前回はキーボードの紹介でしたが、今回も小ネタです。
ここのところインターネットの動画ストリーミングがかなり不安定だったのが、かなり解消したので紹介したいと思います。
自宅のインターネット環境
自宅ではインターネット回線に1000Mbpsのフレッツ光ネクストを使っています。プロバイダとはIPoEでIPv6接続になっています。
接続している機器は有線でPCを2台、その他はプリンタ・スマホ・タブレットをWi-Fiで接続している状態です。
図にすると次のような感じです。
要となるWi-FiルータにはBaffaloのWXR-1750DHPを使っています。
Wi-Fiルータについては下記でレビューしていますので参照してみてください。
この環境での問題
私はWindows10のデスクトップPCをメインに使っています。
この環境でストレスを感じているのは、Windows10で動画ストリーミングを見ていると頻繁に止まるということです。
動画はAbemaTVやTVerなのですが、5分に1回は動画が停止してしまいます。もちろんサイトをリロードすれば続きが見れるのですが、結構なストレスです。
インターネット側が遅いのかと思ったのですが、フレッツ光ネクスト1000Mbps + IPoEだとかなり高速な部類のはずです。
回線のスピードテストをすると300Mbps以上は確実に出ており、動画ストリーミングが止まるとは思えません。
結局モヤモヤしながらもリロードしながら動画を見ることを続けていました。
原因はLANケーブル!?
ある日たまたまTVerをスマホで見たところ、安定して視聴できることに気づきました。
インターネット回線側に問題があれば、スマートフォンでも動画ストリーミングが不安定になります。
スマホで安定して動画ストリーミングがみれて、デスクトップPCで動画ストリーミングが安定して視聴できないとすると、疑わしいのは違いはWi-FiルータとデスクトップPCの間のEthernetケーブル(LANケーブル)となります。
確かにLANケーブルはかなり昔に調達しており、怪しい気がしてきました。ケーブルを見てもカテゴリーが書いていないので確認はできないのですが、カテゴリー5のケーブルような気がします。
LANケーブルを新調!
LANケーブルが疑わしくなったので、早速新調することにしました。
他のLANケーブルもかなり昔に調達したものなので合わせて交換することにしました。
送料込みでの価格で通販で調べてみると楽天よりAmazonの方が安そうでした。
今回はエレコムのカテゴリー6のケーブルにしました。
このケーブルは極細というわけでないですが、ケーブルが柔らかく取り回ししやすいのが特徴です。持ち運ぶわけではないので、耐久性を考えて極細やフラット型のケーブルは避けました
将来的なことを考えるとカテゴリー7のケーブルにしても良かったかもしれません。
Amazonだとケーブルの長さや色違いで選べ安くなっているのがうれしいところです。今回は色違い・長さ違いで何本かまとめて購入しておきました。
ケーブルを替えた結果は・・・!
効果はてきめんでした。
動画ストリーミングはかなり安定するようになりました。カテゴリーが合っていなかったのか、時間経過で品質が劣化していたのかはわかりませんが、やはりEthernetケーブルに問題があったようです。
ケーブルを取り替えてみると、Wi-Fiルータと光モデムの間のLANケーブルはカテゴリー5eでした。
カテゴリー5eのLANケーブルは1000Mbpsに対応しているので問題なかったのだと思います。
問題であった動画ストリーミングは、交換後も時々止まることはあるのですが、それはインターネットの混雑等の影響ではないかと諦めています。
副次的な効果?
それより驚いたのはデスクトップPCが快調になったことです。
これまでときどきプチフリーズをすることがありました。発生するタイミングは不定です。
ストレージに格安のSSDを使っているせいかと諦めていたのですが・・・なんとこれも解消しました。
いま思うと、「LANケーブルが悪い」→「通信エラーがいろいろ発生する」→「Windowsにエラーの度に割り込みが入る」→「Windowsの動作に影響を与える」→「プチフリーズ発生」という悪循環が起こっていたのではないかと思います (あくまでも推測ですが)。
まとめ
今回はこれまで使っていたLANケーブルを買い替えたことを紹介しました。
古いLANケーブルだと正常に通信できているように見えて、裏ではいろいろ通信エラーが起きている可能性があります。
家に1000Base-T等の高速インターネットを導入する場合は、あらたにカテゴリー6のケーブルでそろえることをお勧めします。
コメント