前回はウズベキスタンUcellのプリペイドSIMカードのステータス確認方法を紹介しました。
今回はUcellのプリペイドSIMカードを実際に使った状況を紹介したいと思います。
データ通信速度
データ通信速度についてはspeednet.netというアプリで測定してみました。
LTEで接続しているときと3Gで接続しているときでの測定結果を紹介したいと思います。
LTEのデータ通信速度
朝のタシュケント国際空港で測定してみました。まずまずの通信速度です。なおこのときは諸般の事情により4G対応のモバイルルータにUcellのSIMを使って通信していました。
また、サマルカンドで測定した結果が下記です。通信速度は十分出ているます。ただ、PINGがかなり遅いのが気になります。
3Gのデータ通信速度
タシュケント市内で夜20時頃に測定した結果が下記です。強烈な遅さです。
実際に使ってみるとここまで遅いわけではないのですが、Webのブラウジングは少し待たされる結果です。
かなり場所・時間によってデータ通信速度に差がある模様です。特に夜の20時というのは混雑する時間帯なのだと思います。
サービスエリア(カバレッジ)
ウズベキスタンは人口密度がかなり低いので、どの場所でつながるのか気にになるところです。
実際の状況
まず私の体感を紹介したいと思います。
今回のウズベキスタンの滞在ではタシュケントの他にサマルカンド・ブハラ・ヒバなどに滞在しました。
まず、タシュケントではほぼ問題なくLTEか3Gで接続します。しかし、タシュケントの郊外に行くと市街と市街の間ではGSMあるいはEDGE担ってしまうこともあります。
ヒバとブラハではLTEではつながらず3Gまでとなります。しかし、3Gの電波が弱いのか、建物の中にいるとGSM/EDGEに落ちてしまうことがありました。日本でのFOMAので始めの頃に戻った感じです。
サマルカンドでは3Gが使用でき、新市街の方に行くとLTEでも接続が可能でした。
なお、新幹線で移動中には圏外になることが多かったです。新幹線が市街地に近づいたときだけ通信できるという感じです。
Ucellの公式情報
Ucellにはカバレッジ情報のページがあります。
このページを見るとLTE(4G)は大都市の一部でしか利用できないことがわかります。下記はUcellのサイトにあったタシュケントのLTEのカバレッジデータです。
3Gのカバレッジだと全国の地図になっていました。この地図を見ると3Gは人口の多い都市だけになっていることがわかります。
2Gだとだいぶカバレッジが良くなります。都市間を結ぶ幹線道路はカバーされる感じです。バスで移動する方は移動中は2G(GSM/EDGE)なら使えると思って良いでしょう。
まとめ
今回はウズベキスタンUcellのプリペイドSIMカードを実際に使った状況を紹介しました。
ウズベキスタンは人口密度がかなり低いため、電波が飛んでいる領域が鍵がれています。LTEとなるともっと限られたエリアだけになります。幸い多くのホテルではWi-Fiが使えるようになっているので、旅行中はうまくWi-Fiを活用したいところです。
次回は中華アクションカムElephone ELECAM Explorer Sを紹介します。
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