今回は自転車用のヘルメットを購入したことを紹介します。
自転車とヘルメット
2023年4月1日から大人も自転車乗車時はヘルメットの着用が努力義務化されます。
「努力義務化」ということなので罰則はないようなのですが、気になるルール変更です。
私はもどうしようか迷っていたのですが、先日、ヘルメットの大切さを痛感させる場面を目撃しました。
それは、向かいから勢いよくこいでいた自転車が、道路の段差に車輪をとられたのか、ハンドルに掛けていた傘が車輪に係ったのか、バランスを崩し転倒するという事故です。
その際に頭(もちろんヘルメット無し)をアスファルトに強く打ち付けて、運転手の方は気絶してしまいました。
幸い流血もなく、数分で意識が戻りましたが、もしヘルメットを装着していればもっとダメージは少なかったはずです。
この事故では救急車を呼び、救急隊に対応してもらいました。
やはり自転車での転倒・交通事故のときにはヘルメットが自分を守ってくれるのだと実感した次第です。
折りたたみ式のヘルメットを購入!
ヘルメットはいろいろ売っていますが、困るのがヘルメット置き場です。大人用のヘルメットとなるとなかなかのサイズです。
自宅ならば保管する場所があるとは思いますが、問題は出先です。自転車にそのまま置いておくと盗難の恐れもありますし、雨などでぬれる恐れもあります。しかし、持ち歩くとなると邪魔になることは間違いありません。
そこで探したのが折りたたみ式のヘルメットです。
もちろん探す場所は海外通販のAliExpressです。
そしてAliExpressで「foldable helmet bicycle」で検索して見つけたのがこの製品です。
私が購入したときには22.66ドルでした。私が注文したのはサイズ「L」で、色はシルバーです。
以前、Amazonで検索したときは同じ製品が9000円ぐらいで売っていたのですが、なくなってしまいました。
この製品を2023/2/7に注文すると2023/2/13には入手することができました。トータルで6日間、土日を除くいた実働だと5日間という、AliExpressとしてはかなりのスピード配送です。
なお、AliExpressでの購入方法については下記を参照してください。
製品の紹介
AliExpressで注文した加湿器は次のような状態で届きました。
段ボールではなくビニールでの梱包なのは中華通販ではおなじみです。
この梱包はヘルメットにしては結構大きく、ビニールを開けてみるとエアクッションで保護されていました。
これなら配送時に破損することはなさそうです。
ちなみにこのエアクッションから取り出すと、エアキャップ(プチプチ)に包まれているという多重包装になっていました。
ヘルメットを取り出すとこんな感じです。
これをガバッと広げると普通のヘルメットの形状になります。
内側を見るこんな感じです。ちょっと左側が折りたたまれてしまいましたが、雰囲気は伝わると思います。
また後ろ側(後頭部側)をみると締め付け量をコントロールするダイヤルがあります。
頭にかぶったらこのダイヤルを回してヘルメットが動かないようにサイズを調整します。
これは一般的なヘルメットと同じです。
実際に使ってみる
製品を確認したところで、このヘルメットを実際に使った感想をつらつらと紹介していきます。
装着感
装着は折りたたんだ状態からパカッと横に広げてかぶりだけです。
後頭部のダイヤルで頭の締め付け具合も調整できますし、あごひもの長さも調整できるので、ずれないようにしっかりと装着できます。
装着してしまえば普通のヘルメットと同じです。かぶる前に広げる作業が追加されただけという感じです。
また、折りたたみ式にしたためスリット状の隙間が空いているので、暑い夏でも蒸れは緩和されそうです。
といってもまだ暑い時期に利用したことはないのですが・・・
携帯性
折りたたみ式のヘルメットの最大のメリットである携帯性はまずまずです。
このヘルメットを折りたたんだときの幅は約11cmです。なんとか私のカバンには収まりました。
ちなみに長さは約28cm、高さは約13cmです。
重量も軽いですし、携帯性は期待取りというところです。
安全性
ただ、安全性については気になる点があります。
まずスリット状の隙間があることです。一番広いのは側頭部の部分で、隙間は6cmになります。このため木の枝や尖った石などにぶつかった場合には、隙間から入り込んでしまい頭部にダメージを与える可能性があります。
通常のヘルメットでも通気口があり、鋭利な物体が入り込むリスクはあります。しかし、この折りたたみ式のヘルメットではそのリスクがずっと高くなる点には注意が必要です。
もちろん転倒して地面に頭をぶつける際などには保護が得られますので、あとはどこまでリスクと考えるかと言うことになります。
またSGマークのような安全性を担保するマークもありません。
自転車用ヘルメットではSGマークは法令では義務づけられていないようなので、このヘルメットを利用したからと言って法令違反になるわけではないです。しかし、気になる点ではあります。
それでもヘルメットをかぶらない状態に比べれば、明らかに頭部は保護された状態になります。
安全性と携帯性のどちらを重視するか、ということになりそうです。
まとめ
今回は2023年4月からの自転車でのヘルメット着用努力義務化にむけて、折りたたみ式のヘルメットを購入したことを紹介しました。
折りたたみ式と言うことでそれなりに小さくなり、カバンなどに入れて持ち運びことができます。ただ、スリット状の隙間があり安全面については若干のマイナス要素もあります。
携帯性をとるか安全性をとるか難しいところですが、とりあえずは携帯性を重視してこのヘルメットを使ってみようと思います。
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