2023/07/06 更新
BanggoodでのAlldocube iPlay 50 2023の出荷が始まったようです!
少し前に、海外通販Banggoodから入手したタブレットであるAlldocube iPlay 50の紹介をしてきました。
今回はこの新バージョンとも言える「Alldocube iPlay 50 2023」の紹介です。
Alldocube iPlay 50 2023の販売は海外通販のBanggoodでスタートしています。
Banggoodでの購入方法については下記を参照してみてください。
Alldoicube iPlay 50 2023
今回発売開始されたのは中華タブレットメーカーAllducubeの「iPlay 50 2023」というモデルです。
「iPlay 50」という名前が付くことからわかるように、先代の「iPlay 50」のアップデート版となります。
また、ミニ版であるiPlya 50 Miniの特徴も引き継いでいる部分もあります。
ミニ版のiPlay 50 Miniについては下記を参照してみてください。
特徴については「iPlay 50 2023」「iPlay 50」「iPlay 50 Mini」を比較するのがわかりやすいと思います。
モデル | iPlay 50 2023 | iPlay 50 | iPlay 50 Mini |
---|---|---|---|
写真 | |||
OS | Android 13 | Android 12 | Android 13 |
CPU | UNISOC T618 | UNISOC T606 | |
RAM | 4GB+8GB / 6GB+8GB | 4GB / 6GB | 4GB+8GB |
ROM | 64GB / 128GB | 64GB | |
microSD | 最大512GB | 最大2TB | 最大512GB |
ディスプレイ | 10.4インチ 2000×1200 | 8.4インチ 1920×1200 | |
カメラ |
メイン 800万画素 + フロント 500万画素 |
メイン 500万画素 + フロント 500万画素 |
|
Wi-Fi | 802.11 ac/a/b/g/n 2.4GHz/5GHz | ||
LTE |
FDD:B1/2/3/4/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41 |
||
Bluetooth | 5.0 | ||
著作権保護 | Widevine L1 | Widevine L3 | Widevine L1 |
サイズ | 246.7×156.5×8.2mm | 202.7×126×7.5mm | |
重さ | 475g | 292g | |
バッテリ | 6000mAh | 4000mAh | |
価格 |
119.99ドル (約16,903円) クーポン「BGJP4eb7」 |
129.99ドル (約18,428円) |
89.99ドル (約12,677円) クーポン「BGJP6fa2」 |
この表で比較してわかるように、
- iPlay 50 2023のハードウェアはiPlay 50と同一
- iPlay 50 2023は、iPlay 50 Miniでの下記の強化ポイントを取り込み
- WideVine L1対応
- バーチャルRAMのサポート
という位置づけであることがわかります。
以降、差分を中心にiPlay 50 2023の特徴を確認していきます。
OS
iPlay 50 2023のOSは最新のAndroid 13になっています。これはiPlay 50から向上している部分です。
Android 13となったことにより、画面の分割(Android 13以前からできような気がしますが・・・)やテーマアイコンなどの機能が利用できるようになります。
Android 12とAndroid 13の違いについては下記のページが参考になります。
中華タブレットではOSのメジャーバージョンアップはほとんど期待できないので、最新バージョンになっているのはありがたいポイントです。
CPU
CPUはUNISOCのT618というモデルになっています。
このプロセッサはiPlay 50と同じで、iPlay 50 MiniのUNISOC T606の上位版となります。
UNISOC T618とT606では、ハイパフォーマンスコアCortex-A75を2個、高効率コアCortex-A55を6個を搭載したオクタコアのプロセッサという構成は同一です。
しかし、最大クロック数・GPUクロック数、キャッシュメモリサイズなどで、スペック上の差別化がされています。
なお、メーカー(UNISOC)では、T618はタブレット用、T608はスマートフォン用としています。
このことからもUNISOC T618の方が高パフォーマンスが期待できます。
RAM
RAMは低価格帯のタブレットでは標準的な4GB、あるいは、6GBとなっています。さらに仮想RAM(Virtual Memory)が8GB利用できるとされています。
この仮想RAMというのは最近の中華タブレットでちょくちょく見かけるものです。
おそらくRAMにあるデータの一部(たとえばバックグラウンドでスリープしているアプリが使っているデータ)をストレージに一時的に追い出すことによって、見かけ上使えるRAMサイズを拡大することのようです。
平たく言うと「スワップ領域が8GB確保されている」ということになります。
私は仮想RAM(Virtual Memory)を採用しているタブレットを利用したことがないので、実際の使用感はわかりません。
ただ、CPUが重いアプリ(≑メモリを消費するアプリ)に向かないスペックと思うので、実用上は本物のRAM 4GBで十分なのではないかと思います。
ディスプレイ
iPlay 50 2023のディスプレイは10.4インチと標準的なサイズとなっています。
デイスプレイの解像度は2000×1200と高く、この解像度があればフルHD(1920×1080)のコンテンツも、縮小されることなく再生できます。
コンテンツ再生用のデバイスとしては十分なスペックではないかと思います。
著作権保護(Widevine)
iPlay 50からiPlay 50 2023になって最大の強化ポイントがこのWidevineです。
iPlay 50 2023のWidevineは「L1」になっています。これは「L3」であったiPlay 50と比べると大きなアドバンテージです。
WidevineにはセキュリティレベルがL1~L3(L1の方が高い)まであり、Amazon PrimeビデオやNetflixをHDで再生するには高いセキュリティレベルが要求されます。
Widevine L1に対応しているiPlay 50 2023であればAmazon Primeビデオ・huluなどの有料コンテンツをフルHDで再生できます
高精細・高解像度のディスプレイと相まって、iPlay 50 2023はコンテンツプレーヤーとして大活躍してくれそうです。
Banggoodでのセール
海外通販のBanggoodこのiPlay 50 2023の新製品発表セールを開催中です。
このセールでは
- RAM 6GB + ROM 128GBモデル: クーポンコード「BGJP436f」を入力することで10ドルオフの139.99ドル
- RAM 4GB + ROM 64GBモデル: クーポンコード「BGJP71e2」を入力することで20ドルオフの119.99ドル
で購入することができます。
実際にiPlay 50 2023の6GB+128GBモデルについて購入画面まですすめてみたところ、クーポンを入力することで確かに「139.99ドル」となりました。
139.99ドルになるのは、輸送保険(Shipping Insurance)をかけなかった場合です。
数百円ですので、トラブル発生時のための輸送保険(Shipping Insurance)はかけておくことをオススメします。
139.99ドルというと為替レートにもよりますが、19,800円程度です。
この価格を考えるとかなりの高コスパ製品ではないかと思います。
ただし、この記事作成時点では予約販売となります。
出荷は7月に入ってから(日本到着は7月の3週目あたり?)になるようです。
まとめ
今回はAlldocubeからリリースされたiPlay 50 2023というタブレットがBanggoodでセールとなっていることを紹介しました。
10インチクラスの中華タブレットでは、待望のWidevine L1対応の製品となります。とコンテンツ再生用タブレットとしてかなり魅力的なスペックではないかと思います。
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