前回はフランスのSFRのプリペイドSIMカードをアクティベートして使えるようにしました。
今回はこのプリペイドSIMカードでインターネット通信をできるようにします。
パッケージの有効化
データ通信を行うためのプランとして、10日間1GBで10ユーロのパッケージ(Internet 10 Euro 1Go)を利用することにして、プリペイドSIMカード購入時に店員さんに伝えていました。
普通のプリペイドSIMカードだと、必要な金額をプリペイドSIMカードにチャージ(TOP UP)して、そのあとに必要なパッケージを有効化する操作(たとえばキーワードをSMSで送るとか)を行うことになります。
しかしSFRでは少し違います。パッケージを購入すると10桁の番号が発行され、その番号を登録する(リチャージする)とパッケージが有効になります。このため手間が一つ減っています。
SFRの店舗の場合はパッケージを購入すると次のようなれレシートが発行されます。
赤で囲んだところに記載されている10桁のコードを952に電話して入力すればOKです。この10桁のコードを952にSMSで送信してもよいようです。
しかし、SFRの店舗で購入した場合はこの作業も店員さんがすべてやってくれます。
データ通信の設定
パッケージが有効になったらデータ通信をするためにAPNの設定を行います。
「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開き、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。
名前 | SFR (なんでもよい) |
---|---|
APN | wapsfr |
ユーザ名 | なし (空欄のまま) |
パスワード | なし (空欄のまま) |
ちなみにこれも店員さんがやってくれます。
ステータス確認
プリペイドSIMカードを使う上で気になるのはあとどのくらいの残高が残っているかということです。
SFRでは950に「?」という内容のSMSを送ることによってステータスを確認することができます。
この例では
- インターネット通信の残量: 998MB + 204KB + 834バイト
- 残高: 0.01ユーロ
- SIMカードの有効期限: 2015/11/08
ということがわかります。
まとめ
今回はフランスのSFRのプリペイドSIMカードでインターネット通信をするための設定を紹介しました。
SFRでは購入したパッケージにTOP UP番号がついていて、それをTOP UPすることによってパッケージが有効になる、ということを押さえておけば大丈夫だと思います。
次回はフランスのSFRの実際の使い勝手について紹介します。
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