OmnitelはTeliaに名称が変更になったようです。
プリペイドSIMカードについてはExtraという名称で継続していますので、下記を参照してください。
前回はリトアニアで購入したOmnitelのプリペイドSIMカードでインターネット通信をできるようにしました。
今回は通信速度など実際にOmnitelのプリペイドSIMカードを使ってみた状況を紹介したいと思います。
データ通信速度 – 3G
3Gでのデータ通信速度はSIMロック解除したAQUOS PHONE ZETA SH-02EとNexus5で行いました。基本的に測定はアンテナアイコンがすべて立っているタイミングを狙って行いました。
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eでの測定結果
AQUOS PHONE ZETA SH-02EはLTEに対応していますが、どうもドコモ以外のLTEには接続できないようなので、リトアニアではLTEは使えず3Gでの接続となりました。3Gは高速のHSPDAあるいはHSPAでつながっていたようです。
3回の測定結果から見ると3Gとしては安定して高速に通信ができているということができます。これならばLTEが使えなくても十分かもしれません。
1回目 トラカイ島城周辺
世界遺産の一部でもあるトカライ島城の正面あたりです。スクリーンショットを見るとこの時はアンテナは1本かけていました。
2回目 カウナス中心部
カウナスの中心部(旧市街)での測定です。
3回目 ヴィリニュス中心部
3回目はヴィリニュスの旧市街、大聖堂の正面あたりで測定を行いました。
Nexus5での測定結果
Nexus5はLTEに対応しており、リトアニアでLTEを使うことができました。AQUOS PHONE ZETA SH-02Eとの比較のために3Gにして測定したときの結果を示します。
3Gの通信速度は同じ場所でもNexus5のほうがAQUOS PHONE ZETA SH-02Eよりもかなり早くなりました。モデム周りに根本的な性能差があるのかもしれません。
1回目 カウナス中心部
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの2回目の測定場所と同じ場所です。
2回目 ヴィリニュス中心部
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの3回目の測定場所と同じ場所です。
3回目ヴィリニュス国際空港
早朝の空港です。電波はすいていたとは思いますが、カウナス・ヴィリニュスの市街地より遅くなりました。
データ通信速度 – LTE
Nexus5(D821)ならばリトアニアでLTEを使うことができます。ただしどのバンドをつかんでいるのかは確認しませんでした。
LTEでの測定結果は非常に良いものでした。もしかしたらドコモより早いかもしれません。
1回目 カウナス中心部
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの2回目の測定場所(Nexus5の3Gでの1回目の測定場所)と同じです。
2回目 ヴィリニュス中心部
AQUOS PHONE ZETA SH-02Eの3回目の測定場所(Nexus5の3Gでの2回目の測定場所)と同じです。
3回目 ヴィリニュス国際空港
Nexus5の3Gでの3回目の測定場所と同じです。この時はアンテナアイコンはタイミングが悪かったのか一部欠けていました。
サービスエリア(カバレッジ)
リトアニア滞在中はAQUOS PHONE ZETA SH-02Eを主に使っていたのでLTEのサービス状況については確認できませんでしたが、3Gに関していえば常時使用できたと記憶しています。
データ通信速度の測定結果から見て3Gも十分なスピードが出ており、常用して問題ない感じです。
LTEについてはOmnitelのWebページでサービスエリア(カバレッジ)を調べることができます。
2015年9月現在の様子は下記の通りです。電波が強い順に赤→緑→青となっています。この図を見る限りは、ほとんどの都市部および幹線道路ではLTEは使用できそうです。
テザリング
残念ながらリトアニア滞在中にテザリングを行わなかったため、OmnitelのプリペイドSIMカードでテザリングができるかどうかを確認できませんでした。
まとめ
今回はリトアニアで購入したOmnitelのプリペイドSIMカードの実際の使い勝手を紹介しました。
LTE・3Gともに十分な通信速度が出ており使っているうえで不満は出ませんでした。価格も安いですしリトアニアに滞在するならばお勧めできるプリペイドSIMカードです。
リトアニアのプリペイドSIMカードは今回で終わりで、次回はリトアニアの隣国・ラトビアのプリペイドSIMカードを紹介したいと思います
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