前回はベリーズのプリペイドSIMカード事情を調べてみました。今回はいよいよ現地で購入に挑戦したお話です。
今回はメキシコのチェトマルから陸路(レンタカー)でベリーズのコロザルにはいり、オレンジウォークを経て西側の国境からグアテマラに抜けました。ベリーズシティには立ち寄っていません。
メキシコとの国境の状況(コロザル)
メキシコの国境は地図でいうとここになります。車でベリーズに入国する場合は、西側の新しい橋を通って(結構迂回する)てここのパスポートコントロールと税関でチェックを受けます。
このパスポートコントロールがかなり大変なのですが、今回はその話はおいておいて、プリペイドSIMカードの話です。
結論から言うと、私の旅程ではここコロザルがプリペイドSIMカードを入手できる可能性が一番高いポイントでした。そうです、ベリーズでのプリペイドSIMカードの購入には失敗しました。
まず、パスポートコントロール・税関を抜けたところにある掘っ建て小屋に「プリペイドSIMカードあります」という看板というかビラが貼っていあります。詳細な場所は下記の航空写真を参照してください。
しかし私は通過したのが日曜日だったせいか、この掘っ建て小屋にはだれもおらず、購入することができませんでした。月~金であればここでプリペイドSIMカードを購入できた可能性があったと思います。
また、徒歩で国境越えしする方が通る古い橋の先には、カジノがあったり無関税の特別区があったりしてそれなりに栄えています。おそらくこのエリアであれば日曜日でもプリペイドSIMカードは購入できたのではないかと思います。
いったん、国境を離れてしまうと、その先はずーーーーーと町がありません。国境でプリペイドSIMカードを調達すべきだったと悔やんでいます。
オレンジウォークの状況
前述のとおり、ベリーズに入国した後はそのままレンタカーを運転してオレンジウォークを通過しました。
オレンジウォークはベリーズ第4の都市のため、それなりに栄えていて、携帯電話ショップもあるのではないか、と期待していました。
あえて、バイパスを通らずにオレンジウォークの街の中を通過したのですが・・・運転席から確認した限りでは、携帯電話ショップ(DigiCellのお店)らしきものは発見できませんでした。
先を急いでいたのでオレンジウォークではそれ以上の捜索はしませんでしたが、この後は携帯電話ショップを狙うのはあきらめキオスクや雑貨店を狙ってみることにしました。
ノーザンハイウェイ脇の小店舗
コロザルからベリーズに入国するとノーザンハイウェーという道路を通ることになります。
名前はハイウェーなのですが、ただの道です。時々集落を通過するので1回だけ、道路わきの小さな店舗に声をかけてみました。お菓子や飲み物を売っているキオスクという感じです。
店番のおじさんにDigiCellのモバイルチップはあるか?と聞いたころ、机の引き出しから出してくれたのは、TOP UP用のカード(リチャージカード)でした。聞いてみると、TOP UPカードは売っているのですが、SIMカード自体は売ってないとのことでした。
残念ながら、ここでもプリペイドSIMカードの入手に失敗しました。
サンイグナシオのスーパーマーケット
4度目のチャレンジは、ベリーズ西部にあるサン・イグナシオという町です。
もうグアテマラの国境まですぐでしたが、この町でもプリペイドSIMカードの購入に挑戦しました。
小さな店舗ではTOP UPカードしかなかったので、今回はスーパーマーケットを狙ってみました。レジ番をしていた少年にSIMカードについて尋ねると、店を取り仕切っている中華系のマダムを紹介され、彼女が言うには・・・
- この店にはSIMカードはない
- SIMカードはこの先のお店に売っている
- でも今日は日曜日だからしまっている
ということでした。
結局4回目のチャレンジも失敗し、このままプリペイドSIMカードを手に入れることなくグアテマラに出国してしまいました。
当初の予定では数日後にベリーズに戻ってくる予定だったのですが、予定を変更してベリーズに戻ることはなかったので、結局ベリーズでのプリペイドSIMカードの入手には失敗しました。
まとめ
今回はベリーズでプリペイドSIMカードの購入に挑戦したことを紹介しました。
私は残念ながら入手できませんでしたが、もしチャレンジされる方がいれば
- できる限り国境地帯でプリペイドSIMカードを探す
- プリペイドSIMカード探しに日曜日は避ける
の2点に注意していただきたいと思います。
購入できなかったのでベリーズ編は今回で終了して、次回はインドのプリペイドSIMカードを紹介したいと思います。
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