ServersMan@VPSがスペックアップ

試したことをとりあえずメモに! VPSの導入と設定
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前回はスマホネタでしたが、久々に契約しているVPS(DTIのServersMan@VPS)の動きがあったので、そちらを紹介したいと思います。

ちなみに前回のServersMan@VPS関係のネタはこちらになります。

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スペックアップ内容

DTIからの公式アナウンスは下記のページです。

CPU能力には変化はないようですが、使用できるメモリとディスクが大幅に増量されるとのことです。

私はStandardプランを契約しているので、保証メモリが1.2GB→2GB, 最大メモリが2GB→4GB, ディスクが30GB→100GBにスペックアップすることになります。

スペック一覧

発表は2013/04/02ですが、申し込んだところ順次処理するので最大二ヶ月程度待ちとのことでした。また、場合によっては割り当てられているIPアドレスが変更になる可能性があるという記載もありました。

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スペックアップ実施の連絡

2013/05/09の夜に「[DTI]ServersMan@VPS スペックアップ実施のお知らせ」というタイトルで次のような内容のメールが来ました。

○○○○ 様
[ お客様ID ○○○○○○○○ ]

ServersMan@VPSサポートでございます。
いつも弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。

この度はServersMan@VPS ディスク容量・メモリのスペックアップにお申し込みをいただきありがとうございました。
以下の日程でスペックアップ作業を実施いたします。

[ スペックアップ日程 ]
———————————————————————-

  • 変更作業日時 : 2013年5月10日 11時00分 ~ 18時00分
  • 対象IPアドレス(IPv4) : XXX.XXX.XXX.XXX
  • 対象IPアドレス(IPv6) : XXXX:XXX:XXX:XXX:XXX:XXX
  • IPアドレスの変更 : 無
  • 新IPアドレス(IPv4) :
  • 新IPアドレス(IPv6) :
  • 新追加IPアドレス(IPv4)

※ スペックアップ作業中のご利用について

【IPアドレスの変更が「有」の場合】

VPSサーバーの移設が発生いたします。

移設はVPSを停止して作業を行い、移設完了後に起動するため、移設作業中はVPSがご利用できません。

– 利用不可時間の目安はモデルケースをご参考ください。

モデルケース:容量3G /15分ほど利用不可 (※)お客様のディスク容量次第で要する時間が異なります。

【IPアドレスの変更が「無」の場合】

スペックアップ作業中も通常通り、VPSのご利用をいただけます。

———————————————————————-

[ ご注意事項 ]
———————————————————————-

  • rootユーザーID/rootユーザーパスワード、ポート番号の変更はありません。
  • メンテナンス日においてはMyDTIからの起動/停止などの操作ができません。
  • IPアドレスが変更(移設)が伴う場合、移設後は旧IPアドレスがご利用いただけません。
  • 作業日程や作業時間のご要望、また申請後の取り消しは承れませんのでご了承ください。
  • ご契約内容はMyDTIで確認可能です。

———————————————————————-

IPアドレスが変わることを心配していたのですが、私の場合はIPアドレスの変更はないようです。

あとはスペックアップが実施されるのを待つのみです。

スペックアップの結果

メールで指定されて作業時間の経過後、サーバの状態を調べてみました。

CPU

CPUはスペックアップの項目に含まれていないので、変更はありませんでした。参考までにCPUの情報を記載しておきます。

cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 44
model name      : Intel(R) Xeon(R) CPU           L5640  @ 2.27GHz
stepping        : 2
cpu MHz         : 150.148
cache size      : 12288 KB
physical id     : 1
siblings        : 12
core id         : 0
cpu cores       : 6
apicid          : 32
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 11
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx pdpe1gb rdtscp lm constant_tsc ida nonstop_tsc arat pni monitor ds_cpl vmx smx est tm2 ssse3 cx16 xtpr sse4_1 sse4_2 popcnt lahf_lm
bogomips        : 4522.11
clflush size    : 64
cache_alignment : 64
address sizes   : 40 bits physical, 48 bits virtual
power management: [8]
(以下、processor 23まで繰り返し)

Linuxカーネル

こちらも特にスペックアップ内容として記載されていません。スペックアップ前後で違いはありませんでした。だいぶ古いカーネルとなっているので、バージョンアップしてもらいたいところです。

cat /proc/version
Linux version 2.6.18-194.3.1.el5.028stab069.6 (root@rhel5-build-x64) (gcc version 4.1.2 20080704 (Red Hat 4.1.2-46)) #1 SMP Wed May 26 18:31:05 MSD 2010

メモリ

当然ではありますが、使用可能なメモリサイズが2倍(2GB→4GB)になっていました。

スペックアップ前

cat /proc/meminfo
MemTotal:      2097152 kB
MemFree:       1341784 kB
Buffers:             0 kB
Cached:              0 kB
SwapCached:          0 kB
Active:              0 kB
Inactive:            0 kB
HighTotal:           0 kB
HighFree:            0 kB
LowTotal:      2097152 kB
LowFree:       1341784 kB
SwapTotal:           0 kB
SwapFree:            0 kB
Dirty:               0 kB
Writeback:           0 kB
AnonPages:           0 kB
Mapped:              0 kB
Slab:                0 kB
PageTables:          0 kB
NFS_Unstable:        0 kB
Bounce:              0 kB
CommitLimit:         0 kB
Committed_AS:        0 kB
VmallocTotal:        0 kB
VmallocUsed:         0 kB
VmallocChunk:        0 kB
HugePages_Total:     0
HugePages_Free:      0
HugePages_Rsvd:      0
Hugepagesize:     2048 kB

スペックアップ後

cat /proc/meminfo
MemTotal:      4194304 kB
MemFree:       3378656 kB
Buffers:             0 kB
Cached:              0 kB
SwapCached:          0 kB
Active:              0 kB
Inactive:            0 kB
HighTotal:           0 kB
HighFree:            0 kB
LowTotal:      4194304 kB
LowFree:       3378656 kB
SwapTotal:           0 kB
SwapFree:            0 kB
Dirty:               0 kB
Writeback:           0 kB
AnonPages:           0 kB
Mapped:              0 kB
Slab:                0 kB
PageTables:          0 kB
NFS_Unstable:        0 kB
Bounce:              0 kB
CommitLimit:         0 kB
Committed_AS:        0 kB
VmallocTotal:        0 kB
VmallocUsed:         0 kB
VmallocChunk:        0 kB
HugePages_Total:     0
HugePages_Free:      0
HugePages_Rsvd:      0
Hugepagesize:     2048 kB

ディスク

キャンペーンで2GB追加していたので、32GB→102GBに増量していました。すでに10GB近く利用していたのですが、かなり余裕ができました。これは助かります。

スペックアップ前

df
Filesystem           1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
/dev/simfs            33554432  10244688  23309744  31% /

スペックアップ後

df
Filesystem           1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
/dev/simfs           106954752  10046136  96908616  10% /

連続稼働時間

uptimeコマンドで連続稼働時間を調べたところリセットされていませんでした。稼動状態のまま各種リソース制限を調整したのがわかります。

おそらくIPアドレスの変更があった人は、uptimeもリセットされるのだと思います。

uptime
19:11:14 up 179 days,  6:02,  1 user,  load average: 0.02, 0.05, 0.07

まとめ

今回はServersMan@VPSのスペックアップ内容を紹介しました。

価格が変わらずこのスペックアップというのはとてもうれしいですが、実際に使ってみたところでは余り差がわかりません。

次回はこの増加したメモリを活用する方法を検討したいと思います。

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