前回はエジプトのプリペイドSIMカード事情を調べてみました。今回はいよいよ現地で購入です。
今回は空路でカイロ国際空港に入り、そのままアスワン国際空港へ向かいました。アスワンからナイル川沿いに下るルートを選択したためです。
効率的にエジプト旅行をしようという人にはよくあるルートかもしれません。
なお、私のスマートフォンはSIMロックを解除してあります。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあること(いわゆるSIMフリー状態)を確認してください。
今回の記事は2018年5月の取材に基づいています。
現在とは状況が変わっているかもしれないのでご注意ください。
カイロ国際空港の状況
今回のカイロ国際空港はトランジットで利用しました。
国際線から国内線への乗り継ぎなので、ここでエジプトに入国します。従って時間があればカイロ国際空港でプリペイドSIMカードを購入することも可能だったはずです。
ところが、カイロ国際空港に到着する便が遅れ、トランジット時間がほとんどなく空港内をダッシュで移動する有様でした。
このため残念ながらカイロ国際空港でのプリペイドSIMカードの販売状況は確認できませんでした。
アスワン国際空港の状況
カイロ国際空港の状況が上記のようだったので、アスワン国際空港でプリペイドSIMカードを替えるかもと思って、空港を確認してみました。
しかし、この空港は何もありません。プリペイドSIMカード売り場どころか両替所も見当たりません。到着が9時前だったのでシャッターが閉まっていただけかもしれません。
ただあの様子をみるとあまり期待できない感じでした。
アスワン市内のVodafoneショップ
アスワンはナイル川沿いのストリートが栄えています。ここを歩いているとVodafoneショップを見つけることができました。
ちなみにこのストリートに両替商も何カ所かあるので、両替しておくことをお勧めします。
場所はこの辺です。
Vodafoneのコーポレートカラーの赤でカラーリングされているのでわかり易いと思います。外観はこんな感じです。
朝の10時半頃に行ったのですがそれほど混んでおりませんでした。
VodafoneのプリペイドSIMカードを購入!
あとは店員さんにプリペイドSIMカードを欲しいと言ってパスポートを見せればOKです。
店員さんは流暢な英語を話すのでアラビア語は不要です。
私が購入したときにはプリペイドSIMカードは43LE (約 250円)といわれました。
一緒にインターネットパッケージが欲しいと訪ねると「1GB 30LE、4GB 90LE、8GB 140LE」と教えてくれます。1GBでは少なすぎるし、4GBでは多すぎるのでその間はないのかと確認したところ「2.5GB 60LE」というのがあるというので、これにしました。
事前調査では当時は2.5GBのインターネットパッケージは40LEでした。
TOP UPには税金がかかるようで実際に使える金額はTOP UP金額より少なくなります。そのため余裕を持って60LEと案内したのだと思います。
合計は103LE(約600円)です。小銭がなかったので50LE札を3枚渡したところ、面倒だったのか3LEをまけてくれて100LEで売ってくれました。
レシートは2枚発行されました。1枚目はプリペイドSIMカードの料金の43LEです。ちなみに、Invoiceという文字の下にある「Mobile No」が割り当てられた電話番号だと思います。
2枚目はインターネットパッケージのための60LEです。インターネットパッケージを直接買ったのではなく、60 LEをTOP UP(チャージ)したことがわかります。
ただ税金がかかっているので、実際に使えるのは48.73LEのようです。
ちなみに、インターネットパッケージの申し込みも全て店員さんがやってくれて、私は特にスマホを操作する必要がありませんでした。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードのパッケージは次の通りです。Vodafoneのコーポレートカラーの赤一色です。
裏側にはプリペイドSIMカードの電話番号が書かれています。
中にはプリペイドSIMカードが入っています。プリペイドSIMカードは標準・マイクロ・ナノの3サイズ対応です。
3サイズ対応なのでどのスマートフォンにも挿入することができるはずです。
まとめ
今回はエジプトのアスワンでVodafoneのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
店員さんは英語を話しますし、プリペイドSIMカード・インターネットパッケージの価格も安いです。
観光大国であることから店員さんが旅行者にも慣れているので、エジプトでのプリペイドSIMカードの購入のハードルは低そうです。
次回はこのプリペイドSIMカードの初期状態を紹介します。
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