前回はフェロー諸島のプリペイドSIMカード事情を紹介しました。
今回は実際にFøroya TeleのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。
私は空路でフェロー諸島の玄関口でヴォーアル空港に空路に到着しました。フェロー諸島を訪れる人はまずこのルートのはずです。
ヴォーアル空港の様子
ヴォーアル空港はフェロー諸島唯一の空港ですが非常にコンパクトな空港です。
ターミナルは一つですし、お店はカフェぐらいしかありません。
SIMカードを売っている通信キャリアのショップは見当たらなかったので、諦めて空港のインフォメーションオフィスに行ってみると、なんとここがSIMカードの販売場所でした。
下の写真がヴォーアル空港のインフォメーションオフィスです。ガラス張りの扉のところです。
実はインフォメーションオフィスによったのは、レンタカー会社に到着したらインフォメーションオフィスに行くように言われていたからです。
レンタカーの手続きでよったらインフォメーションオフィスのデスクの上にプリペイドSIMカードの案内があるのを見つけ、SIMカードを売っているのに気づきました。
この案内によると価格は97デンマーククローナで、データ通信容量2GBと通話量25デンマーククローナ込みということのようです。
これは事前の調査通りでした。
Føroya TeleのプリペイドSIMカードを購入!
このインフォメーションオフィスにいる店員さん(スタッフ)に「SIMカード返るの?」と聞いたところ「YES」という回答でした。
ということで早速購入です。支払はクレジットカードでOKでした。価格は特に税金なども取られることとなく、97デンマーククローナでした。下記がそのときの領収書です。
支払うとプリペイドSIMカードのパッケージを渡してくれます。下の写真は購入したプリペイドSIMカードのパッケージです。
パッケージの裏面には簡単なSIMカードの案内がエゴで記載されています。
書かれていることを簡単に訳しておくと
- アクティベーションはSIMカードを電話に挿すだけ
- TOP UP(チャージ)は、Webサイト(topup.ver.fo)か、電話ショップ・キオスク・ガソリンスタンドでバウチャーを購入すること
- ネットワークにアクセスするにはAPNで「internet」をセットすること
- 残高を核にするには1990に「SAL」という内容のSMSを送ること
というような内容が書かれています。
パッケージの中にはSIMカードと案内のカードが1枚入っています。
SIMカードは標準・マイクロ・ナノの3サイズ対応です。
裏面にはSIMカードのロックを解除するための「PIN」が書かれていますのでなくさないようにしましょう。
SIMカードに入っている案内のカードはクレジットカードサイズ大です。表には、SIMカードの有効期限について説明があります。
SIMカードの有効期限は、TOP UPをしていない場合はSIMカードのアクティベーションから30日、TOP UPをした場合は最後にTOP UPしてから180日となります。
フェロー諸島は広い島でもないので旅行者なら30日も使えれば十分だと思います。
このカードの裏面にはパッケージの裏面と同じ内容が書かれています。
違うのは一番下の行です。一番下の行では「Your phonenumber」としてこのSIMカードに割り当てられている番号が記載されています。
デンマーク語だと解読が困難ですが、英語で案内が書かれているのでなんとか使いこなすことができそうです。
まとめ
今回はフェロー諸島のヴォーアル空港でFøroya TeleのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
ヴォーアル空港にはFøroya Teleのショップはありませんが、インフォメーションオフィスに行くとプリペイドSIMカードを購入することができます。
価格は2GBで1600円とやや高いですが、フェロー諸島の高い物価を考えれば我慢できる範囲ではないかと思います。
次回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
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