タイでプリペイドSIMを使う その16: DTACの使用方法

タイでプリペイドSIMを使う その16: DTACの使用方法 タイ
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前回はDTACのプリペイドSIMカードを購入しました。

今回はこのプリペイドSIMカードを早速利用してみます。

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アクティベーションと設定

実はアクティベーションは必要ありません。DTACのショップに行って、店員さんにアクティベーションをお願いしたところ、SIMカードを挿すだけだよ、と言われました。

まず、AQUOS PHONE SH-12Cの設定を確認しておきます。「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」を選んで

  • データ通信: ON
  • ネットワークモード: 3G/GSM(自動)

としておきます。あとはいったん電源を切って、DTACのSIMカードをAQUOS PHONE SH-12Cに挿入して電源を入れなおします。

起動してしばらくすると、ステータスバーに電波アイコンが出て、「Welcome to Happy service.」というSMSを受け取ります。

ここまでくれは、とりあえず通話はできるようになるはずです。

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データ通信の設定

データ通信を行うためには、APNの設定が必要です。APNの設定は「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」で行います。このメニューを選んでも何も表示されないので、メニューボタンを押して「新規」を選んで下記を入力します。

Name dtac (何でも良い)
APN www.dtac.co.th
ユーザ名 なし (空欄)
パスワード なし (空欄)

しばらく(5分ぐらい)すると下記のSMSを受信するはずです。私の場合は店員さんがいったんAQUOS PHONE SH-12Cをリブートさせて、そのあとにこのSMSを受信しました。

データ通信開通のSMS

データ通信開通のSMS

ここまでくればステータスバーにはGSMか3Gのアイコンが表示されるはずです。これでデータ通信ができますので、ブラウザを立ち上げてどこかのWebページが表示されることを確認しましょう。

なお、Happy Internet SIMを買った場合は、1ヶ月あたり300分(5時間)の無料データ通信が4か月分ついてきます。この無料分の時間はデータ通信がONになっている間はどんどん消費するようです。節約をしたい方は、こまめにデータ通信をOFFにするようにしましょう。

そんなチマチマことをやりたくない、という方はインターネットパッケージ(プラン)に入る必要があります。これについては次回、説明したいと思います。

基本コマンド

たのプリペイドSIMカードと同様にDTACのHappy SIMも特別な番号に発信することによって、各種設定や状況確認を行います。重要なコマンドは下記の4つです。

  • *101*9#: 残高・有効期限の確認
  • *102*9#: 自分の電話番号と、アクティベートしてからの経過期間の確認
  • *103*9#: 現在のプラン(プロモーション)の確認
  • *101*4*9#: インターネットパッケージの残高確認(これはSMSで通知されます)

ちなみに共通してついている「*9」というのは、英語で表示してもらうためのものです。「*9」は省略できますが、その場合は表示されるメッセージがタイ語になって何がなにやらわかりませんので、注意してください。

なお、上記のコマンドは海外ローミング中(日本でDTACのHappy SIMカードを挿している状態)でも使用可能です。

こんなのは覚えられない!という方には別の方法が2つあります。

メニューを使う

*100*9#を発信すると、メニューが表示されてさまざまな操作ができます。使い方は簡単で、表示されている番号を入力して「送信」を押すだけです。例えば、残高・有効期限を確認するなら最初に表示されるメニューで「2」を入力します。インターネットパッケージの残高確認は続けて「4」を入力します。

コマンド メニュー

コマンド メニュー

このメニューも海外ローミング中でも使用可能です。

実はもっとわかりやすい方法があります。実はDTACのプリペイドSIMカードを挿入すると、SIM Toolkitというアプリケーションが追加されます。ホーム画面をアプリ一覧画面に切り替えて最終ページを確認すると見慣れないアイコンが追加されているはずです。

このSIM Toolkitを起動すると、各種設定をボタンを選択していくだけで行うことができます(最初に英語・タイ語の選択ボタンが出るのでEnglishを選ぶこと)。

ただ、どうやらSIM ToolkitはDTACに接続しているときしか使えないようです。海外ローミング中ではSIM Toolkitのアイコンが出てきません(この記事は日本で書いているのでSIM Toolkitのスクリーンショットが取れないのです・・・)。

ちなみにこのSIM Toolkitというアプリは、他のプリペイドSIMカードを使った場合も有効になる場合があります(詳細はhttp://en.wikipedia.org/wiki/SIM_Application_Toolkit)。しかし、現地語しかサポートしいなくて使えないことも多々ある中、DTACのSIM Toolkitは英語・タイ語の2ヶ国語対応で非常に便利だと思います。


まとめ

今回はDTACのプリペイドSIMカードの基本的な使い方を紹介しました。

次回はデータ通信(インターネット接続)について紹介したいと思います。

コメント

  1. DUM より:

    SIM Toolkitは 日本でSoftBankにローミングしているときでも使えています。
    SIM Toolkitはデータローミングしていなくても、SMSの仕組みで動いているようで、海外からでも通信料は無料みたいです。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      DTACのプリペイドSIMをセットして試してみましたが、やはり私が持っているドコモのAQUOS PHONE SH-12CではSIM Toolkitのアイコンは出ませんね。
      インドネシアや他国のプリペイドSIMカードも試してみましたが、全滅です。

      端末の問題か、キャリアの問題かもしれませんね。

  2. DUM より:

    ちなみに 端末はXperia Mini X10です。

    • scratchpad より:

      なるほど・・・

      いろいろSIMカードを試していたらドイツのO2という会社のプリペイドSIMカードを挿したら、SIM Toolkitがあらわれました!
      ドコモだからNGとか、SH-12CだからNGとか言うわけではなく、携帯電話会社とSIMカードの組み合わせで決まるんでしょうか!?

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