温度・湿度センサー付きスマートリモコンTuya S09を試す 番外編

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前回はスマートリモコンTuya S09とAlexaを連携させ、家電などのデバイスの操作を自動化してみました。

この製品のレビューはこれにて完了なのですが、今回は番外編として実際に使って気になる点を紹介したいと思います。

Tuya 温度センサー付きスマートリモコン S09
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スマートリモコンTuya S09の気になる点

スマートリモコンS09は6.5cmの正方形のシンプルなデザインです。

本体

コンパクトなサイズは好感が持てるのですが、実際に使ってみると二つほど気になる点があります。

  1. 日付の並び順が「日/月/年」であること
  2. ディスプレイの視認性がイマイチなこと

下の写真がスマートリモコンS09の画面です。

スマートリモコンS09の画面

最下段が日付なのですが、並びが「日/月/年」になっていることがわかると思います。日本では一般的に「年/月/日」が利用されているので、この日付表示はなかなか慣れません。

スマートフォンアプリから設定が変更できれば良いのですが、そのようなことはできないようです。

また、ディスプレイ表面が反射することと液晶画面自体はやや奥まった位置にあるせいで、斜めから視認背が結構悪いです。

私の場合はディスプレイに表示された情報はほとんど見ることがないので視認性の悪さはあまり問題になっていませんが、画面を直接見る目的で購入した場合はストレスを感じると思います。

Xiaomiの温度計のようにE-Inkタイプのディスプレイだったらよかったのになぁと思います。

Xiaomi (Mijia) 電子温度・湿度計 Proを試す
今回はBluetooth対応のXiaomi (Mijia) 電子温度・湿度計Proを紹介します。視認性も良くコンパクトなサイズで非常に良い製品なのですが、スマートフォンと連携させるにはMi Homeアプリのロケールを中国に設定しなければいけないというのが欠点です。スマートフォンと連携させないと温度や湿度の変化を知ることができないので、この制約は大変残念です。ファームウェアのアップデートかアプリのアップデートで是非修正してもらいたいです。
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Smart Lifeアプリの気になる点

スマートリモコンTuyaを使うためにSmart Lifeというアプリが必須となります。

Smart Life - Smart Living - Apps on Google Play
Smart Living

海外製のアプリと思われますが、ちゃんと日本語化されており普通に使うことができます。

ところどころ怪しい日本語はありますが、ほとんど大丈夫です。

ただ、使っているといくつか気になる点も出てきます。

微妙な使いにくさ→解消していました

試行錯誤をしながら使っている、学習して覚えさせたボタンの名前を変更したい、作成したシーンを変更したい(ワンクリック実行のシーンで実行するタスクを変更したい)というような要望が出てきます。

しかし、私がSmart Lifeアプリを利用し始めたときは、これらの操作ができないという不満がありました。

例えば、学習したボタンの名前を変えたい場合は一度削除してから学習し直す、作成したシーンを変更したい場合はそのシーンを削除して作成し直す、というような感じです。

これには結構ストレスを感じていたのですが、2023/07/31にアプリをアップデートしたところ、これらの問題は解消していました!

若干、直感的に操作できないところもある気がしますが、使い勝手が良くなるのはありがたいことです。

謎のデバイスが表示される

私がSmart LiveアプリからスマートリモコンTuya S09を登録しようと検索したときに「Blade」という謎のデバイスが表示されました。

謎のデバイス

ときどきこのBladeの状態を見ているのですが、オンになったりオフになったりするので、誰かが使っているようなのです。

Blade

デバイスの詳細情報を見てみると次のように表示されます。

bladeのデバイス情報

ここで表示されるIPアドレスというのは実際に私がプロバイダから割り当てられているグローバルIPアドレスと一致しています。

利用しているIPアドレス

なぜ謎のデバイスが表示されるのかは謎なのですが、ひとつだけ仮説があるとすれば、このIPアドレスが関連しているのではないかとということです。

というのも、私の環境ではIPoEで接続しているので、グローバルアドレスとして割り当てられるIPv4アドレスは複数の家庭で共用されているのです。同じIPv4アドレスが割り照られているご家庭でこの謎の「Blade」を利用しており、Smart Lifeアプリが同じ家庭のデバイスと誤認したのではないかと疑っています。

とすると、セキュリティ的に大丈夫なのか?私が使っているスマートリモコンがBladeを所有しているご家庭にも見えているのではないか?という懸念がわいてきます。

ただこの仮説を裏付けることはできず、モヤモヤしながら使っている状態です。

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ちなみに今回購入したスマートリモコンS09もデバイス情報でIPアドレスを確認すると、同じIPアドレスが表示されます。

スマートリモコンのデバイス情報

そこで、プロバイダへの接続をIPoEからPPPoEに変更し、グローバルアドレスとして割り当てられるIPv4アドレスを変えてみれば、このIPアドレスも変わるのかと思ったのですが・・・なぜか、この画面のIPアドレスは以前に割り当てられたグローバルアドレスのままです。

この「デバイス情報」に表示されるIPアドレスが一体何なのかは謎です。もしかしたら登録したときのIPアドレスなのかも知れません。
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まとめ

今回は温度・湿度センサー付きスマートリモコンTuya S09を使ってみてちょっと気になったことを番外編として紹介しました。

スマートリモコンを制御するためのアプリであるSmart Lifeアプリも発展途上なのか、このレビューを書いている間にも少しずつ改善されていいます。今後も改善を期待したいところです。

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