前回まではWindows PCにSSDを増設したことを紹介してきました。
今回からは夏休みと近いと言うことで、ヨーロッパの離島であるフェロー諸島のSIMカードについて紹介したいと思います。
フェロー諸島以外のプリペイドSIMカード情報については下記を参照してください。
なお私のスマートフォンはSIMロックを解除した状態(いわゆるSIMフリー)です。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあることを確認してください。
ヨーロッパのローミング規制
ヨーロッパの国々からなるEEA(欧州経済地域)は「Roam Like At Home」と称して、ローミング料金の撤廃をしています。
このためヨーロッパのある国でSIMカードを購入すると、他のヨーロッパの国でもそのSIMカードを追加料金なく利用することができます。
しかし、残念ながらフェロー諸島はこの規制外となっています。
このためヨーロッパ圏内で購入したプリペイドSIMカードを持ち込んでも、高額なローミング料金がかかってしまうので注意しましょう。
イギリスのVodafoneとアイスランドのVodafoneのSIMはローミング料金がかからないようです。
ドコモのローミング情報
いつものようにドコモのローミング情報を確認します。
この情報でドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。日本のSIMフリーむけの端末はドコモに合わせていることが多いのでドコモの情報が参考になります。
また、3GとLTEへの対応状況やサービスエリアについても確認可能です。
ドコモのフェロー諸島でのローミング情報は下記のページから入手することができます。
2019年10月からドコモのローミング情報サイトが変更になり、選択した機種のローミング情報のみが表示されるようになってしまいました。
ちょっと使いにくくなった気がします。
2019年7月の状況は下記の通りです。
ドコモのローミング対象としてはFT-GSMというキャリアが1社あり、3Gでデータ通信ができるようです。
Wikipediaの情報
Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。
フェロー諸島の情報は下記になります。
2019年7月の状況は下記の通りです。
ドコモのローミング対象は1社だけでしたが、Wikipediaの情報ではHeyが追加され2社となっています。
フェロー諸島のキャリアの利用周波数についてはあまり情報がないのですが、他のヨーロッパの国々の状況から推測すると次のようになると思います。
Føroya Tele | 3G | B1(2100), B8(900) |
---|---|---|
LTE | B3(1800) | |
hey | 3G | B1 (2100) |
LTE | B3(1800) |
キャリアの規模としてはFøroya Teleの方が圧倒的に大きくなります。
フェロー諸島の市街地のみと滞在ならどちらのキャリアでも大丈夫と思いますが、ハイキングなどを考えている場合はFøroya Teleの方が無難と思います。
インターネット上の情報
フェロー諸島のプリペイドSIMカード情報は英語の情報ですが下記にまとまっています。
このサイトでもFøroya Teleの方がおすすめのようなので、Føroya Teleの情報を抜粋しておきます。
Føroya Tele
フェロー諸島の最大のキャリアになります。
- プリペイドSIMカードの入手
- ヴォーアル空港で入手可能
- スターターキットは97デンマーククローナ(約1600円)
- データ通信量 2GB、 通話は25デンマーククローナ分込み
- インターネットパッケージ
- 下記の3種類をオンラインで購入可能。いずれも有効期間は30日。
データ容量 価格 2GB 50クローナ 5GB 100クローナ 10GB 130クローナ
- 下記の3種類をオンラインで購入可能。いずれも有効期間は30日。
- APN情報
APN internet ユーザ名 internet パスワード internet
まとめ
今回はヨーロッパの離島であるフェロー諸島のプリペイドSIMカード事情を調べてみました。
フェロー諸島はEUのローミング規制外なのでモバイルインターネットをするには現地でプリペイドSIMカードを買った方が良さそうです。
ナンバーワンキャリアのFøroya Teleなら空港でプリペイドSIMカードが購入できるようです。
次回はFøroya TeleのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。
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