が落ちるのかもしれません。
まとめ
今回は海外のプリペイドSIMカードを使っている状態でテザリングを試してみました。
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eはテザリングに対応している端末ということだけあって、国内でドコモのSIMカードを使っているのと同じ感覚でテザリングを行うことができました。
以前使用していたAQUOS PHONE SH-02Cもテザリングに対応しておりましたが、テザリング機能に制限があり海外のプリペイドSIMカードを使っている状態ではテザリングができませんでした。このためBluetoothテザリングという技を使っていたのですが、AQUOS PHONE ZETA SH-02Eは普通にWiFiテザリングをすればOKです。
次回は再び海外プリペイドSIMネタに戻ります。
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