前回はポーランドのプリペイドSIMカード事情を調べてみました。今回はいよいよ購入です。
ポーランドへはドイツのベルリンからレンタカーで向かいました。
当初はポーランドのヴロツワフ(Wrocław)という街のショッピングセンターで購入しようと思っていたのですが、途中でTESCOというショッピングセンター(スーパー)を見つけたので、そこで購入することにしました。
購入場所
世界遺産のシヴィドニツァの平和教会に向かうときに偶然見つけたショッピングセンター(TESCO)です。電気店も隣接していました。
ここに買い物にいく日本人はほとんどいないと思いますが、一応地図を載せておきます。
携帯電話ショップ
予想通りTESCOには携帯電話ショップがありました。確認した携帯電話会社は下記の通りです。
Eraは店がありませんでした。
このうち、PlayとPlusはプリペイドSIMカードと思われるパッケージがあることが店の外からわかりました。OrangeとT-Mobileでは確認できませんでした(あまり深く調査していません)。
ちなみに、隣接した電気店にはPlayのプリペイドSIMカードが売っていましたが、値段はほとんど一緒でした。
携帯電話会社の決定
結局、PlayのプリペイドSIMカードを購入することにしました・・・理由はウロウロしていたら、他の携帯電話会社のお店が閉まってしまったからです。
特にこだわりもなかったので、Playで決定しました。
PlayのプリペイドSIMカード
Playの店員さんにスマートフォンを見せながら「Prepaid SIM Card for Internet, please」(←大体これで通じます)というと2つのプリペイドSIMカードを紹介してくれました。
- 価格9ポーランド・ズロチ(約250円)
インターネット 300MB, 有効期限1週間, クレジット 10ポーランドズロチ - 価格19ポーランド・ズロチ(約500円)
インターネット 500MB, 有効期限2週間, クレジット 20ポーランドズロチ
クレジットというのは、通話可能料金のことです。インターネットにプラスして、この金額まで通話できます。
ポーランドに滞在するのは4日間ほどでしたが、差額もたいしたことがないので、19ポーランド・ズロチの方を選択しました。
購入
事前の調査どおり、パスポートも何も必要ありません。お金を払えばすぐにプリペイドSIMカードを渡してくれます。
あとはSIMカードを取り出して、自分のスマートフォンに差すだけです。
設定
APN
インターネットに接続するためにはAPNの設定が必要です。
「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
として、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。あとはAPNのところに「internet」と入力して、適当な名前(私はplayとしました)を設定して保存します。
名前 | play (なんでもよい) |
---|---|
APN | internet |
ユーザ名 | なし (空欄のまま) |
パスワード | なし (空欄のまま) |
アクセスポイント名としてこの新しく選択したAPNを選ぶと、すぐにインターネット接続が可能になるはずです(ステータスバーに3GかGSMのアイコンが表示される)。
ネットワークモード
日本だと3Gだけでしたが、Playは地方では3Gがなく2G(GSM/EDGE)での接続になることがあります。
「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「ネットワークモード」
を「3G/GSM(自動)」としておきましょう。
都市部では3Gで接続できると思いますので、都市部で2G(GSM/EDGE)接続になってしまった場合は、この設定を「3G」にするのも良いと思います。
まとめ
事前情報どおり、簡単に入手して使えるようになりました。面倒なアクティベーション作業がいらないのは助かります。
次回は、実際の使い勝手を紹介します。
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