ボスニア・ヘルツェゴビナでプリペイドSIMを使う その3: m:telの詳細情報

ボスニア・ヘルツェゴビナでプリペイドSIMを使う その3: m:telの詳細情報 ボスニア・ヘルツェゴビナ
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2018/04/20 追記

m:telのWebサイトを見ると、本記事で紹介している「FREND」というブランド名のプリペイドSIMカードは終了しているようです。

その代わりかどうかわかりませんが、旅行用のSIMであるTOURIST PACKAGEができたようです。

Subscription Tariff | mtel.ba
Subscription Tariffs, tailored for your full enjoyment in communication. More bonuses, free calls to friend number, inexpensive talks and unlimited mobile internet. - mtel.ba paketi

TOURIST PACKAGEは2GBデータ通信できるバージョンが10KM(600円ぐらい)、3GBのデータ通信ができるバージョンが25KM(1500円ぐらい)となっています。

またプリペイド向けのインターネットパッケージは下記になるようです。

https://mtel.ba/oec/prepaid-tarifne-opcije/kupi-internet-kombinuj

前回はm:telのプリペイドSIMカードを購入しようとして、失敗(断念)した話を紹介しました。

そのままだと悔しいので、今回はWebで調べたm:telのプリペイドSIMカード情報を紹介します。

今回の内容はWebでの調査に基づいています。残念ながら実地での検証はできていません。

自分なりに調査したつもりですが、間違えが含まれている可能性もありますので、ご注意ください。

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FREND – Start Package

m:telのWebページを調べているとプリペイドSIMの紹介がありました。英語でもしっかりWebページがあって助かります。

m:telのプリペイドSIMカードのブランド名は「FREND」と言う名前のようです(英語のFriendからとったと書いてあります)。下記がそのURLです。

http://www.mtel.ba/start-packages/

いくつか重要な情報をピックアップしておきます。

  • 価格: 4ボスニア・ヘルツェゴビナ・マルカ(BAM) (約 2ユーロ)
  • 初期残高: 4ボスニア・ヘルツェゴビナ・マルカ(BAM)

サラエボで5ユーロといわれたのはボッタクリだったようです。また、Start Packageには説明書も付属していると書いてあります。

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Start Packageのアクティベーション

アクティベーションはかなり簡単なようです。

  1. 電源を切った携帯電話にプリペイドSIMカードをセットする
  2. 携帯電話の電源を入れる
  3. PINの入力画面が出るまで「OK」を選択する
  4. PINコードを入力する(Start Packagesに同梱されている
  5. m:telのネットワークコードが表示される(m:tel, mobi’s, CC 218 NC 05など)

何のことはない、単にプリペイドSIMカードをセットしてPINを解除するだけです。

データ通信のための設定

まず、Start Packageで買ったプリペイドSIMカードのプランをデータ通信に適したプランに切り替える必要があります。

下記のページにプランと価格一覧がでています。

http://www.mtel.ba/frend-tariffs/

m:telのプリペイドSIMカードでは「Hit」「Zovi」「Salji」「Surfaj」「Kuliraj」の5種類の料金プランがあります。

プリペイドSIMカード用プランの料金表

料金プランによって通話料金やSMS料金が違うのですが、注目すべきは一番下の「Mobile internet」の項目です。

ここに書かれている数字は1MBあたりの料金で、単位はボスニア・ヘルツェゴビナ・マルカ(BAM)です。この数値を半分にするとほぼユーロでの金額になります。

これを見るとSurfajプランが一番お得なことがわかります。1MBあたり約0.05ユーロですので、100MBで約5ユーロとなります。

料金プランの選択は「444」に発信することによって行います。

  1. “Welcome to the Service Menu” “If you wish to make some changes, please press 4”というアナウンスが流れたら「4」を入力します。
  2. “To change your m:tel prepaid tariff, please press 1”というアナウンスが流れたら「1」を入力します。
  3. "To change your tariff into・・・”というアナウンスが流れたら「4」を入力します(4がSurfajに対応しています)。
  4. 最後に確認を求められたら「1」を入力します。

この操作でSurfajに料金プランを変更することができます。

最後にAPNは

APN mtelfrend
ユーザ名 なし (空欄のまま)
パスワード なし (空欄のまま)

として新規に作成しておきます。これでデータ通信ができるようになるはずです。

インターネットパッケージ

上記の方法で料金プランとしてSurfajを選択すると1MBあたり0.05ユーロと割安な料金でデータ通信ができますが、従量式なため心理的に安心できません。

やはりデータ通信は定額制で利用したいところです。 m:telのWebページを調べていると、定額制について記載されているページがあります。

http://www.mtel.ba/frend-mobile-internet/

このページには次のような定額プランが記載されています。

インターネットパッケージの料金表

例えば真ん中のプランだと、1週間で200MBを5ボスニア・ヘルツェゴビナ・マルカ(約2.5ユーロ)利用できるので、Surfajプランで200MBそのまま使うより料金が4分の1になります。

しかも、データ通信量の上限を超えた場合は64Kbpsに速度が低下するものの期間内は継続して通信できるようです。

ただ、問題なのは、これらの定額制のインターネットパッケージの申し込み方法が見つからないことです。どなたか発見したらぜひ教えてほしいです。

ステータス確認

プリペイドSIMカードの残高を確認するためには「*101#」に発信します。

インターネットパッケージの有効期間等の確認は「*103#」を利用します。

まとめ

今回はボスニア・ヘルツェゴビナのm:telのプリペイドSIMカードの調査結果を紹介しました。

Webページは英語も充実していて情報が探しやすく助かりました。唯一見つけられなかったのはインターネットパッケージの申し込み方法です。もしかしたらStart Packageについてくる説明書には書いてあるのかもしれません。

次回はボスニア・ヘルツェゴビナのお隣の国・モンテネグロです。

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