前回はiPhone SEにつて紹介しました。今回からは久しぶりの海外プリペイドSIMカードの情報としてバハマの情報を紹介したいと思います。
バハマといえばカリブの島々からなる観光大国です。とはいえ日本からの旅行者は少ないと思いますが・・・
バハマ以外の国のプリペイドSIMカードについては下記を参照してください。
なお私のスマートフォンはSIMロックを解除した状態(いわゆるSIMフリー)です。海外でプリペイドSIMを使おうと思っている方は、SIMロック解除してあることを確認してください。
ドコモのローミング情報
いつものように渡航前にドコモのローミング情報を確認します。
この情報でドコモ端末で確実に通信ができる携帯電話会社を把握することができます。また、3G対応やサービスエリアについても確認可能です。最近ではLTEのローミング情報も記載されています
ドコモのバハマでのローミング情報は下記のページから入手することができます。
2018年4月の状況は次の通りです。
BTCというキャリアがあるのですが、なんとドコモの端末ではLTEどころか3Gも使えません。
使えるのはGSMという2Gの規格で、これだとかなり遅い通信しかできません。
Wikipediaの情報
Wikipediaには各国の携帯電話会社の情報がまとまっています。
2018年4月の状況は次の通りです。
どこのもローミング情報と同様にキャリアはBTCのみです。バハマは実質この1社のみなのでしょう。
実はAlivというキャリアもあるようですが、新興企業らしく情報がほとんどありません
BTCの周波数についてはWikipediaに乗っていなかったので調べてみたところ、3G(UMTS)はバンド5、LTEはバンド17ということがわかりました。
いずれも日本では使われていないバンドなので、日本国内向けのスマートフォンだとバハマでモバイル通信をするのはちょっと難しいかもしれません。
ただ、iPhone系の場合は対応バンドが多いので使えると思います。
インターネット上の情報
渡航前にインターネットで情報を探しておきましょう。
BTCの公式サイト
バハマは公用語が英語のため、BTCのWebサイトももちろん英語です。これなら解読できると思います。
BTCの公式サイトは下記になります。
そしてプリペイドSIMの情報は下記にまとまっています。
2018年4月の時点ではインターネットパッケージとして下記の5種類が用意されていました。
まとめるとこんな感じです。
価格 | データ通信量 | 有効期限 | 自動継続 |
---|---|---|---|
2.99ドル | 500MB | 1日 | なし |
7ドル | 1GB | 10日 | あり |
10ドル | 2GB | 30日 | |
25ドル | 6GB | ||
35ドル | 15GB |
短期間の旅行なら7ドルで1GBのプランなどが良さそうです。
そのほかにも通話とのセットになったパッケージなども用意されています。のでチェックしておくと良いでしょう。
なお、この価格は税抜きですので、実際にはさらに7.5%の税品が上乗せになります。
APNの情報については下記のページに記載されていました。
APN | internet.btcbahamas.com |
---|---|
ユーザ名 | なし |
パスワード | なし |
BTCのショップの場所は下記で確認できます。
自分の滞在する島の情報をチェックしておきましょう。
Prepaid Data SIM Card Wiki
私がいつも参考にしているサイトです。
こちらのサイトによれば、
- SIMカード自体の価格は 15ドル
- 町中のBTCのショップで購入可能
- 残高確認は「*201#」
- TOP UPは「*202#」
等の情報がわかります。
ちなみに、このサイトにはもう一つのキャリアのalivの情報もあります。
alivは、BTCの独占を崩すために認められた会社のようなので、SIMの価格は同じ15ドルのようですし、あまり価格の差はなさそうです。
alivの公式ページは下記(英語)になるので、気になる場合はチェックして起きましょう。
まとめ
今回は調査したバハマのプリペイドSIMカード事情について紹介しました。
実はバハマに行ったのは約1年前なので、今回新たに調べ直しました。
バハマでモバイル通信をする際の最大の障害は周波数(バンド)です。3Gがバンド5、LTEがバンド17となっており日本で入手できるスマホでは対応しているかなり限られると思います。
次回は実際にバハマでSIMカードを買ったことを紹介します。
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