前回はイギリス・Threeのローミング対応プリペイドSIMカードの初期設定を紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを実際に使ってみます。
今回はイタリアとスイスに滞在しました。また、日本からはドバイ(UAE)経由で移動しました。
イタリアとスイスでの状況
イタリアとスイスはThreeのローミングサービス「Feel at Home」の対象国です。
この場合、ThreeのプリペイドSIMカードをスマートフォンに装着してデータローミングをオンにすればスマートフォンでインターネットを利用することができました。
使用したのが対応周波数が多いiPhone SEということもあって全く問題がありません。
ただし、Threeの制約により接続は3Gのみになり、LTEは使えません(LTEが使えるのはイギリス国内のみです)。
3GでもLINEやInstagramなどのアプリは普通に使えるので実用上は問題にならないでしょう。
ちなみに、通話も普通に使えました。
ドバイでの状況
Threeの「Feel at Home」のWebサイトでローミング状況を調べることができます。
「Where are you roaming?」ところに「UAE」と入力するとドバイでの対応胸脇を調べることができます。
結果は「United Arab Emirates is not a Go Roam destination」と表示されてしまいました。
ローミングでは使えないということです。
実際にもドバイではThreeのプリペイドSIMカードでデータ通信を使うことができませんでした。
正確にはThreeのローミング対応のプリペイドSIMカードに最初から着いていたインターネットパッケージが使えないということです。
別途をチャージして残高を増えればデータローミングは利用可能だと思います。ただし、かなり高くなるのでお勧めしません(例えば1MBあたり3ポンドになります)。
ステータスの確認方法
プリペイドSIMカードを使っていると気になるのはあとどれくらい使えるかということです。
今回は通話3000分/SMS3000通/データ1GBのプリペイドSIMカードを購入して使用しています。
ThreeのプリペイドSIMカードでステータスを確認するには、ThreeのプリペイドSIMカードを使っている状態(Wi-Fiではなくモバイルインターネットを使用した状態)で、下記のURLにアクセスします。
すると次のようなWebサイトが表示されます。プリペイドSIMカードのステータスを確認をするためには、ここで「Account balance」を選択します。
「Account balance」を表示させたのが下のスクリーンショットです。
少し文字が小さいですが
- データ通信の残量: 312.33MB
- 通話の残量: 2984分
- SMSの残量: 3000通
- 残高: 0ポンド
ということがわかります。
結局、データ通信で690MBほどを利用し、通話も16分ほどしただけでした。
これならデータ専用SIMを買って、Skype out等を使った方が良かったかもしれません。
しばらく使った感想
今回はヨーロッパに1週間程度滞在するために、あらかじめヨーロッパ各国対応のプリペイドSIMカード日本で購入しました。
いつもは現地でプリペイドSIMカードを購入するのですが、あらかじめ購入しておくと現地ですぐにインターネットに接続できかなり便利であることがわかります。
現地でプリペイドSIMカードを購入すると、もっと安く運用できたり、LTEが使えるなどのメリットがあります。
しかし、慣れていない方・時間が無い方には、今回紹介したようなプリペイドSIMカードをあらかじめ購入しておくのも良いのではないかと思います。
まとめ
今回はイギリスThreeのローミング対応SIMをヨーロッパで利用した状況を紹介しました。
イタリア・スイスで利用しましたが、3G接続に制限されるものの問題なくデータ通信を使うことができました。
日本のAmazonで簡単に購入することができるので、ヨーロッパなどThreeが対応している国に旅行する方にはお勧めできるSIMカードです。
コメント
Threeの難点は日本に電話できない事と田舎で繋がりにくい事ですね
コメントありがとうございます。
通話で利用していないので日本に電話できないことは気づかなかったです。
Skeype outやLINE outをうまく活用したいところですね。