韓国でプリペイドSIMカードを使う その7: SKの初期設定

韓国
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前回は韓国・仁川国際空港でSKのプリペイドSIMカードを入手したことを紹介しました。

今回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。

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購入したプリペイドSIMカード

今回購入したのは韓国のSKというキャリアのプリペイドSIMカードです。

公式サイトは下記になります。

https://www.skroaming.com/usim/usim-prepaid.asp

仁川国際空港であれば24時間カウンターが開いているようで、入手性は高いと思います。

SKのプリペイドSIMカード 表

SKのプリペイドSIMカード 裏

購入したSIMカードの有効期間は1日(24時間)です。価格は約650円でした。

もちろんもっと長期間利用できるプリペイドSIMカードもありますが、私はトランジットでの滞在だったので24時間あれば十分でした。

データ通信量は無制限です。ただし、1日のデータ通信量が1GBを超えると5Mbpsに速度制限されています。

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アクティベーション

プリペイドSIMカードを使うにアクティベーションが必要です。

しかし空港のSKカウンターでプリペイドSIMカードを入手した場合はアクティベーションやID登録に関する処理はすべて店員さんがカウンターのコンピュータでやってくれます。

自分でやることはSIMカードをスマートフォンに挿入して、スマートフォンを再起動するだけです。

再起動をするとすぐに電波をつかみ、下のようなSMSが送られてきます。

最初のSMS

このメッセージは「2019年4月17に端末情報が登録された」ということなのですが、実際にSIMカードを買った日付とはずれています。

日付のずれは謎ですが、この時点で既にちゃんと電波をつかんでいるので気にしないようにしましょう。

そしてさらに5分ほどすると何通かSMSが送られてきます。1通目はハングルでしたが、今回は英語です。

SIMカードが開通した通知

このSMSでは、電話番号として「010-8476-7587」が割り当てられたこと、有効期限が2019/05/06の12:32から2019/05/07の12:31までであることがわかります。

さらにもう2通ハングルのSMSが送られてきます。

セルフサービスとボイスメッセージボックスの案内

一つ目はセルフサービスのWeb(ただしハングル)の紹介、2通目はボイスメッセージボックスが有効になったことの案内のようです。

いずれもあまり重要ではないので無視して良いでしょう。

今回はAndroidスマホでSKのSIMを使い始めましたが、iPhoneの場合も同様にSMSが送られてくると思います。

さらにiPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」にSK TELECOMというメニューが追加されます。

追加されたメニュー

ここで「モバイル通信プラン」をみると「1 일」となっていて、どうやらこれは「1日 (今回のプリペイドSIMカードの有効期限)」をあらわしているようです。

ちなみにここを選ぶと次のような画面に切り替わります。

SKのプラン情報

「SK Telecomのその他のプラン」というのが気になりますが、試してはいません。おそらくWebサイトに飛ばされるのではないかと思います。

APNの設定

スマートフォンでインターネット通信をするためにはAPNというのを設定をする必要があります。

Androidの場合

Androidの場合は「設定」→「ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」あたりに設定メニューがあります。

私が使用しているスマートフォンGoogle Pixel 2の場合は、SIMカードを挿入するだけで自動的にAPNが設定されました。

自動設定されたAPN

自動設定された内容は次の通りです。

APN lte.sktelecom.com
ユーザ名 なし
パスワード なし

自動設定されない場合は、APNを新規作成してこれらの情報を入力すれば良いでしょう。

なお、私のスマートフォンではSK関係のAPNは5個もプリセットされていました。

プリセットされていたAPN

このように複数のAPNがある場合は「lte.sktelecom.com」のAPNを選択すればOKです。

これでLTEで接続されるはずです。

LTEが使用可能

iPhoneの場合

iPhoneの場合はSKのプリペイドSIMカードを挿入して、iPhoneを再起動すればOKです。

私は個人輸入したSIMフリーのiPhone SEでしたが、再起動が必要だっただけで操作は不要でした。

LTEが使用可能

もしデータ通信ができない場合は「設定」→「一般」→「プロファイル」でプロファイルを削除してみましょう。

iPhoneのプロファイル

ただし、削除してしまうと、日本に戻ったときにネットワークにつながらなくなってしまいます。日本に戻ったらすぐにプロファイルを再インストールできるように、使用しているキャリアのプロファイル配布サイトなどをブックマークしておきましょう。

VoLTEの設定

APNを設定してしまえばほとんどの用途でOKなはずです。

追加でやることといえばVoLTEの設定ぐらいです。ただVoLTEも自動設定されることが多いようですし、通話をしなければ関係ないので、面倒くさい場合は無視して良いでしょう。

Androidの場合

Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」あたりにあります。

私のスマートフォンでは「4G LTE拡張モード」というのがVoLTEの設定です。これをONにすれば通話の時に音声がクリアになると思います。

AndroidでVoLTEを有効化

iPhoneの場合

iPhoneの場合はなぜかわざわざVoLTEの設定の案内がSMSで送られてきます。

VoLTEの設定方法

日本語にすると「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「LTE回線を使用」で「音声通話とデータ」を選ぶことになります。

iPhoneでVoLTEを有効化

まとめ

今回は仁川国際空港で入手したSKのプリペイドSIMカードを使えるようにしてみました。

プリペイドSIMカードをスマートフォンに挿して再起動すれば、すぐに使い始めることができます。スマートフォンによってはAPNの設定が必要になるぐらいです。

お手軽なプリペイドSIMカードといえるでしょう。

次回はこのSKのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。

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