今回はGeekBuyingでXiaomiの新製品Mi 5Xの販売がスタートしたことを紹介します。
GeekBuyingの予約販売ページは下記になります。
GeekBuyingでの購入の仕方については下記を参照してください。
Xiaomiについて
Xiaomi(シャオミ、漢字表記では小米科技)とは中国のスマホメーカーです。最近ではフィットネストラッカーやテレビも発売しているので家電メーカーとも言えるかもしれません。
Xiaomiは創業は2010年ながら優れたデザイン・コストパフォーマンスの高さ・巧みなマーケティング戦略で中国で一気にシェアを広げたスマホメーカーとして知られています。
ここ1, 2年はOPPOなどの他の新興ブランドに押され気味で中国でのシェアを押していいますが、そのコストパフォーマンスは健在です。
また、アメリカ・インドなどの英語圏に進出しており、そのおかげで英語での情報が豊富なのも特徴です。
Xiaomiは日本には正式には進出しておりませんが、個人輸入している人も多く、最も日本語情報が豊富な中華スマホメーカーとも言えると思います。
Mi 5X
それはXiaomi Mi 5Xの紹介です。まずは公式サイトでチェックしようと思ったのですが、現時点では中国語しかありませんでした。
スペック
まずはスペックを確認してみます。
製品 | Xiaomi Mi 5X | |
---|---|---|
写真 | ||
OS | MIUI (Android 7.0) | |
CPU | Snapdragon 625, 8コア, Max 2.0GHz | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 内部 | 64GB |
microSD | あり(最大128GB) | |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920×1080 | |
カメラ | メイン デュアルカメラ12MP + 12MP フロント 5MP | |
指紋認証 | あり | |
SIM | ナノSIM×1 (1スロットはmicroSDと排他利用) | |
ネットワーク | 2G | GSM 2/3/5/8 CDMA BC0 |
3G | WCDMA 1/2/5/8 CDMA EVDO BC0 | |
LTE | FDD-LTE 1/3/5/7/8 TD-LTE 34/38/39/40/41 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooh | 4.2 | |
ボディ | サイズ | 155.4×75.8×7.3mm |
重さ | 165g | |
バッテリ | 3080mAh | |
その他 | USB Type-C | |
価格 | 259.99ドル 先行予約販売 |
名前が「Mi (小米)」なので、ハイエンド製品かと思いきやSnapdragon 625を搭載したミドルレンジ製品でした。
通常「Mi (小米)」というモデル名は、Xiaomiのハイエンドシリーズに与えられます。そしてMiシリーズはハイエンドのCPU (Snapdragon 8xxシリーズ)を採用し、microSDには対応しないのが慣例です。
しかし、今回発表されたMi 5Xは、CPUがミドルレンジのSnapdragon 625でmicroSD対応です。スペック的にはRedmi Note 4Xに近いものがあります。
比較してみると次のような状況でした。
- Mi 5Xの方が優れいている点
- デュアルカメラ (12MP + 12MP)
- 802.11ac対応のWi-Fi
- USB Type-C
- Redmi Note 4Xの方が優れいている点
- バッテリーが4100mAh
実質的には、Redmi Note 5というべきモデルの様な気がします。
特徴
それではGeekBuyingのMi 5Xのページを参考に紹介していきます。
デュアルカメラ
Redmi Note 4Xとの比較でもわかるようにMi 5Xの最大の特徴はデュアルカメラです。
Mi 5Xのデュアルカメラシステムは、12MPのセンサーを二つ使ったシステムとなっています。
そしてレンズは広角(焦点距離 26mm)と望遠(焦点距離 50mm)となっています(いずれも35mm換算だと思います)。
もちろん被写体の距離によってレンズを使い分けるという使い方もあると思いますが、一番効果が出るのが二つの焦点距離の異なるレンズによる画像剛性でしょう。
この画像合成技術により、一眼レフで撮影したような背景ぼけが実現できるとなっています。
下記は公式ページのスクリーンショットです。Mi 5Xで撮影したと記載されています。
背景ぼけはポートレート(人物)写真を非常に印象的にします。
ポートレートをよく撮影する方にはかなり魅力的なのではないかと思います。
デザイン
Mi 5Xのデザインで面白いのは金属ボディにもかかわらずいわゆるDラインの廃止に成功している点です。Xiaomiでは「Discreet antenna design」としています。
金属ボディの場合、電波が通りにくいため樹脂を使って電波の通り道を確保するのが定石となっています。このiPhone場合この樹脂のラインがD型をしていたので「Dライン」と呼ばれています。
私が使用しているXiaomiのMi5sというスマホもがっつりDラインが形成されています。
正直なところこれは見た目的にイマイチなので廃止されて良かったのではないかと思います。
さらに指紋がつきにくいようにボディも加工されているようなので、Mi 5Xは裸で使うのがおすすめかもしれません。
MIUI9
XiaomiのスマホにはMIUIという独自のUIが搭載されています。Mi 5Xでは最新バージョンのMIUI9となります。
MIUI9はAndroid 7ベースとなっていることが特徴ですが、もう一つ見逃せない特徴があります。
それは最初から日本語に対応していると言うことです。
これまではXiaomiのスマホを使う場合は、MoreLocale2というアプリを入れたり、日本語対応のカスタムROMを入れたりして、少々敷居が高かったと思います。
最初から日本語が使えるというのはかなり楽だと思います。
GeekBuyingでの先行予約販売
海外通販のGeekBuyingではMi 5Xの先行予約のために専用のページを作成するぐらい気合いが入っています。
先行予約価格は259.99ドルとなっています。日本円だと為替レート次第ですが29000~30000円というところでしょう。
値段的にはRedmi Note 4XとMi5sの間というところでしょうか。
その他のXiaomi製品セール
実はGeekBuyingはMi 5Xの先行予約ページで、Xiaomi製品もセールをしています。
例えば、Redmi Note 4XのRAM 3GB/ROM 32GBモデルが146.99ドルになっていたりしています。
Mi 5X自体に興味がない方も、先行予約販売のページでセールを確認してみると良いかもしれません。
まとめ
今回は海外通販のGeekBuyingでXiaomiの新製品スマホMi 5Xの先行予約販売が始まったことを紹介しました。
Mi 5Xはスペック的にはRedmi Note 4Xの後継モデルという感じです。12MP×2のデュアルカメラや、Dラインのない美しいメタルボディなど、Redmi Noteシリーズにはない特徴がありますのでチェックしてみてください。
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