前回まではポルトガルのプリペイドSIMカードについて紹介しました。今回からは新シリーズのボスニア・ヘルツェゴビナ編です。
その他の国については下記のまとめページを参照してください。
ボスニア・ヘルツェゴビナに訪問したのは2013年5月になります。やや古い情報になるかもしれませんのでご注意ください。
ドコモのローミング情報
これまでと同様に、渡航前にドコモのローミング情報を確認します。
これで、ドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。また、3G対応やサービスエリアについても確認可能です。
ドコモのボスニア・ヘルツェゴビナでのローミング情報は下記のページから入手することができます
2014年3月現在の状況は下記の通りです。
BHMobileという会社とm:tel/MOBI’Sという会社の2社で3G通信ができるのがわかります。
ちなみに渡航前(2013年4月)にはGSMのところに○が付いていました。ここ半年ぐらいで2Gが廃止になったのかもしれません。
Wikipediaの情報
Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。
ドコモのローミング情報にでていた2社はユーザ数も拮抗しており、ボスニア・ヘルツェゴビナでは2強といえる状況です。もう一社のHT Eronetはユーザ数ではちょっと押されています。
周波数帯は3社とも3Gは2100MHz帯を使っています。これは3Gでは標準的な周波数ですので、SIMロックフリーの3G対応携帯ならばどの会社でも問題なく通信できそうです。
BH Mobileとm:telの2社は高速3G通信(HSDPA等)が使用できるので、買うならばこの2社のいずれかが良いでしょう。
インターネット上の情報
「ボスニア・ヘルツェゴビナ プリペイドSIM」でググると日本語のブログがありました。m:telのプリペイドSIMカードを購入して、SIMロックフリーのスマートフォンで使えたとのことです。
まとめ
今回は事前に調査したボスニア・ヘルツェゴビナのプリペイドSIMカード事情について紹介しました。
BH Mobileとm:telの2強という状況のようで、この2社ならば高速な3G通信ができることが期待できます。
次回はボスニア・ヘルツェゴビナで実際にプリペイドSIMカードを購入しようとした話です。
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