前回はポーランドでOrangeのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
私がOrangeのプリペイドSIMカードを購入したのは2019年5月になります。状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードを再度紹介しておきます。
私が購入したのはOrangeのプリペイドSIMカードです。SIMカードは標準・マイクロ・ナノの3サイズ対応です。
価格は5PLN(約150円)でデータ通信は6GBまで可能です。
アクティベーション
アクティベーションはOrangeのプリペイドSIMカードをスマートフォンに挿入するだけです。
すぐに電波をつかんで、次のようなSMSが送られてきます。私の場合はまず3通送られてきました。
1通目はウェルカムメッセージと、TOP UP毎にボーナスでデータ通信量(最大100GB)がもらえることが記載されています。
2通目はよくわかりません。翻訳するとリミットをプレミアムサービスに切り替えたというような意味のようですが、謎です。
3通目は2通目に関連するようで、リミットが「35」になったと書かれていますが、これも謎です。
数分待っていると、もうSMSがもう1通送られてきました。
スターターパックの14日間6GBのインターネットパッケージが利用可能になったとの内容です。
最初は5PLN(約150円)で6GBというのはあまりにも安すぎると疑っていたのですが、本当に6GB使えるようです。
APN設定
スマートフォンでインターネット通信をするためにはAPNというのを設定をする必要があります。
Androidの場合
Androidの場合は「設定」→「ネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」あたりに設定メニューがあります。
私が使用しているスマートフォンGoogle Pixel 2の場合は、OrangeのAPN情報がプリセットされていたためAPNを選択するだけでした。
ちなみにAPNの設定内容は次のようになっていました。
事前調査したとおり
APN | internet |
---|---|
ユーザ名 | internet |
パスワード | internet |
を設定すれば良いようです。
これでデータ通信ができるようになります。最初は3Gだったのですが、しばらく待つとLTEに切り替わりました。
iPhoneの場合
SIMフリー版のiPhone SEも持っていたので試したところ、iPhone SEもSIMカードを挿入するだけで自動設定されました。
また調べてみると次のようなAPNが設定されていました。
Androidのときとは異なりますが、これでも問題なくデータ通信ができました。
初期状態の確認
残高確認は「*124*#」に発信することで行えます。
確認結果はそのまま画面に表示されます。
ポーランド語ですが、おそらく2行目が残高を示していているようです。残高は5 PLNなので、プリペイドSIMカードは実質無料であったことがわかります。
3行目はおそらく有効期限で30日利用可能と言うことだと思います。
データ残量は「*101*01#」で確認ができます。
データ残量確認は画面に次のように表示されます。たぶん「しばらく待て」というような意味ではないかと思います。
詳細な内容はSMSで送られてきます。
内容はポーランド語ですが数字のところに着目すれば、残りデータ量が6GBで2019年5月16日の23:59まで使える、ということがわかります。
ここでも6GBのデータ通信ができることが確認できました。
まとめ
今回はポーランドで購入したOrangeのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介しました。
購入したプリペイドSIMカードはスターターパックということで挿入するだけですぐに使い始めることができました。スマートフォンによってはAPNの設定だけは必要かもしれません。
約150円で6GBもデータ通信ができますし、なかなかお得なプリペイドSIMカードと思います。
次回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。
コメント