13年ぶりにニッケル水素電池用充電器(BQ-CC73AM-K)を購入

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13年ぶりにニッケル水素電池用充電器(BQ-CC73AM-K)を購入 周辺機器・アクセサリ
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前回はPCキャスターを購入したことを紹介しました。

まだまだ小物が続きます。今回はエネループの様なニッケル水素電池を充電するための充電器を購入したことを紹介します。

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ニッケル水素電池

最近はリチウムイオン充電池を内蔵したデバイスが増えましたが、マウスやトラックボールなど乾電池を必要とするデバイスはまだまだあります。

このような乾電池向けのデバイスで活躍するのが、エネループをはじめとするニッケル水素電池です。

私は海外旅行中にガーミンのGPSデバイスを利用していて、このGPSデバイス用にニッケル水素電池を多用していました。

今でこそいろいろなニッケル水素電池がありますが、その先駆者は今は亡きサンヨーによるエネループです。

私もエネループ急速充電器セット N-MR58TGSを購入してニッケル水素電池の利用を開始しました。

概要 eneloop:残容量チェック機能付 急速充電器セット N-MR58TGS | エネループ/電池(三洋) | Panasonic
パナソニックの「eneloop:残容量チェック機能付 急速充電器セット N-MR58TGS」の概要ページです。

写真を撮ってみましたが、かなり年期が入っていることがわかります。

サンヨー時代の急速充電器

サンヨー時代の急速充電器

Amaonの購入履歴を見ると購入したのは2008年の10月でした。

その後、充電池自体はエネボルトなどの安いモデルが出てきて利用するようになりました。

しかし、充電器はエネループのものを利用し続けました。エネループの充電器を持って旅した国は50ヶ国は軽く超えているはずです。

ところがこの充電器がついに使えなくなりました。充電池をセットして充電を開始しようとしてもLEDも何も点灯しないのです。

13年も使ったので寿命と思い、ついに新しい充電器を購入することにしました。

なおサンヨー印のエネループ充電池も持っていましたが、こちらは持続時間が短くなってきており、順次退役をすすめております。

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急速充電器の購入

充電器がなくては充電池は意味がありません。急いで購入することにしました。

購入の条件は、最低でも従来使っていた充電器と同等であることです。

つまり、

  • 単三電池を4本同時に充電できること
  • 単四電池も充電できること(N-MR58TGSでは単四電池は同時に2本のみ充電できました)
  • 急速充電に対応していること
  • ワールドワイド対応であること(100~240Vに対応)

あたりです。

USB入出力機能も魅力的でしたが、旅行中はモバイルバッテリは持ち歩いていますし、充電についても充電器自体がワールドワイド対応であれば問題ないと考えました。

メーカーは悩ましいところですが、エネループの血を受け継ぐパナソニックにすることにしました。

この条件だとBQ-CC85というモデルが該当することになります。

概要 単3形・単4形ニッケル水素電池専用急速充電器 BQ-CC85 | 電池・モバイルバッテリー・充電器総合 | Panasonic
パナソニックの「急速充電器 BQ-CC85シリーズ」の商品サイトです。4本同時充電(単3形または単4形ニッケル水素電池を4本まで)が可能な当社ラインアップNo.1の充電スピードの充電器です。

価格を調べてみると2500円前後のようです。

ところがAmazonで調べているとパナソニックのサイトには出ていない「BQ-CC73AM-K」という急速充電器があることがわかりました。

調べてみるとこの「BQ-CC73AM-K」は、「BQ-CC85」はほぼ同機能で、違いは「買い替え目安診断機能」が省略されている程度であることがわかりました。

特に「買い替え目安診断機能」に魅力を感じなかったので、今回はAmazon専用モデルである「BQ-CC73AM-K」を買って見ることにしました。

パナソニック 急速充電器 BQ-CC73AM-K

Amazonでの購入ですので確か翌日には届いたと思います。

製品のパッケージはかなり簡素なものでした。

BQ-CC73AM-Kのパッケージ

Amazon専用モデルということで展示する必要も無いのでこれで十分なのだと思います。

パッケージの中身は急速充電器と取扱説明書だけです(ある意味当たり前ですが…)。

BQ-CC73AM-Kのパッケージの中身

BQ-CC73AM-Kの本体は次のようになります。

BQ-CC73AM-K本体

電池は4本入れられ、各スロットが単三・単四の両方に対応しています。これまで使っていた充電器では中央の2スロットだけが両対応だったので、 単四を4本同時に充電できるようになったのはうれしいポイントです。

各スロットにはLEDが用意されており、LEDの色で充電状況がわかります。

本体背面には型番やスペックが書かれているシールが貼られています。

BQ-CC73AM-K本体

入力は100~240Vなのでワールドワイド対応です。コンセントの変換アダプタがあれば、製怪獣のどこでも利用できます。

またLEDの点灯状態と充電状況の対応表が書かれているので、マニュアルを見なくても使い方を確認できるように配慮されています。

BQ-CC73AM-Kのコンセントプラグは折りたたみになっており、収納時や持ち運び時にはコンセントが出っ張らないので便利だと思います。

これまで使っていたサンヨー時代の急速充電器と比べてみました。

サンヨー時代の急速充電器との比較

横幅はほぼ同じですが、縦方向には1cm強長くなっています。わずかな差ですが、持ち運ぶことを考えると小さければ小さいほどよいので、大きくなってしまったのは残念なポイントです。

実際に使ってみる

それでは実際に使ってみます。

まずニッケル水素電池をBQ-CC73AM-Kにセットします。単三と単四が混在でも大丈夫です。

単三と単四を混合しての充電

今回は手元にあったサンヨー時代の単三エネループを3本、enevoltという単四充電池をセットしてみました。

あとはコンセントにBQ-CC73AM-Kに差すだけです。これで充電が始まります。

単三と単四を混合しての充電開始

電池の残量が少ないときはLEDが赤に点灯し、その後、充電されるつれて黄色→緑色となり充電完了すると消灯します。

あとは待つだけと思ったら、3本のエネループのLEDは赤色のまま点滅してしまいました。これは充電池に異常があることを示しています。

この3本はワイヤレスマウスに使っていてもすぐに電池切れになるぐらいなので、かなりへたっているのかもしれません。この以上判定でこの3本を捨てる決心ができました。

その後いろいろ試してみたのですが、満充電状態の充電池を充電しようとした場合にも、LEDが点滅することがわかりました。

LEDが点滅する充電池は全て駄目になっているとは思わない方が良さそうです。

気を取り直して充電池を替えて充電してみました。単三の三本は残量があったのかスタートからLEDは黄色で点灯しました。

充電開始直後

あとは時間の経過とともにLEDの色が変化します。今回は右から2番目のLEDが緑色になりました。

1本が緑色に変化

次に右から三番目が緑色になりました。

2本目が緑色に変化

BQ-CC73AM-Kではこのように1本ずつ充電状況を確認することができます。

あとは全てのLEDが消えるまで待つだけです。

もちろん急いでる場合はLEDが消えた充電池から取り外して使うのもOKです。

実際に使ってみた感想

これまで使っていたサンヨー時代の急速充電器と比べてよかった点は、音が静かになった点です。

サンヨー時代の急速充電器は、コンセントに差すと「ジジー」という音がして気になっていました。

経年劣化のせいかもしれません

日中なら問題が無いのですが、寝室などで利用すると気になるぐらいの音量です。

これがBQ-CC73AM-Kになってほとんど音がしなくなりました。耳を近づければ多少音がする程度です。

音がしなくなったというのが買い換えて一番よかった点です。

一方、機能の一つである「乾電池充電防止機能」は注意する必要があります

私が試したところ、ニッケル水素の充電池をセットしたにもかかわらず、この機能が発動し、異常な充電池として赤色LEDが点滅してしまうことがありました。

私が試した感じでは充電池なのに赤色LEDが点滅してしまうのは、次の二つのケースのようでした。

  1. 既に満充電である場合
  2. 充電池がかなりへたっている(寿命が近い)

2番目については充電池を廃棄するきっかけになるので問題ないのですが、1番目については明らかに誤判定だと思うので注意が必要と感じました。

パナソニック純正のニッケル水素電池(エボルタ・エネループ)ならばこの問題は起こらないのかもしれません。

満充電の充電池を充電しようとしたら、LEDは消灯して欲しいところです。

まとめ

今回は13年ぶりにニッケル水素電池用の急速充電器を購入したことを紹介しました。

購入したのはBQ-CC73AM-KというパナソニックのAmazon専用モデルです。充電状況も把握しやすく使いやすいのですが、満充電状態の電池を充電しようとすると「異常な充電池」と判定してしまうことがあるのが難点です。

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