海外Wi-Fiルーター GLOCAL NETを使う その1: 入手!

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グローバル

前回までは360度アクションカムSports XDV 360の紹介をしてきましたが、今回からは話題を変えて海外で使えるWi-FiルータサービスのGLOCAL NETの紹介です。

この記事を書くにあたり、グローカルネット様より試用のための端末を無料レンタルしていただいています。

海外で自分のスマホを使う方法

旅行や出張などで海外に行ったときに、自分のスマホをそのまま使いたいという要望は多いと思います。

この要望を実現するには主に3つの方法があります。

  1. 携帯電話会社のローミングサービスを使う
    スマホを海外に持って言ってそのまま使うパターンです。最も手軽ですが、費用は一番かかります。
    使用量にもよりますが、大体1日当たり2,000~3,000円です。
  2. 現地でプリペイドSIMカードを使う
    私が好んで使う方法です。費用は最も安く、1GB利用しても1000円程度という国が多いです。
    ただ、スマホがSIMロックされていない(SIMフリー)こと、現地でSIMカードを購入しなければいけないことなど、敷居が高いものがあります。
    興味がある方は、海外プリペイドカードのページを参照してください。
  3. 海外で使用可能なWi-Fiルーターをレンタルする
    空港や郵送などで海外で使用可能なWi-Fiルータを借りて、そのWi-Fiルータ経由で自分のスマホを現地で使うパターンです。
    スマホはSIMロックされていても問題なく、また、現地での手続きをとる必要がないことから、レンタルが面倒でなければ敷居は低いです。
    費用的にはサービスや地域によって異なりますが、大体1日500円から1500円というところが多いようです。

今回紹介するGLOCAL NET(グローカルネット)は、Wi-Fiルータを使ったサービスですが、上記の3とは少し異なるビジネスモデルです。

GLOCAL NET (グローカルネットとは)

まず最初に公式Webサイトを紹介しておきます。

GLOCAL NETはWi-Fiルーターを使ったサービスなのですが、上記のレンタルサービスとは少し異なります。

公式サイトから特徴を書き出してみます。

  • Wi-Fiルーターの端末は買い切り制
    このためレンタル端末の受け取り・返却の手間はなくなります
    一方、当然ですが、初期費用として端末代がかかってきます。
    また、端末のレンタル代が不要になりますが、基本料金が月400円かかるのも注意が必要です。
  • 現地(海外)では通常のWi-Fiレンタルサービスと同じ使い勝手
    Wi-Fiルーター経由でスマホを現地で使う形になりますので、自分のスマホはそのまま使えます
    もちろん、現地のSIMを入手する必要はなく、Wi-Fiルータの電源をONにするだけです。
  • 海外での利用料金は日額800円に固定
    海外での利用は使用国によらず1日800円に固定されています。
    これは携帯電話会社のローミングサービスに比べればずっと安いです。一方、既存のWi-Fiルーターレンタルサービスですと国によって価格が違うので一概に比較できません。国によってはGLOCALNETのほうが高くなることもあるかもしれません。
    これはデータ量としては、1日300MBまで使えるので、動画でも見ない限り実用上は問題がない範囲です。
    ただし、マーケットの価格変動により将来的には変更になる可能性があるとのことです。
  • 日本での利用も考慮した料金体系
    日本向けの料金というのも設定されています。月額だと3GB 1000円から、日額だと100MB 200円から用意されています。
    3GB 1000円というのはいわゆる格安SIM(MVNO)と同等の料金です。
    Wi-Fiルータ端末は買い切りとなりますので、日本でも利用したいという人にはうれしいかもしれません。
  • プリペイドSIMカードも利用できる
    GLOCAL NETのWi-Fiルーター端末にはSIMカードスロットがあり、SIMカードを挿入することができます。もちろんSIMロックはかかっていません(SIMフリー)。
    したがって、より安いプリペイドSIMカードを入手できた場合などは、プリペイドSIMカードを使って節約することもできます。
    また、GLOCAL NETが使えない国(GLOCAL NETは111カ国で利用可能)でも、プリペイドSIMカードを入手できれば、GLOCAL NETのWi-FiルータにそのSIMを入れることで、自分のスマホがSIMロックされていてもインターネットを使用することができます。

海外利用を前提としながら、日本国内でも使える料金体系を用意しているところが面白いです。従来のWi-Fiルーターレンタルサービスと格安シム(MVNO)を足したサービスというところでしょうか。

また初期費用として、事務手数料3,000円とWi-Fiルーター端末代24,000円がかかるところが、気になります。

海外用Wi-Fi-ルーターをレンタル利用するより、ランニングコストは安くなりますが、初期コストは高くなるというわけです。このトレードオフをどう考えるかが、GLOCAL NETを利用するかどうかのポイントになりそうです。

今回はこのブログを見て声をかけていただき、GLOCAL NETの端末をお借りし、実際に海外で利用することができましたので、その状況を紹介したいと思います。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ

最初にGLOCAL NETのWi-Fiルータを紹介しておきます。

スペック

スペックはGLOCAL NETの公式サイトに載っているのでそれを転記しておきます。

製品GLOCAL NET Wi-Fiルーター G2
写真GLOCAL NET Wi-Fiルーター G2
ディスプレイ3.5インチ LCD 320×480
SIMmicroSIMスロット×2
ネットワーク2GGSM/GPRS/EDGE
1900/1800/900/850MHz
3GHSUPA/HSDPA/UMTS
2100/1900/900/850MHz
LTEFDD-LTE Band 1/3/5/7/8/17/19/20
TDD-LTE Band 39/40/41
Wi-FiIEEE802.11b/g/n
ボディサイズ117×63.8×20.9 mm
重さ224 g
バッテリ6000 mAh

3Gについては4バンド対応ですが、周波数しか書いてなくどのバンドなのかはわかりません。

LTEについてはバンドで記載されていました。日本を意識してかバンド19 (ドコモのプラチナバンドLTE)をサポートしているのがうれしいところです。

2016/12/16 修正
G2という型番の端末はLTEバンド19に対応しておりませんでした。

現在販売しているGLOCAL NETの端末は「GD2」という型番に変更されており、LTEバンド 19に対応しているとのことです。

またTDD-LTEをサポートしているので、中国でもLTEの利用が可能なのだと思います。

TDD-LTEというのは日本で利用されているFDD-LTEとは方式が違うため、日本のスマホでは利用できないケースが多いです。

中国ではFDD-LTEはChina Unicomしか採用していないので、ローミングやプリペイドSIMカードはChina Unicom一択となります。

しかし、GLOCAL NETの端末のようにTDD-LTEに対応していると、最大手のChina Mobile(中国移動通信)なども利用出るようになります。

また、SIMスロットが2つあるのも特徴です。GLOCAL NETのWi-Fiルーター端末には、GLOCAL NET専用のSIMが内蔵されている(と思う)ので、この2スロットはユーザが自由に使えます。

例えば、トラベルSIMデータのような海外用SIMカードを指して、GLOCAL NETのWi-Fiルーターを使いつつ、サービスを国によってGLOCAL NETと使い分けるなんてこともできます。

外観

それではお借りした端末の外観を紹介しておきます。GLOCAL NETのサイトでは白い端末の画像になっていましたが、お借りしたのは黒い端末でした。

まずは正面の写真です。少し天井が映り込んでいますが気にしないでください。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ

正面は3.5インチのディスプレイがあります。画面上のほうにある穴はスピーカーの穴だと思います。

背面は出っ張りもなくフラットな形状です。しわがあるように見えますが、これは映り込みです。実際には光沢のある筐体でツルツルしています。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ 背面

型番が書かれているところをアップしてみます。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ 背面の型番

ちゃんと技適マークがついていますので、日本で堂々と使うことができます。

USB充電の入力は1Aまでなので、100円ショップなどで売っている普通のUSB-ACアダプタを使うことができます。ただ、バッテリは6000mAhもあるので充電に時間がかかります。

本体の側面はガンメタリック色です。正面から見て左側には電源ボタン・ボリューム上下ボタンがあります。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ 左側面

この端末で通話や音楽再生ができるわけではないので、ボリュームボタンがあるのは変な気がしますが、操作音や警告音の音量を制御するためのもののようです。

反対側の側面には充電用のマイクロUSBコネクタとSIMカードを差すためのスロット(のフタ)があります。右側のモザイク部分にはIMEIとシリアルナンバーが書かれています。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ 右側面

SIMカードスロットのフタを開けるとSIMスロットが二つ出てきます。SIMカードのサイズはマイクロSIMになります。ナノSIMを使う場合にはアダプターが必要になります。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ SIMスロット

本体上部には穴があります。役割はちょっとわかりません。スピーカーか放熱用の穴だと思います。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ 上面

本体下部にはUSBホスト(Type-A)のコネクタががあります。これはGLOCAL NETのWi-Fiルータをモバイルバッテリとして使う場合に使用します。

GLOCAL NETのWi-Fiルータ 底面

GLOCAL NETのWi-Fiルータのバッテリは6000mAhもあるので、普通のスマホならば1回は充電できると思います。ただし、その分Wi-Fiルータの使用時間が短くなってしまうので、注意が必要です。

ちなみに底面に小さな穴が開いていますが用途は不明でした。位置的にマイクぽいのですが、Wi-Fiルータにマイクは不要なのでマイクではないのだと思ます。もしかしたら通話可能なモデルと共通の筐体を使ってるのかもしれません。

ちなみにサイズの比較として横にNexus 5を並べてみました。Nexus 5は5インチディスプレイで今となっては小型なスマホです。これと比べても一回り小さいことが分かります。

GLOCAL NETのWi-FiルータとNexus5の比較

ただし厚さは2倍以上あります。

ちなみに中身はAndroidのようです。画面解像度が320×480と抑えられているのでサクサク動きます。

Wi-Fiルータの画面

日本を含む世界111ヶ国対応のクラウドWiFiルーター グローカルネット

まとめ

今回は海外で使用可能なWi-FiルータをサービスしているGLOCAL NETの概要を紹介しました。

GLOCAL NETは、従来携帯電話会社によるローミングや、レンタルWi-Fiルータとは異なる形態のサービスです。初期費用として端末代がかかりますが、その分ランニングコストは抑えられるようになっています。

様々な国に旅行する出張族や、海外と日本の通信環境をWi-Fiルータに統一したい人には便利そうです。

次回はGLOCAL NETを実際に使った状況を紹介したいと思います。