前回まではしばらくWordPress関係のネタの紹介をしてきました。今回は久々にスマートフォンネタにしたいと思います。
私はシャープのAQUOS PHONE ZETA SH-02Eというスマートフォンを2年ほど前に購入して使用していましたが、最近このスマホを修理することにしました。今回はその時のお話です。
修理の原因
修理の直接の原因は画面のちらつきです。私のAQUOS PHONE ZETA SH-02Eは購入してから半年もたつと画面の両端(両サイド)にちらつきが出てきました。
この時はドコモショップに相談して、
- 不具合の可能性があるのでドコモで預かって調査する
(この当時AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの画面ちらつきは特に問題として上がっていなかった模様) - 補償期間なので不具合ならば画面のちらつきに関しては無償で修理する
- 外装に傷が入っているので、その分の修理(交換)費用(約4000円)は支払う必要がある
という状況でしたが、外装交換費用がかかることとドコモに預けるためいったん全消去しなければいけないということで、しばらく我慢することにしました。
ちなみにこの時に保証期間を確認すると、メーカ保障で1年、その後、ドコモの保障で2年の合計三年は修理できるといわれたと記憶しています(正確には違うかもしれませんが、3年は故障の場合は無償修理できるという話でした)。
修理を決めたきっかけ
このちらつきがある状態でそのまま使っていましたいました(徐々に悪化が進んでいるようでしたが…)が、あるきっかけで修理することを決心しました。
それはドコモから他の携帯電話会社に乗り換えることにしたからです。また、そろそろスマートフォンを買い換えようかな、と思っていたのも理由の一つです。
ドコモをやめるたり買い換えるなら修理する必要はないのではないかと思わるかもしれませんが、
- 余っているドコモポイントを使い切る
- 外装の傷をなくして中古で売却する際の値段を上げる
という観点から修理に踏み切ることにしました。
修理の前準備
スマートフォンを修理に出す前にやらなければいけないことはいくつかありますので、書き出しておきます。
ドコモショップへの確認
そもそも修理対象として受け付けてくれるのか、費用がいくらなのかなどをドコモショップに事前に確認して置いた方がよいです。
私が相談したところ、
- 画面のちらつきは不具合なので無償修理の対象
- 外装の傷のため外装交換が必要でその費用は5000円(少し違うかも)
といわれました。
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの画面ちらつきの件はすでにドコモで把握しているようで、調査ではなく即修理という判断でした。
外装交換の件は、「外装交換は不要でディスプレイだけ替えてください」と念のためお願いしてみたところダメとのことでした。修理ではなく実質は交換となるようです。
以前より外装交換費用が値上がりしているものの、ドコモポイントでほとんどカバーできるのでこの条件をのむことにしました。
データのバックアップ
一番面倒なのがこの作業です。しかし作業を怠ると取り返しのつかないことになります。慎重に作業するしかありません。
クラウドとの同期
まずクラウドと同期する機能があるアプリのデータは手動で同期しておきましょう。
Googleのアプリの場合は「設定」→「アカウント」→「Google」を選択するとGoogleアカウントが表示されますので、そのアカウントを選ぶとアプリ一覧が表示されます。
このアプリ一覧のチェックボックスをチェックして手動で同期を開始します。すでにチェックボックスがチェック済みであっても、いったんチェックを外して再度チェックすることで強制的に同期が始まります。
標準アプリのデータのバックアップ
発信・着信履歴、SMS等のデータはバックアップソフトを使って丸ごとバックアップすると簡単です。
私はJSバックアプトいうアプリを使いました。このアプリは標準アプリのデータなどをSDカードに書き出してくれます。クラウドやPC等にもバックアップ可能です。
ドコモメールのバックアップ
ドコモメールはクラウド化されているので基本的にはバックアップ不要ですが、ローカルにあるデータはバックアップする必要があります。
これにはドコモのSDカードバックアップアプリを利用すればよいでしょう。JSバックアップで重複してしまうデータもあるので必要に応じてバックアップ対象から外しておきましょう。
Lineのバックアップ
Lineの友だち情報などはLineのサーバ側に保存されているので消えることはありませんが、トーク内容は消えてしまいます。必要に応じてバックアップしておきましょう。
トーク画面の右上のメニューから「トーク設定」を選んで「トーク履歴をバックアップ」を選択するとバックアップすることができます。
おサイフケータイバックアップ
おサイフケータイ機能を使っている場合はおサイフケータイの情報もバックアップしておく必要があります。
これは機種変更と一緒ですので、下記のドコモの案内を参照しましょう。
私の場合はおサイフケータイのiD機能を使っていたので、iDアプリを使ってカード情報の預け入れを行いました。この時に10桁ぐらいの番号が発行されるので忘れずにメモって保管しておきます。
2段階認証の無効化
忘れがちなのが2段階に段階認証の無効化です。次の条件に当てはまる人は忘れずに2段階認証を無効化しておきましょう。
- GoogleアカウントやDropboxアカウントで2段階認証を有効にしている(参考: Google2段階認証プロセス)
- 2段階認証のコード生成アプリが交換しようとしているスマホにインストールされている
修理のためにスマホを初期化してしまうと2段階認証のコードが生成できなくなり、Googleアカウントなどにログインできなくなってしまいます。バックアップコードなどを使えば何とかなるのですが、一時的に2段階認証を無効にしておいた方が無難です。
2段階認証アプリを開くと2段階認証を有効にしているアカウントが出るので、それぞれのサイトにいって2段階認証を無効にしておきます。
まとめ
今回は私のスマートフォンAQUOS PHONE ZETA SH-02Eを修理することのなった背景とその準備を紹介しました。
実質スマートフォンの交換になるので買い換えのときと同じようにデータのバックアップが必要になります。また、2段階認証についても無効化しておかないと面倒なことになるのでやっておいたがよさそうです。
次回はこのAQUOS PHONE ZETA SH-02Eをドコモショップに持ち込んで修理に出します。
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