前回はベラルーシのプリペイドSIMカード事情を調べてみました。今回はいよいよ現地で購入です。
今回はベラヴィア航空でミンスク国際空港(ミンスク第二空港)に到着しました。ベラルーシに入国するには空路のほかにリトアニアやウクライナから国際電車がありますがその場合もミンスクに到着することになると思います。
なお、私のスマートフォンはSIMロックを解除してあります。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあること(いわゆるSIMフリー状態)を確認してください。
ミンスク国際空港(ミンスク第二空港)の販売状況
海外旅行をしていてプリペイドSIMカードを買うチャンスがある第一のポイントは空港です。空港の場合、手数料が上乗せされることも多いのですが、旅行者に慣れている店員さんがいるので購入はしやすいことが多いです。
ベラルーシの場合も、ベラルーシ語の文字が全く読めないとということもあって、空港でプリペイドSIMカードを購入するのがベストだと思っていました。
しかし、空港に到着して税関を抜けたところ(到着ロビー)にはお店らしいお店がありません。少なくても見渡す限りは携帯電話ショップはありませんでした。本来は空港をくまなく探したかったのですが、空港から市内に向かうバスの本数が限られているため、それに遅れないようにあきらめて空港を離れることにしました。
なおミンスク国際空港のWebサイトを見ても携帯電話ショップらしき記述はありませんでした。
ミンスク市内の販売状況
事前調査によるとプリペイドSIMカードの販売はvelcomのサービスセンター(ドコモショップのようなキャリアのお店)で販売されるとなっていました。
そこで事前にvelcomのWebページでミンスク中央駅近くのお店を探しておきました。velcomのWebページには販売店一覧があります。
しかし、ミンスクのストリート名を知らないと検索できません。そこでGoogle Mapで「minsk velcom」で探して下記のお店にめどをつけておきました。
なお、何軒か携帯電話グッズを扱っているお店で、velcomのプリペイドSIMカード(Privet)があるかどうか聞いてみたのですが、入手することはできませんでした(というかコミュニケーションが困難であった)。プリペイドSIMカードを入手するためにはvelcomのサービスセンターに行くのが無難だと思います。
velcomのプリペイドSIMカードを購入!
地図で調べた場所に行くとただのビルで携帯電話ショップのようなものはありません。よくよく見てみると扉の一つにvelcomのロゴがあったので、その中にvelcomのサービスセンターがあることがわかりました。ドコモショップのような大きな看板を予想していたのですが違いました。
お店に入り、プリペイドSIMカードを欲しいとアピールする(PrivetとSIMと書いたメモを見せる)と、奥から英語ができるスタッフを読んできてくれてコミュニケーションをとることができました。
このスタッフにプリペイドSIMカードについて聞いたところ次のように説明してくれました。
- 価格は30000ルーブル (事前調査通り)
- インターネット1GB込み
- 初期残高は100ルーブルぐらいで電話はTOP UP市内とできない
- 購入にはパスポートと住所が必要
問題は住所ですがホテルの住所で問題ないということでした。上記の条件に同意してパスポートを渡すと次のような契約書を作成してくれます。
これにサインをして30000ルーブルを払えば購入となります。
下記が購入したプリペイドSIMカードです。パッケージは店員さんが没収してしてしまったので入手することができませんでした。
私が入手したプリペイドSIMカードは通常・マイクロ両対応(いわゆるコンビSIM)でした。ナノSIMが必要な場合はあらかじめ店員さんに伝えておいた方がよいと思います。
ちなみに通話についてはほとんどしないということで、TOP UPは行いませんでした。
まとめ
今回はミンスクの市内でvelcomのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
ミンスク市内には携帯電話を扱う小さいショップはたくさんありますが、プリペイドSIMカードを購入するときはvelcomの直営ショップに行った方が無難そうです。事前にネットで場所を調査しておくとスムーズです。
次回はこのプリペイドSIMカードの初期設定を行います。
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