世間ではドコモの2012年夏モデルが話題ですが、4月の終わりにAQUOS PHONE SH-12も更新されていたりします。
これで発売からソフトウェア更新が3回、メジャーアップデートが1回。新機種がどんどん出る中、シャープもよくメンテしてくれています。ありがたいことです。
更新内容
ドコモの公式情報によると・・・
- 特定サイトでブラウザからファイルをアップロードすると、完了後の画面で一部文字化けが発生する場合がある。
- 端末設定においてフォント切り替え後、特定のポップアップ画面を表示させると、ポップアップ画面が正しく表示されない場合がある。
だそうです。
かなりマニアックな修正のようですが、一方「下記以外にも、より快適にご利用いただくための更新や一部仕様および表示変更などが含まれています」という記述もあるので期待したいところです。
準備
まず、無線LAN接続中だったら切断して、3G接続にします。また、バッテリーも充電しておきます(後述するように残量が30%程度では更新できません)。
そして「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」を確認しておきます。これまでマメに更新していればアップデート前は1.01.03のはずです。
アップデート実行
「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」→「更新を開始する」→「はい」を選ぶとダウンロードを開始します。
ダウンロードが完了していざ更新となったら、バッテリー残量チェックに引っかかって更新できませんでした。
仕方がないので、充電を開始して寝たところ、朝には更新が完了しておりました。
ビルド番号は1.01.04になっているはずです。
ソフトウェアアップデートの効果
無事にソフトウェアアップデートに成功したら、やっぱり何が変更になったのか気になるところです。
ドコモの公式情報にあげられている2点はあまり私には関係ないようなので、「より快適にご利用いただくための更新」に期待したいとこです。
今回は、起動時間・メモリサイズ・実際の使用感について紹介したいと思います。
起動時間
起動時間を比較して見ます。バックグラウンドで発生する通信の影響を避けるために、電波OFFモードにして、起動にかかる時間を測定してみました。
下記の表は3回ほど測定した結果です。手動計測なので「大体の値」だと思ってください。
最後のSDカード内アプリのアイコン表示というのは、SDカード内にあるアプリのアイコンをホーム画面に配置しておいて、そのアイコンが「×」マークからちゃんとしたアイコンに変わるまでの時間です。
合計 | 5分05秒 | 3分55秒か4分40秒 |
1.01.03 | 1.01.04 | |
ドコモロゴ表示 | 1分5秒 | 20秒か1分5秒 |
AQUOS PHONEロゴ表示 | 1分55秒 | 1分48秒 |
SDカード準備中アイコン表示 | 1分7秒 | 57秒 |
SDカード内アプリのアイコン表示 | 57秒 | 50秒 |
ソフトウェアップデート前は、ドコモロゴ時間は毎回1分5秒かかっていたのですが、ソフトウェアアップデート後は場合によっては20秒で終わってしまうことがありました。どうも電源OFF→電源ONの間隔が短い場合は、ドコモロゴは20秒ほどに短縮される気がします。
いずれにしろ、起動時間の遅さはAQUOS PHONE SH-12Cの一番の不満点なので、少しは改善してよかったです。
メモリサイズ
AQUOS PHONE SH-12Cが起動してしばらく放置しておいてから「設定」→「アプリケーション」→「実行中のサービス」として表示される画面下部の「使用中」と「空き」のメモリサイズを比較してみます。
合計 | 約240MB | 約240MB |
1.01.03 | 1.01.04 | |
使用中 | 約120MB | 約110MB |
空き | 約120MB | 約130MB |
僅差ではありますが、少し省メモリ化されて空きメモリが増えたかもしれません。
使用感
さて、実際に使用した感触ですが・・・なんか動きがスムーズになった気がします。
特に、以前はホームアプリが反応しなくなることがしばしばあったのですが、ソフトウェアアップデート後はだいぶ減った気がします。
なんとなくですが、SDカードの読み込みが早くなった気がします。
まとめ
無事にAQUOS PHONE SH-12Cのファームウェアを1.01.04にアップデートすることができました。
今のところ快適に使えています。アップデートしておいて損はない気がします。
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