前回はエチオピアのプリペイドSIMカード事情を調べてみました。今回はいよいよ現地で購入です。
今回は空路でアジスアベバの空港(ボレ国際空港)に到着しました。ほとんどの方がこのルートでエチオピアに入国することになると思います。
なお、私のスマートフォンはSIMロックを解除してあります。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあること(いわゆるSIMフリー状態)を確認してください。
今回の記事は2017年12月の取材に基づいています。
状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
ボレ国際空港の状況
2017年12月段階ではボレ国際空港は拡張工事中でした。
事前の情報収集で空港では売っていないという情報があったことと、ホテルからのピックアップを予約していたこともあって、あまり時間を掛けてSIMカードの販売状況を確認することができませんでした。
ざっと見た感じとしてはSIMカード売り場はなさそうな感じでした。
プリペイドSIMカードを買うための準備
事前の調査でエチオピアでプリペイドSIMカードを買うためには
- パスポートのコピー
- パスポートサイズの顔写真を2枚
が必要という情報を得ていました。
このため、パスポート以外にこれらを用意してからプリペイドSIMカード探しに向かいました。
市内でEthio Telecomショップ探し
Ethio Telecomの店舗はEthio TelecomのWebサイトに記載されています。
私は事前にアジスアベバ中心部のスタジアムのそばにある店舗をチェックしておき、そこに向かうことにしました。
しかし、それがなかかなか大変です。
まずこのショップの場所が「ラガハー」と呼ばれる地区であることがわかりました。
あとは「ラガハー」「エチオテレコム」と周りに人に尋ねながら進みます。エチオピアの方は結構適当に答えてきます。
誰かに教えてもらっても信じすぎずに、進むごとに周りに確認することをお勧めします。
最終的には下の場所に小さなショッピングセンターがあり、そこの1階にEthio Telecomの店舗を発見しました。
Ethio TelecomのプリペイドSIMカードを購入!
Ethio Telecomの店舗は結構混んでいます。
日本の店舗のように順番待ちのカードがあるわけではないので、周りの人に聞きながら順番待ちをします。
私が行ったときには5人ほど人が座って待っていて、先頭の人が抜けると座る位置をずらすという方式で自主的に管理されていました。
自分の順番が回ってくるとカウンターに行くと、英語が堪能な店員さんだったので、英語で交渉を進めることができました。
プリペイドSIMカードを買いたいというと、パスポートを出すように言われました。
ここの店舗はパスポートをスキャンする装置が導入されているので、パスポートのコピーや写真は不要でした。
確かあとは何かの書類にサインが必要だったともいます。
ちなみにプリペイドSIMカードの価格は事前の調査通り30ETBでした。
なお、一緒にリチャージカードも購入できます。
現地では「エアタイムカード」と呼んでいます。
使おうと思っているインターネットパッケージに必要な分を購入しておくことをお勧めします。
私は1週間程度の滞在だったので、65ETB分だけ購入しておきました。
購入したプリペイドSIMカード
プリペイドSIMカードはパッケージがあるわけでなく、そのまま渡されます。
購入したプリペイドSIMカードのサイズは標準サイズでした。
私が買ったときには販売していたのは標準サイズのみでした。これは事前にわかっていたため私はSIMカードカッターを日本から持参しました。
持っていない場合は携帯電話ショップに行くと有料でカットしてくれるようです。
一緒に購入したリチャージカード(エアタイムカード)は厚紙を切り取ったシンプルなものです。
50ETBのリチャージカードは幅がちょうどクレジットカードと同じサイズです。
裏側にはスクラッチがありこれを削るとリチャージするための数値が出てくる仕組みです。
15ETBのリチャージカードはサイズが少し違いました。
まとめ
今回はエチオピアのアジスアベバ市内でEthio TelecomのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
私が訪れたショップではパスポートを読み込む機械が導入されていたのでパスポートを提示するだけで簡単にプリペイドSIMカードを購入することができました。
ただ、SIMカードのサイズが標準サイズのみだったので、ナノSIMやマイクロSIMのスマホを持っている方はSIMカードカッターを用意しておくことをお勧めします。
次回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
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