C・C++の本

試したことをとりあえずメモに!
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最近は、仕事でC++を使うことがないので、Cの本が中心です。

Cの本だと、やはり「プログラミング言語C」が基本だとおもいますが、訳がイマイチなのでわかりにくい人もいるかもしれません。そういう方はもう少し簡単な本でCに馴染んでから、「プログラミング言語C」を読みましょう(全ては理解しなくても一通りは目を通しましょう)。

プログラミング言語C」を目に通した方は、オライリーの「C実践プログラミング」をオススメします。時間がある方は「Cプログラミング診断室」も読みましょう。ここまでくれば、Cの知識は十分にいついているはずです。これ以降は、アルゴリズムとデータ構造に関する本や、「プログラミング作法」を読んで、問題解決力を高めましょう。

プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠

この本の著者はCの生みの親であるブライアン・カーニハンとデニス・リッチーです。そのため、この本は二人の頭文字をとって「K&R」と呼ばれており、Cのバイブルとされています。

訳がイマイチなのと、内容が簡潔に書かれすぎているような気がするので、まったくの初心者にはわかりにくいかもしれません。ただ、内容はCで必要なエッセンスがたっぷり含まれていますので、Cにかかわる人には必携です。ま、職場や研究室を見渡せば1冊や2冊はあると思いますが。

最初は読んでも良くわからない・しっくりこないところがあるかもしれませんが、いろいろ経験すると理解できてくると思います。まずは、あきらめずに(全部理解できなくてもいいので)目を通しましょう。

逆にいうと、入門書とは言えないので、完全な初心者の方は他の入門者向けの本で一通り勉強してからこの本にチャレンジしてみてください。

オススメ度:★★★★☆

C実践プログラミング 第3版

原題は"Practical C Programming"です。その題名のとおり、Cでプログラムを実際に構築するにあたって必要な知識・技術・注意点などが網羅されています。また、文法的な面だけでなく、代表的なデータ構造・アルゴリズムにも触れています。

いわゆる入門書を読み終えた人は、次にこの本を読んで理解を深め、実践力を身につけてください。

私は、会社の新人(でプログラム経験の少ない人)にはこの本を薦めています。

オススメ度:★★★★★

改訂新版 Cプログラミング診断室

私は実はこの本は買っておらず、http://www.pro.or.jp/~fuji/mybooks/cdiag/で公開されている物を読みました。

この本のスタイルは、問題のあるコードを取り上げ、どこに問題点があるのか・どう修正したら読みやすいコードになるのかということを説明していくもので、他の本ににはないユニークなものです。「いわゆる人の振り見て我が振りなおせ」ってやつでしょうか?

プログラムで最も重要なことはもちろん「動くこと」ですが、会社などでチームで一つのものを作る場合は「読みやすいこと=(保守しやすいこと)」もとても重要だと思います。この本を読んで、読みにくいプログラムとはどんなものかを目の当たりにするのも勉強になると思います。

オススメ度:★★★☆☆

エキスパートCプログラミング―知られざるCの深層 (Ascii books)

この本はいわゆる言語マニア・オタクむけと思われます。

配列・ポインタ・構文など非常に細かいところに突っ込んでいます。これらの知識をちゃんと抑えておけば、いろいろな問題を未然に防げると思います。

が、この本を読まなくてもとりあえずは大丈夫だと思います(これがオススメ度が低めの理由です)。Cを極めたい人、Cのウンチクを蓄えたい人にオススメします。

オススメ度:★★☆☆☆

CプログラマのためのC++入門

タイトルのとおり、Cの知識を前提としている本です。中途半端なCの知識だと途中で振り落とされます。その分、C++の習得だけでなく、自分のCの知識の確認にもなります。

オススメ度:★★★☆☆

3週間完全マスター VISUAL C++ 6.0

この本は借りた本なので、現在手元にないく正確な内容はわかりません。

タイトルには3週間と書いてありますが、私の記憶では読むのにそんなに時間はかからなかったと思います(もちろんそれなりの時間はかかってますが)。

とりあえず、C++の基本的な知識があれば理解できる内容で、Windowsプログラミング(MFCプログラミング)の入門に丁度良いのではないでしょうか?

私は、今のところ本格的なWindowsプログラムを組む必要が余りないので、この本で得た知識で何とか乗り切っています。

オススメ度:★★★☆☆

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