coLinux(0.8.x)のインストール その10: ハードディスクの増量

このページではcoLinux用にHDDを増設して、 使用できるディスク領域を増やします。

ハードディスクを増やす

ダウンロードしたDebianのディスクイメージは1GBです。 これではKDEやGNOMEを入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。

そこで新しい4GBのディスクイメージを作って、 今まで設定した環境を引っ越しましょう。

ディスクイメージの作成

ディスクイメージはスワップディスクを作成したときと同様に作ります。

cygwinを利用できる場合は以下のようにして行います (colinuxではなく、cygwin内で以下のコマンドを入力してください)。 結構時間がかかりますが、じっと待ちます。

なお、ディスクのサイズを変えたい場合は「count=4096」の数字を 変更してください。 この数字を変えると1メガバイト単位でサイズが変わります。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines=”1,2″]
$ cd /cygdrive/c/colinux
$ dd if=/dev/zero of=4gb.img bs=1M count=4096
4096+0 records in
4096+0 records out
[/plain]

cygwinをインストールしていない場合は makedummy.exeを使います。 makedummy.exeをc:coLinuxにコピーして、 コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines=”1,2″]
c:>cd c:coLinux
c:coLinux>makedummy -f 4gb.img -s 4096M -m 0
Create “C:coLinux4gb.img”

c:coLinux>dir 4gb.img

C:coLinux のディレクトリ

06/06/03 18:36 4,294,967,296 4gb.img
1 個のファイル 4,294,967,296 バイト

[/plain]

colinuxの設定ファイルの修正

設定ファイルを変更して、 作成した4gb.imgをcolinuxにハートディスクとして割り当てます。 これには、colinux.confで4gb.imgをcobd2に指定します。。

また、ファイルをコピーするためにシングルユーザモード(Windowsでいうセーフモード)で立ち上がるようにします。 これには、ブートパラメータにsingleを追加します。

以下が修正を施したcolinux.confです。 cobd2の行と、roのうしろにsingleという単語が追加された点に注意してください。

[plain]
kernel=vmlinux
cobd0=c:coLinuxroot.img
cobd1=c:coLinuxswap.img
cobd2=c:coLinux4gb.img
ro single
initrd=initrd.gz
root=/dev/cobd0
mem=128
eth0=tuntap
[/plain]

coLinuxの起動

変更した設定でcoLinuxを起動しょう。 シングルユーザモードなので、普通のログインプロンプトではなく、 以下のような行が表示されます。 rootのパスワードを入力してください。

なおシングルユーザモードではssh等では接続できません。 以下の作業はcolinux-consoleで行います。

[plain toolbar=false gutter=false]
Give root password for maintenance
(or type Control-D for normal startup):
[/plain]

ディスクイメージの初期化

rootでログインしたら、 先ほど作成した4GBのディスクにファイルシステムを作成します。

linuxにはいくつかファイルシステムが存在して、 ダウンロードしたディスクイメージはext3というファイルシステムでした。 もちろん新しいディスクもext3にしてもいいのですが、 せっかくなのでreiserfsにしてみましょう。

何度か試したのですがどうもreiserfsではうまくいかなかったので、
ここではext3というファイルシステムで使用することにします。

ではファイルシステムを作りましょう。以下のコマンドを実行します。 このコマンドは入力を間違えると大変なことになるので間違えずに入力しましょう。
コマンドが完了すると、4gb.imgが割り当てられている/dev/cobd2上にext3ファイルシステムが作成されます。

新規ディスクイメージのマウント

ではファイルシステムを作成したディスクイメージをマウントして、 colinuxから使えるようにしましょう。次のコマンドを入力します。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines=”1″]
# mount /dev/cobd2 /mnt
[/plain]

エラーが起こらなかったらmountコマンドを実行してちゃんとマウントされたか確かめましょう。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines=”1″]
# mount
/dev/cobd0 on / type ext3 (rw,noatime,errors=remount-ro)
tmpfs on /lib/init/rw type tmpfs (rw,nosuid,mode=0755)
proc on /proc type proc (rw,noexec,nosuid,nodev)
sysfs on /sys type sysfs (rw,noexec,nosuid,nodev)
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw,nosuid,nodev)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,noexec,nosuid,gid=5,mode=620)
/dev/cobd2 on /mnt type ext3 (rw)
[/plain]

ディスクのコピー

さて、現在のディスクの内容を新しく作ったディスクにコピーしましょう。 コピーするものはルート(/)にあるディレクトリのうち、 /mntと/procと/sys以外です。 以下のコマンドでコピーしましょう。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines=”1,2,5″]
# cd /
# ls -F
bin/ etc/ lib/ media/ opt/ root/ srv/ tmp/ var/
dev/ home/ lost+found/ mnt/ proc/ sbin/ sys/ usr/
# cp -a bin/ dev/ etc/ home/ lib/ lost+found/ media/ opt/ root/ sbin/ srv/ tmp/ usr/ var/ /mnt/
[/plain]

結構時間がかかりますがじっと待ちます。 コピーが終わったら/mntの下を確認しましょう。 ちゃんとコピーしたディレクトリができていたら、 コピーしなかった/mntと/procと/sysを作っておきます。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines=”1,4,5,6″]

# ls -F /mnt
bin/   etc/  lib/         media/    root/   srv/   usr/
dev/   home/ lost+found/  opt/      sbin/   tmp/   var/
# mkdir /mnt/mnt
# mkdir /mnt/proc
# mkdir /mnt/sys
[/plain]

最後に/mnt/etc/mtabのファイル名を変更しておきます。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines="1,2"] # cd /mnt/etc # mv mtab mtab.disable [/plain]

ここまできたら一旦coLinuxを終了します。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines="1"] # shutdown -h now [/plain]

設定ファイルの再修正

ディスクのコピーが終了したので、 まずディスクイメージのファイル名を変更します。 ここでは、元のディクスをroot.imgからroot.back.imgに、 コピーした4gb.imgをroot.img(元のディスクと同じ名前)にします。

ディスクイメージのファイル名を変更したらcoLinuxの設定ファイルcolinux.confを元に戻します。 つまりcobd2行とsingleを削除して以下のようにします。

[plain] kernel=vmlinux cobd0=c:coLinuxroot.img cobd1=c:coLinuxswap.img ro initrd=initrd.gz root=/dev/cobd0 mem=128 eth0=tuntap [/plain]

確認

設定ファイルを書き換えてから colinux-daemon.exeを実行すると新しいディスクで起動するはずです。

立ち上がったら mountコマンドとdfコマンドで確認しましょう。

まずmountコマンドを実行すると/dev/cobd0がext3としてマウントされているはずです。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines="1"] # mount /dev/cobd0 on / type ext3 (rw) tmpfs on /lib/init/rw type tmpfs (rw,nosuid,mode=0755) proc on /proc type proc (rw,noexec,nosuid,nodev) sysfs on /sys type sysfs (rw,noexec,nosuid,nodev) tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw,nosuid,nodev) devpts on /dev/pts type devpts (rw,noexec,nosuid,gid=5,mode=620) [/plain]

次にdfコマンドを実行して/dev/cobdの容量が増えていればOKです。

[plain toolbar=false gutter=false highlight_lines="1"] # df Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/cobd0 4194172 486120 3708052 12% [/plain]

しばらく新しいディスクを使ってみて、 問題なければ古いディスクイメージ(root.back.img)は削除してしまいましょう。

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