シンガポールでプリペイドSIMを使う その4: 音声通話プリペイドSIMまとめ

シンガポール

前回の「データ専用プリペイドSIMカードのまとめ」に続き、シンガポールの情報のまとめです。今回は「音声通話可能のプリペイドSIMカード」について、M1SingTelStarHubの三社の状況をまとめます。

なるべくSIMカードの会社のサイトをみて内容を確認しますが、自分の体験ではなくあくまでも調べた情報であることにご注意ください! 私はまだデータ通信専用のM1 PREPAID BROADBAND SIMしか使ったことがありません。

音声通話プリペイドSIMカードについて

何のことはない普通のプリペイドSIMカードです。通話とSMSができます。もちろん国際電話や国際SMSが可能です。日本で留守番している人に電話したり、一緒に旅行した友達同士で現地で連絡取ったりする場合に便利です。

もちろんデータ通信もできますし、データ通信が割引になるプランもあったりします。スマートフォンで使うわけですから、ここではデータ通信を中心に説明します。

M1

M1は「M Card Prepaid」という名前で音声通話とデータ通信可能なプリペイドSIMカードを販売しています。

価格は15シンガポールドルで、18シンガポールドル分だけ使用できるようです。

データ通信

料金は0.2セント/kb。M1のWebページを見る限り、データパッケージは見当たらない・・・ データ通信をしたいユーザはM1 BROADBAND Prepaid(その1参照)を使用せよということでしょうか!?

通信速度についても特に記載がありません。

通話料金

通話料金に関しては

  • 国内通話: 8セント/分)
  • 国際通話: よくわからない
  • 国内SMS: 5セント/1通
  • 国際SMS: 15セント/1通

となっており、結構安い感じがします。

チャージ(TOP UP)

TOP UPカードを購入するか、インターネットでクレジットカードを用いて行います。

ところが、TOP UPカードについてはあまり情報がわかりませんでした。一方、クレジットカードのほうは下記にアクセスして行います。

10シンガポールドルから188シンガポールまで、必要に応じた価格でTOP UPできるようになっているようです。

その他

「1112」に発信すると残高と有効期限を確認することができます。

SingTel

SingTelは「HiCard」という名前でプリペイドSIMカードを販売していて、このカードで音声通話とデータ通信をすることが可能です。価格は18シンガポールドル。

データ通信

プリペイドSIMカードをスマートフォンに挿して電源をいれ「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→「新しいAPN」として

  • APN: hicard
  • MMSC: http://mms.singtel.com:10021/mmsc  (MMSを使用しなければたぶん不要)
  • MMS Proxy: 165.21.42.84 (MMSを使用しなければたぶん不要)
  • Port: 8080 (MMSを使用しなければたぶん不要)

とすればデータ通信が可能になります。ただし、このままでは無料で5MBまで使用でき、それ以上は0.27セント/KBの従量制になります。スマートフォンユーザは、Surfer PackかUnlimited Data Packを導入したほうが良いです。

Surfer Packは

  • 7日間10MB使用可能: 1シンガポールドル
  • 7日間1GB使用可能: 7シンガポールドル

の2種類があります。これは「*363」に発信することによって申し込めるそうです。申し込みの様子は「Mobile Fan blog(残念ながら消滅の模様)」の「シンガポールでプリペイドSIMカードを購入(Singtel編)(残念ながら消滅の模様)」が詳しくて参考になります。

一方、Unlimited Data Packは

  • 7日間使い放題: 25シンガポールドル
  • 3日間使い放題: 15シンガポールドル
  • 1日使い放題: 6シンガポールドル

の3通りのプランがああリます。こちらは「727050」に「3」という内容のSMSを送ることによって申し込めます。(SingTelのページには、あとは表示されるメッセージに従え、として書いていません)

なお、買ったままだと18シンガポールドルしか使えないので7日間使い放題が選べません。必要な場合はチャージ(TOP UP)して残高を増やす必要があります。

なお調べた限りはSingTelのWebページにはデータ通信速度は書いてありませんでした。Sufer Packについては「3G」、Unlimited Data Packについては「BROADBAND」とはかかれています。

通話料金

通話料金に関しては

  • 国内通話: 16セント/分 (夜・土日は8セント/分)
  • 国際通話: よくわからない
  • 国内SMS: 5セント/1通
  • 国際SMS: 15セント/1通

となっており、結構安い感じがします。

チャージ(TOP UP)

セブンイレブン等のお店でTOP UPカードを購入するか、インターネットで行います(その他にもいろいろ方法はあります)。

インターネットの場合は下記から行います。

その他

SIMカードの残高については「*139#」でプリペイドSIMカードの残高、「*139*3#」でデータパック(Surfer Pack/Unlimited Data Pack)の残量と有効期限が確認できます。その他は下記の表を参考にしてください。

sc0004

StarHub

StarHubの音声通話可能のプリペイドSIMカードには「GREEN Prepaid SIM Card」と「The Preferred Tourist SIM Card」があります。チャンギ国際空港ではUOB銀行の両替カウンターのところで販売しているそうです。

2014/02/22追記

GREEN Prepaid SIM Cardは終了したようです。現地で調べたわけではありませんが、Happy Prepaid SIMというものがあるようです。価格は8、15、50シンガポールドルです。

価格はThe Preferred Tourist SIM Cardは15シンガポールドル(18シンガポールドル分使用可能)で、GREEN Prepaid SIM Cardのほうは良くわかりません。10・18・50シンガポールドルのものがあるようです。

The Preferred Tourist SIMのほうは30MBの無料通信がついてきたり、シンガポールガイドアプリがデータ通信量無料で使えたり、微妙なお得感を出しています。

データ通信

プリペイドSIMカードをスマートフォンに挿して電源をいれ「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→「新しいAPN」として

  • APN: shppdcard
  • その他の項目はデフォルトのまま

とすればデータ通信が可能になります。さらに「MaxMobile Value Prepaid」というデータパッケージを購入します。プランは

  • 3日間で30MB: 2シンガポールドル
  • 3日間で300MB: 4シンガポールドル
  • 7日間で1GB: 7シンガポールドル
  • 30日間で500MB: 15シンガポールドル
  • 30日間で1GB: 20シンガポールドル

の5通りとになっています。「*131#」に発信すると画面にプラン一覧が出るので申し込むプランを選びます。

ただ、データ通信専用のMaxMobile Prepaidの場合は、データ通信速度が2Mbpsか7Mbpsと明記されていたのですが、GREEN Prepaid SIM CardとThe Preferred Tourist SIM Cardではデータ通信については「3G」としか書いていない点が少し気になります。

通話料金

通話料金に関しては

  • 国内通話: 1分目22セント、それ以降8セント/分
  • 国際通話: よくわからない
  • 国内SMS: 5セント/1通
  • 国際SMS: 15セント/1通

となっており、こちらも結構安いです。

チャージ(TOP UP)

TOP UPカードを購入するかインターネットで行います(その他にもいろいろ方法はあります)。

TOP UPカードの場合は「9850 0000」に電話してWelcom Messageのあとに「2」を押してTOP UP実行を指定したあとに、「10桁のTOP UPカードの番号」「6桁のPIN」を入力します。

インターネットの場合は下記から行います。

その他

残高・有効期限の確認はたぶん「*113#」です。

まとめ

シンガポールの3つの携帯電話事業者(M1, SingTel, StarHub)の音声通話プリペイドSIMカードについて説明しました。

スマートフォンで使う場合はデータ通信を安く抑えるプランが必要なのでSingTelかStarHubになります。どちらもあまり変わらないのですが、データ通信量が心配な方はSingTelのHiCardを買ってUnlimited Data Packをつけると良いと思います。そうでなければ、ちょっとだけ安いStarHubのThe Preferred Tourist SIMを買って適当なデータパッケージをつけると良いと思います。

さて、前回のデータ通信専用SIMカードを含めてどれが一番良いかとなると少々難しい問題です。

私としては、音声通話が必要かどうかだけを決めておき、シンガポール・チャンギ国際空港で購入できるカードを買ってしまうというのがお勧めです(ただし、M1のMカードはデータプランがないので除外)。空港なら店員は旅行者になれていますし、間違えなくパスポートを持っているの(シンガポールではプリペイドSIMの購入にパスポートが必要)で、トラブルになりにくいと思います。

ただ、空港ではSingTelとStarHubの安いプリペイドSIMカードは売っていない、という情報もありますので注意してください! (M1 PREPAID BROADBAND SIMは売っていました)。