ナゴルノ・カラバフでプリペイドSIMを使う その4: Karabakh Telecomの実際の使い勝手

前回はナゴルノ・カラバフのKarabakh Telecomの初期設定を紹介しました。

今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介します。

今回の記事は2018年8月の取材に基づいています。

現在とは状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。

ステータス確認

プリペイドSIMカードはあとどれくらい使えるのかが気になるところです。

Karabakh Telecomでは「*122#」で残高などのステータスを確認にすることができます。

ステータス確認

ステータス確認の結果は次のように画面に表示されます。

ステータス確認結果

内容はアルメニア語ですが、どうやら残高が600AMD、有効期間が2018/10/8までであることがわかります。

プリペイドSIMカードを購入したのが2018/8/17だったので、プリペイドSIMカードの有効期間は53日間ほどです。

中途半端な期間なのが気になりますが、SIMカードを購入したときの有効期間は30日で、そのあとTOP UPしたかたちになるので、有効期間がプラスになったのかもしれません。

インターネットパッケージのデータ残量は「*200#」で確認することができます。

データ残量確認

結果は次のように表示されます。

データ残量確認結果

この例では残りが291MBということになります。

バンド (周波数)

首都のステパナケルトでは3G (HSPDA)で接続できました。

このときの周波数 (バンド)は「B8」でした。

Karabakh Telecomの3Gバンド

3GのBand 8は日本だとソフトバンクが使っています。3GのBand  8は割と対応しているスマートフォンが多いのではないかと思います。

なお、Karabakh Telecomは3GをBand 1 (2100MHz)でも開始しているという情報もありますが、私は確認することができませんでした。

LTEについてはナゴルノ・カラバフではまだサービスされていません

通信速度

気になる通信速度ですが、ステパナケルトで3Gで接続しているときに測定してみました。

測定にはspeednet.netというソフトを利用しました。

Speedtest.net
Speedtest.net
Developer: Ookla
Price: Free

結果はかなり残念なものとなりました。

Karabakh Telecomの通信速度

Google Mapなどはギリギリ使えますが、Youtube等の動画サービスはほぼ無理だと思います。

おそらくナゴルノ・カラバフ自体の通信インフラが弱いのだと思います。

サービスエリア (カバレッジ)

私はステパナケルトの他に滞在したのはシュシュだけで、あとはアルメニアのセバン湖方面に陸路出抜けました。

この旅程では3Gになったのは首都のステパナケルトだけです。あとは2Gになってしまいます。

2Gになるとかなり通信速度は遅くなります。

じっと我慢すればGoogle Mapは表示できるという程度です。

ナゴルノ・カラバフの地図はGoogle Mapで表示できますが、経路案内はできませんので注意してください。

ナゴルノ・カラバフを自力で旅行しようとする方は、オフラインで使えるマップを用意しておくことをお勧めします。

まとめ

今回はナゴルノ・カラバフのKarabakh TelecomのプリペイドSIMカードを実際に使った様子を紹介しました。

ナゴルノ・カラバフの通信インフラが弱いようで、3G接続できたとしても通信速度はイマイチです。そもそも3Gでつながるのは主要な都市部のみなので注意が必要です。

ナゴルノ・カラバフを個人旅行する場合はオフラインで使える地図を用意しておきましょう。

次回はタイのDTACのプリペイドSIMカードの情報を紹介します。